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投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初、痛い話ということで興味を持って、映画を先に観ました。
その後、原作も気になり、今回、読んでみました。
わりと、映画通り、、、というか、こちらが原作なのですが、確かに痛い作品でしたね。
ただ、好みかと問われたら、少し疑問が残るかな?
ただ、個人的に合わなかっただけだと思いますが。
どうしても、この作家さんの絵が好みではないので、その点も、大きいのかもしれませんが。
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発売日に絶対購入。
↓
購入した。マイッタ。
ダークでディープでハードでバイオレンスな内容と、クリアで流麗な線で描かれる絵がハイブリッドすると、エロス全開。
雰囲気で襲いかかるエロス。
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涙が出るほど、魂をしめつけるほど、誰かを好きになってしまった。
この世界に二人しかいらない。
そういう恋愛を中村さんの著者で見たのは『Jの総て』以来だ。
あれもまた、たまらなく惹かれあうふたりが、離れ、ひかれ、離れる、を繰り返す物語だった。
でもあれはJという人間の求心力ありきの物語だったのに対し、これは、二人のミツオが、お互いにお互いを求め合う、そしてそれが水面下で行なわれているという、なんともじれったく、その分燃え盛るような劣情を感じる物語に仕上がっている。
みつおとミツオ。二人の出会いは高校時代。いじめっ子といじめられっ子(犬)。
帯によると「SとM」なんだそうだが、これはどうかな。メンタル的にはよーく考えると逆転するのではなかろうか。
いじめるいじめられるの間にはなにかただならぬ感情が存在しているわけで、そこにBLとか恋愛とかを絡めちゃいたいという考えも、まあわかる。
このミツオくんが、大人になって久しぶりに突然みつおに呼び出されて、曰く「女を殺してしまった」。
二人は死体を埋めに行くドライブに出る。これが一話目。
二人に刑事の手が迫る二話、二人の過去に戻って三話。
この三話の、ミツオの彼女「りっちゃん」にみつおが手を出して、間接的にみつおを抱く、というのが、ものすごいエロスだった。
あ、人って直接よりも間接的なほうがエロいことってあるんだなってふっと頭をよぎった。腹のあたりがふつふつたぎった。
この物語は最初ミツオくん視点で読んでハラハラして、
二回目みつおくん視点で読んでせつなくて泣いた。
ぱっと見た感じ、ミツオくんの片思いというかベクトルがでかく見えるけれども、これは視点がそうだからで、実際みつおくんからのミツオへの思い入れも半端じゃないんじゃないか。
高校生時代のりっちゃんのことも、いじめてる相手の彼女だから程度の気持ちだったのか、それともミツオの彼女だったからなのか。
読めねぇなあ。
一度光を見て、それを手放さなければならないと思うみつおくんの愛もすばらしい。
でもキズつけんのはどうかなあ。かたぎにもどれないわけではなくないか。あのへんちょっと話の都合上強引だったというか。というか。
読者の想像力で補ってね的な(みつおくんレイプとかさえきさんとかのあたりもそういう要素あるよな)
昔人間には両性がいて、というのはヘドウィグを思い出した。それがバラバラになった悲しみを嘆くという点が似ている。
愛というものがもしも欠けたものを補うなにかだとしたら、命をかけて愛する相手が見つからなかったら一生半身ということか
ラストにちょこっと載ってるおまけではみつおくんの髪が伸びてザ・美形に。記号論的に見てもドラマのある二人だよね。というか、普通のドラマであればたぶんこういう二人組みがまず出てきて、読者なり視聴者なりが過去を知りたい!って望むような。その過去編を読んだ気持ちといいますか。
でもなんとなく私の印象ではミツオくんが先に死にそう、で、おかしくなるのはみつおくんな気がするのです 精神的な依存度を見てみたところ・・
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この方は、ホント
「耽美」という言葉がしっくりくる作品を
現在つむげるNO.1だな、としみじみ思う1冊。
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じりじり待ってましたコミックス化。自分の中では明日美子先生って言ったら同級生よりもこっちかなあと思います。描きおろしのおじいちゃんと秘書とホストの話もすごく好きです
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きゅん!とした
かっこいいよおかっこいいよおおお
わたしね画数の多い方のみつおが好きだよ。とっても大好きなの。
誰かに支配されるのを待っている気持ちみたいなのって素敵
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同じ名前の2人のお話。
普通のBL「同級生」も良いけれど
中村さんはこういう人間関係とか世界観がドロドロしている方がやっぱり好きだと思った。
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読む度に夢中になってしまう中村さんの最新刊。
テーマが同級生とは真反対な感じなんで、読む人を選ぶかもしれないけど、
是非読んで欲しいです。
いや〜、ホンマ良かった。
読みきりの「温室の果実」も素敵でしたvv
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そうでもないんでしょうけど、中村明日美子のさわやかでない作品を久々に読んだ気になりました。(笑)
同じ名前というモチーフの使い方がとても良いと思いました。
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待ちわびましたよ、中村さんの新作。
キャラが持つ何とも言えない艶やかさ。
好きだなぁ。
設定が濃いけど、面白かった。
中村さんのイラスト、全部まとめて見たいなぁ。
イラスト集とか出ないかな。
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正直、中村さんは今まで好きになれなかった。個性的なのは絵だけに思えたので。
でもこれを読んだ後、久しぶりに本気で感想を書きたくなった。
結果、アツく語ってしまった。満足。
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現代の明日美子クオリティを見た!
明日美子さんで現代でこの暗さは初めて???
最後の方たえられなくなったんだけど(これが明日美子)、
光夫が全部受け止めてくれて本当に良かったと思うo
同時収録の温室の果実がまた新鮮でよかったo
眼鏡受けの神様だとo
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発売日からずっと手元に置いて何度も読み直してる。断髪式の映像を見るみつおに桃を食わせるあたりは明日美子先生の技を感じました。「温室の果実」もぱねぇ…。
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やっぱり明日美子最高でした。漂う空気感がBLすぎる。目線の使い方が素晴らしすぎて何度も何度も凝視してしまった。
2009年度神棚の1冊。
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絵だとか、台詞全てが読者をひきつけるエネルギーを持っていると思う。
ただ中村作品初心者にはお勧めできないかも…?