シュヴァルツェスマーケン 3 縹渺たる煉獄の彼方に みんなのレビュー
- 原作:吉宗 鋼紀, 文:内田 弘樹, イラスト:CARNELIAN
- 税込価格:792円(7pt)
- 出版社:KADOKAWA
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紙の本
義妹によるハニートラップ発動か?
2015/09/16 09:49
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
BETAに包囲された要塞により残された国家人民軍第666戦術機中隊「黒の宣告<シュバルツェスマーケン>」のファム・ティ・ラン中尉とカティア・ヴァルトハイム少尉を救出し、テオドール・エーヴェルバッハ少尉は中隊長アイリスティーナ・ベルンハルト大尉の描く未来像に賭けることを選択した。
そんな彼らのもとに、かつてテオドールと共に西ドイツに亡命しようとし、国家保安省により殺されたはずの義妹リィズ・ホーエンシュタイン少尉が、中隊への補充要員としてやってくる。実は彼女は死んでいなかったのだ。
だが、タイミングといい、都合の良さといい、そこに国家保安省の思惑が絡んでいないとは思えない。ひょっとすると彼女は、情報提供者どころか、国家保安省により教育されたスパイになっているのかも知れない。義妹によるハニートラップの可能性を考慮しなければならない状況になったテオドールだったが、アイリスティーナという希望を見いだした彼に、逃げるという選択はあり得ない。
一方、アイリスティーナに見とれるテオドールを見て、カティアはモヤモヤするものを感じていた。そんなとき、第666戦術機中隊に、ワルシャワ条約機構軍として、国連統合軍、欧州統合軍、アメリカ軍との共同による、ポーランドにおけるBETA漸減作戦への参加が命じられることになる。
強固な軍人としての側面だけでなくプライベートな側面も見せるようになったことで、テオドールはアイリスティーナに好意を持つようになる。だがそれが、カティアにはなにやら面白くない。それに加え、彼らの関係に飛び込んでくる義妹という存在は、絶望的な戦場に一服の清涼剤をもたらしてくれるだろう。
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