大地が萩子ちゃんを好きすぎて尊すぎる。しんどい。
2021/04/19 21:08
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投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
疎遠にしていた幼馴染が妖怪だったことが明らかになって再び共に過ごすようになり、妖怪な先輩後輩との仲を深めつつあった二人の前に、後輩の曾々祖母を探してやってきた妖怪が現れ同好会メンバーが巻き込まれていく2巻目。
これ、クラスメイトでなくても「お前ら付き合ってないの?マジで?」って言いたくなりますわ。
いや、萩子ちゃんはそもそも周りからそういう風にからかわれたトラウマで、大地との関係をそんな風にまとめたくないんだろうけど。
でもでも大地がめちゃくちゃ萩子を好きすぎて可愛い!尊い!ずっとやってろ!
大地が勢いで萩子にいっちゃった「お前は普段から俺にでれでれしてろよ!」的な台詞がにやにやを抑えきれなくてやばかった。
そんな付かず離れずな感じの幼馴染以上恋人未満な二人を楽しんでたら終盤の唐突なシリアスに胸が痛くなったよね。
あの大地の内心吐露を読んだらただ浮かれたり牽制したり外堀埋めるために萩子にくっついてるんじゃなかったんだなぁと読み返して切なくなった。
人気がなかったのか続刊がなく、二人がもっと自覚したり告白したり恋人になったり的なイベントのないまま終わってしまったのは残念だ。
他の方のレビューを読んで作者のHPにある短編を読んできたし、そちらの後日談も可愛かったけど、結局二人が付き合ったりするのかはわからないままだし、本当に残念だ。
いやでもこれで別れたらびっくりだからもうそれでいいか。
とっても萌えました。
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ご近所系あやかし青春物語第二弾。
本人たちは幼なじみ全開だけど端から見ればラブい熟年夫婦にしか見えない主人公たちではありますが、今回はそれはさておき野生(笑)の妖怪がやってきてすったもんだするという話。女狐ちゃんがメインに近い場所にいますが、やっぱり今回も恋愛云々より辰巳の葛藤と成長(というか決心?)がメインかなと思いました。
恋愛ネタに萌えさせつつも別の部分にメインを持って行くのが前作も今作も上手いなぁと思います。というか、レガロシリーズのこの絶妙のバランス感覚はホント好き。最近の少女小説レーベルにはない良い意味での古くささ。
今回も淡々とした萩子ちゃんは驚くよりも考えることを優先するある意味ズレた感じですが、それでも今回は大地が常に傍らにいるので安定した感じでした。大地の方も、まあ天気の描写が少ないせいもあるかも知れませんが落ち着いていた印象。そのぶん前回のような読んでいてハラハラすることはなくなりましたが。
全体的に、今回は萩子ちゃんと大地の成長物語という感じはなく、幽谷町という場所を少し深く掘り下げる感じでした。今回のメインである辰巳と栄永ちゃんもたまたまメインだったという感じ。前回は萩子ちゃんと大地の物語だったけど、今回は辰巳と栄永ちゃんというよりは『あやかしと人に化けることを選んだあやかし(の子孫)』の物語という感じ?オマケとして辰巳と栄永ちゃんという印象でした。なんとなく主役不在という印象がなきにしもあらず。
3巻が読みたい。読みたいのにアンケートはがきが入っていない気がするのレガロって。どうやって編集部に対して意思表示したらいいのかしら。
あと、やっぱり今回も威圧系天女先輩が最萌えだった。
先輩メインの話が読みたいよう…できれば先輩と萩子ちゃんの話で。というか、私ふだんなら先輩と萩子ちゃんみたいな組み合わせに萌えるからさ…。
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何でこの二人付き合ってないんだろう。最後なんてもう、あれ?付き合ってたっけ…付き合ってるよね?と思うようなやりとりで死ぬほどかわいかったです。今回は栄永ちゃんも可愛く思えて1巻以上に面白かったです。3巻もあったらいいなぁ…
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テンポよく進む会話が楽しかったなー。
栄永ちゃんと黒川先輩の紹介の時とか楽しすぎた。
あと大地がそわそわしすぎてかわいい。萩子の方がしっかりしているなあと思ってしまった。
あと上渡さんにはもうたまらんかった。あの人性格よいよ。すごくかわいかったです。
辰巳さんの件には色々と大変だと思うけど、歩み寄りがなされてホッと一息。彼らがこれからも穏やかに過ごせるといいねと思った。
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栄永さんの祖先の初音さんを求めて姿を表した辰巳さん。あまりにも違ってしまった過去と現在。人間と妖怪の関係に悩み続ける川の妖怪・蛟の求め続けた安住の地は…
川妖怪の彼の悩みや戸惑いを通して、最近自分も妖怪であることを知った大地や萩子も影響を受けるという構図です。一巻ほど重い雰囲気はなく、ほのぼの
『まだ』付き合っていない関係とはいいつつ、鉄板な二人。
P133大地デレすぎ。可愛い。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-2756.html
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やっぱりほわほわ~とした可愛い話し
主人公が鈍すぎると言うかありえないくらい鈍感だろう…
普通なら男女逆で書かれるんだけどなー
そういう意味では新鮮だけど
でも主人公が客観的すぎてちょっと可愛くないかも…
辰巳さんはいい!!
このシリーズ、男性陣はツボ(笑)
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前回さんざんにやにやによによさせてもらったこちらのお話。
二巻もあるとのことでポチッとしました。
いやー!いやいやいやー!
今回もかわいいですよ。なんだこれ!大地のツンデレハンパねぇ!(笑)
萩子ちゃんが天然娘(ですよね、これ、てんねんですよね。計算だったらすごすぎる)だから、もう大地の苦労が半端ないなぁ……と思わず大地目線で読んでました(笑)
でもって、以下ネタバレ。
今回のお話の中心は、栄永ちゃんのひいひいおばあちゃんに会いに来た蛟(という漢字がなかなか読めず苦労しました(笑))の辰巳さん。
妖怪時の姿が蛇に似ているとのことで、なんとも想像しづらいのですが(生理的に)後半の人間化グッジョブ(笑)
栄永ちゃんやないけど、やっぱり蛇よりイケメンがいい。
辰巳さんも萩子ちゃんに負けず劣らずな天然さんなんで、これから栄永ちゃんは苦労しそうだなー。女の子は人類愛より恋愛がいいよねぇ。
そして気になる上渡さんの立ち位置。ラストのあれはこれですか?いやいや、ラストの幼馴染が付き合っていないってことは違うのか?
てか、萩子ちゃん、そこまでして「カップル的な意味じゃない」とかもうやめてあげてー!
おてて繋ぎはカップルですから!もっと大地にきゅんきゅんしてあげて!
イケメンが泣くよ……ほんとに。
これ、続き欲しいですね。いつ萩子ちゃんは大地の想いに気づくのか。
むしろ人間愛でふたりはいくのか?いや、家族愛になるならそれもありか?
とりあえず、続きが作者さんのサイトに置いてあるらしいので読みに伺おう。