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さぁこれはぼくらのマレンゴの戦いだ。
敗北に始まるが、勝利に終わる。
人間が考案したものなら、必ず人間が解けるものだ。
(空き家の冒険/ノーウッドの建築業者/踊る人形/美しき自転車乗り/プライアリ・スクール/ブラック・ピーター/恐喝王ミルヴァートン/六つのナポレオン像/三人の学生/金縁の鼻眼鏡/スリー・クウォーターの失踪/アビィ屋敷/第二のしみ)
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2013年3月2日 再読
NHKホームズ見すぎで(笑
読んでると映像が浮かんでくる。
忘れてたのや思い違いをしていたのとかがあり
読んでて楽しかった。
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「君だからいうけど、僕はこれまで我ながらきわめて有力な犯罪者にもなれると思っていた」と、アベ農園のラスト「彼女とあなたの将来で、今晩私たちの下した判決の正しかったことが立証されますように」がいい。
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書店で目立つ所に置いてあったので何となく手に取り購入。
映画があるから並んでたのですね。。
いつ読んでも、ホームズはホームズだから安心できる。
がっかりさせられない。凄い。
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私は当然シャーロック・ホームズが発表されていた時代の人間ではないけれど、「空家の冒険」でホームズが"帰還"した場面を読むたびに「やった、またホームズに会えるんだ!」という気持ちになります。ホームズのいたずらがなんともにくい!
「踊る人形」もわくわくしてすき。
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小学校の時に読んだ児童図書に乗っていたのが、6つのナポレオン。
訳のわからない事件が、重要な事件につながっていく。
ドキドキして読んだ記憶がよみがえってきます。
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Sherlock Holmesの醍醐味は事件の複雑さや犯人の意外性ではなく、ホームズの奇想天外な事件の解決の仕方である。本作"Return of SherlockHolmes"でもホームズの推理過程の奇抜さは健在で、他の短編シリーズ同様に楽しめる。しかし、せっかくのホームズの推理過程が書かれない作品が本書にはあり、その点だけが本書を手放しで満点評価できない理由である。(※ホームズの唯一無二の親友、ワトソン風に書評を述べてみた次第である。)
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青空文庫にて、暗号舞踏人の謎のみ読了。
三上於莵吉の訳は読み易かった。
サクサク進むミステリだ。
皆ホームズを信頼してくれて捜査の邪魔もしない。
読み易く起承転結も明解で、何だかO・ヘンリを思いだした。
青空文庫には挿絵がない。
従って暗号の姿がわからないのが不便だった。
また、英語を理解していないと解ける暗号ではないので、
共に推理していく系の楽しみ方は出来なかった。
これはドイルがわるいのではない。
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小学生の頃、なにこれ!こんな面白い本が世の中にはあるのか!!とカルチャーショックを受けて分厚い本を3巻ずつ借りて帰っては一周したらまた1巻からって読み続けてた。
その中でも帰還が一番好き。
おかえり!ホームズ!待ってた!!
そのトルソー欲しい!
・・・あの頃読んでたのは新潮文庫じゃなかったな・・・
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この本の最後の最後の場面でホームズが言った一言がクールでした。
一つ一つの物語が、スリリングでわくわくさせられるのですが、全編読み終えるのには時間がかかりました。
それでもこのシリーズは引き続き読んでいくことになると思います。
まさに、娯楽という作品です。
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ホームズで一番好きかもしれない。やっぱり短編かな、という印象。現代のミステリに慣れてるから、長編は物足りなさを感じてしまった…
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タイトル通り、ホームズが帰還してからの物語。
空き家の冒険はもちろん、犯人は二人などは探偵としてだけではなく人間らしいホームズに出会える。
推理小説としてももちろん楽しめるが、ホームズという人物の魅力に触れられる短編集の第三弾。
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忙しくなりペース失速しつつも読了。死んだと思っていた親友が突然現れたからといって気絶までするか? とつっこみたくなる「空き家の冒険」と「犯人は二人」「金縁の鼻眼鏡」がお気に入り。「第二の汚点」のスマートで誰にも非が無いように解決したホームズは正に紳士。
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滝壺からの奪還を果たしたホームズのその後。
空家の冒険で復活を果たしたホームズ。コナン・ドイル氏も大変だと思います。
個人的に気に行ったものは「踊る人形」・「六つのナポレオン」・「アベ農園」
。
どうにも他の探偵小説のパイオニアであっただけあって、トリックもよく知られているものが多く、その分犯人は多分こうだろうなぁという予測がたってしまいます。
でも、探偵小説のプロタイプがこれなのかと思って読むと面白いです。
今回の短編ではホームズが犯人を許す機会が多かったように思います。
人殺しということはどんな理由があっても許されるものではないと思うですが……奪ってよい命など無い……
まぁ、でもその罪によって犯人の命すら奪われてしまうのならば、それはそれでいかがなものかとは思うけれど。
犯人に絶対的に制裁を加える東野さんとの違いが興味深いです。
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話は変わりますが、「帰還」というタイトルは完全に前作を読んでいない方へのネタバレではないでしょうか(わら
あのシャーロック・ホームズが帰ってきた。
彼は自分の命を狙った強敵を捕えるために一計を講じるのだが…「空屋の冒険」
人間が踊っているような絵が、家のあちこちに書かれるという相談が持ちかけられた。
この踊る人形に秘められた恐るべき真相にホームズが迫る。…「踊る人形」
手紙をネタに人を恐喝することを生業としている男に弱みを握られた相談者。
意を決したホームズとワトソンは、二人で男の家に忍び込み、そこで信じられない光景を目の当たりにする。…「犯人は二人」
他全10編。
お気に入りは「美しき自転車乗り」「犯人は二人」「六つのナポレオン」です。
特に「六つのナポレオン」は物語の行きつく先が分かってもなお、読んでいてわくわくします。
紹介文に『いよいよ円熟した…』と書いてありますが、そのとおりだと思いますね。
脂がのって読みごたえのある話が揃った一冊です。