紙の本
読んでいて納得しやすかったです。
2021/05/18 19:34
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投稿者:一読者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
こんな組織、集団は衰退するという事例をわかりやすく紹介している本です。経営の知識がなくても、わかりやすく読んでいけます。各章にポイントが見開き2ページでまとめられていて助かります。読みやすい日本語で書かれているのも良かったです。
紙の本
今の日本にとっては耳が痛い話
2016/01/30 01:50
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投稿者:ホンの無視 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書に記載のある「傲慢症」には東芝が、「コアコンピタンス依存症」にはシャープがピッタリと当てはまってしまいそうではないか。
今読んでも非常に興味深い内容である。
本書は前著(「エクセレント・カンパニー」)で取り上げるような企業が失速している原因について記されている。
まさに「驕れるものは久しからず」と言ったところか。
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競合との熾烈な競争ではなく、企業の内部に潜む自滅的習慣によって企業は滅んでいく。その自滅的習慣の症状、処方箋という形でこの本は書かれている。症状として豊富な事例(症例)が盛り込まれている。これがまた参考になる。最近は歴史から学ぶというのが一つの自分のテーマになりつつあるのだけど、優良企業が苦境に陥った歴史を学べる貴重な本だと思う。競争がグローバルになっているという状況を認められない・認めない企業が滅んでいった例が多い。本当にグローバルレベルで考えていかないといけないと感じた。[2008/9/5]
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エクセレントカンパニーを蝕む7つの習慣。会社が自戒のための視点としては指針となる。
某良書を逆引きからとらえる発想が面白かった。いっぽうでうちの会社のことが心配になった。
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ただのコメントです。
企業の成長が見込めないこと、衰退していくことに対しての問題点と解決策が書かれている。
人間にも当てはめてることであり、イメージしやすくなっている。
(大)企業がどうして衰退していくかの例を挙げており、
多くの経営者が自社の問題を挙げているような錯覚に陥ることもあるだろう。
時代時代で、企業が陥る問題点は変わっていくが、
問題が起きる前に、防ぐ意識があるのかが大事であると
実感する本である。
後から問題が起きた理由はいくらでも考えることが出来る。
問題が起きて、いかに被害をとどめるか、
簡易に、短期的な利益を求めて問題を解決することの危険性も実感する。
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7つの習慣病
・現実否認症 神話、定石、正統という呪縛
・傲慢症 おごれる者は久しからず
・慢心症 成功は失敗のもと
・コア・コンピタンス依存症 諸刃の剣
・競合近視眼症 忍び寄る伏兵
・拡大強迫観念症 右上がりの幻想
・テリトリー欲求症 コップの中の縄張り争い
どの症状も大概の企業に当てはまっていそうだ。
対策として、これらの症状はどの企業でも起こることであるということを意識することだろう。
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本を読んでくれた書店の方の感想です。
「「いい加減に、目を覚ませ!」と頭を突然叩かれるような痛快な本でした。
何だか憎たらしく聞こえてきそうな訳の仕方、この内容だからこそ説得力がある、かっこいいなという感じです。
さまざまな企業が蝕まれていってしまうのは社員のモチベーションが低いせいではない。景気が悪いとか国が悪いとか、そんなことは関係ない。私たちの周りが今まで目を向けてきた問題はきっと的が外れています。この本が取り上げている「習慣」に比べたら、後から湧いてきたような問題をたとえ解決したとしても、微々たる、表面的な治療にしかならないでしょう。
まさにがちがちになっていた固定観念を剥がされました。それは会社が危ないから云々という事例に限らず、自分も人間である限り、何も考えず過ごしていれば間違った方向に進みだすという危機感を持つことにもつながります。この習慣を見直し、改善するべきなのは決して巨人だけではないはずです。この本を読んで、「自分は明日からどう仕事に取り組むのか、人間として充実するための人生を切り拓いていくのか」と作戦を練りだしています。
企業というものは、働く人とその家族皆を幸せにするためにあるもので、それをできない企業は存在してはいけません。それを許すべからずと書かれたのが本書であり、世界中の経営者、働くすべての人々はこの本に書かれている「蝕まれないための習慣」を身に付けるべきだと思います。そうでないと、企業で働く人達を幸せにしてあげられません。私たちの生きる目的は、結果としてどれだけの人を幸せにできるかということだと思っています。」
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「エクセレント・カンパニーを蝕む7つの習慣病」というサブタイトルに、自分の会社はどうなんだろうと気になって購入。
7つの習慣病とは、
- 現実否認症 (神話、定石、正統という呪縛)
- 傲慢症 (おごれるものは久しからず)
- 慢心症 (成功は失敗のもと)
- 競合近視眼症 (諸刃の剣)
- コア・コンピタンス依存症 (忍び寄る伏兵)
- 拡大脅迫観念症 (右肩上がりの幻想)
- テリトリー欲求症 (コップの中の縄張り争い)
というものらしいです。
何でしょうか、やはり慢心だったり、傲慢だったりしたことは自分の会社にもあったのかなあ、と思ったりします。
予防は治療法に優ります、ということですので、気をつけましょう。
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外部から見える企業の姿と内実は大きく違うこともある。
なかにいる内部監査人にとって、少なからぬエクセレント・カンパニーが破滅に陥った要因を知っておくことは有益。
エクセレント・カンパニー、ビジョナリー・カンパニーを読んで感銘を受けたなら、なおのこと、本書を読んでほしい。
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■優良企業の自滅的習慣
①現実否認
・「我々は違う」症候群
・「自前主義」
・「正当化」
②傲慢
③慢心
④コア・コンピタンス依存
⑤競合近視眼
⑥拡大脅迫観念
⑦テリトリー欲求
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THE SELF-DESTRUCTIVE HABITS OF GOOD COMPANIES ... And How to Break Them ― http://www.eijipress.co.jp/book/book.php?epcode=2019