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前作に続き、毎度、季節の和菓子の描写が美しく、その名前の意味なども興味深いです。
デパ地下のお弁当やお惣菜、中華街の小籠包、新しいお店の焼き菓子も、ほんとうに美味しそう!
東北の被災地、食品の放射性物質の測定値、北陸新幹線、等等ここ数年の話題が組み込まれて、より一層身近に感じることができました。
日々の仕事における大切なこともたくさん含まれて、ハッとする場面もあります。自分も飴細工の鳥だなと思ったり。
そして。立花さんにまさかのライバルが出現?彼らのじわじわと進む恋模様らしきもの、これはまた続きが出るかな?
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甘いよ。もーー!!
姑が嫁に嫌味で和菓子買ってるのが嫌な感じで
Kの柏木さんがツテで転々としながらも働いてるのに結局モテモテな話なのーーー⁉︎
モテるって聞くけどさ。
でもオトメな立花君の方がやると決めたら攻めの一手でいくんじゃないかなぁ。柏木さんはおろおろして動けない感じ。
謎解きも面白かった。
結末知りたいけど知ったら終わりそうでそれもまた嫌。
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2018.11.07 start →11.14 fin.
きっかけ: たまたま立ち寄った本屋で平積みされててうそ!続刊!!やっと?!
と思いました。
一巻目の終わり的に続きそうだったし、続いてほしかったのでほんとに嬉しかった。しかも、文庫発売記念でイベントもあるではないか。
そこに出掛けてなんとサイン本をゲットしました✨
なんと前作から10年ぶり(!)だったけど、開いてみるとそこにはあれから一ヶ月後位のアンちゃんとみつ屋の皆さんがいて。
今回も見目麗しい和菓子に誘惑されながら坂木さんお得意の日常ミステリーを堪能しました。
読んでて思うのはアンちゃんもそうだけど、筆者も食べるのが大好きなんだろうなぁ!ということ、和菓子だけでなく、アンちゃんが家で食べてる朝ごはんとかデパートの社員喫茶で食べているホットサンドとかの描写もほんとに美味しそう...。
友人に貸したところ、「アンちゃんの自己評価の低さがちょっと気になった...」と言われて、なるほど。確かにかなり「私なんて...」って自虐的かもねと再認識しましたが、今作では輪にかけて...な気がした。本人も言ってたけど逆に自意識過剰じゃない??と思う部分も。
でも、そこをお友達にたしなめられることもあるし、落ち込んだところを助けてもらったりして、少しずつ「いいのかな...うん、いいのかも」って思えてきてるアンちゃんは応援したくなるし、そうやって人の事を過敏に観察するからこその気づきが立花さんや店長の言う、アンちゃんが販売員に向いてる良さだったりするんだと言うのに気づく。
このシリーズにはもっと続いてほしい。
そして、もっと色んな和菓子が登場して、もっとアンちゃんが前向きになっていくことを見てみたい。
そう思わせる続編でした。
そして、個人的に立花さんとの関係も...
最後にアンちゃんが「甘酒屋の荷」の意味まで調べなくてほんとに良かったと思った!
気づいてしまったらきっとまたパニクって立花さんとの関係が微妙になってしまう!!
ここは、ゆっくりゆっくり私でもいいのかな!ってアンちゃんが思える展開を期待したいところです!
アンちゃんは「甘酒屋の煮」って思ってるから。まだ答えは遠いはず!(笑)
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「和菓子のアン」の続編。
今回もやはり思う。
アンちゃん、まっすぐだなぁ。
そのまっすぐさ、みつ屋の勉強できる環境、
見習いたくなる先輩・上司。
自分の頭で考え、気持ちを確かめながら
確実に前進していくアンちゃんに
大好きなのに羨んでしまう私。。。
和菓子(洋菓子も)の知識話も健在だし、
アンちゃんの人柄が本当にほっこり。
だもの、絶対にはずれないですよねぇ。
坂木さん、あとがきに書かれてますけど
今回も私にとっては「お助けあんこ」になりました。
次回の展開、かなり気になります。
是非是非「お助けあんこ」は長く長く続けて欲しい
そう思う一冊です。
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前作同様気軽に読めて和菓子のうんちくも語れるようになる(?)。
もう1回くらい続編があるかな。
会社帰りにこの本を読んだが、甘いものが食べたくなり、ケーキを買ってしまった(和菓子ではない!?)。
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前作から随分と間が空いたので続編が出たことにしばらく気付かなかった。和菓子の描写が本当に秀逸。誰でも食べたくなってしまう。また続編が出そうな展開だったね。
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【和菓子のアン】の待望の続編。
坂木司さんとの出会いはこの【和菓子のアン】でした。
大好きな作家さんの一人。
デパ地下の和菓子屋さん『みつ屋』舞台にした、ほんわかミステリー。
このシリーズを読むと、やっぱり和菓子が食べたくなる(笑)
坂木司さんの本、やっぱり良いですね~!!
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ちょっと恋愛色が出てきたシリーズ2作目。
乙女が乙女で可愛い!笑
そして、タイミング的に良く作品を読んだ直後に
金沢に旅行に行ったので、作ってくれた和菓子の
見た目を想像できてよかった♪
1作目に引き続き、読み終わったら
和菓子が食べたくなるこのシリーズ。
よし、デパ地下和菓子売り場に買いに行こうw
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和菓子のアンの続編面白かった‼️食べることが大好きなデパ地下の和菓子屋でバイトするアンちゃんが、社会人として成長する様は、ムスメに読ませたい。ムスコは言わなくても読みそうだ。
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うーん、やっぱりだいすきですこのシリーズ♡世界観が本当にツボ。わたしもみつ屋で働きたいなあ。
決して大きな事件は起こらず、毎日に隠れていて、寝たら忘れてしまうくらいのほんのちいさな出来事ばかり。だけど、そのときのアンちゃんや椿店長、立花さんや桜井さん、登場人物みんなの気持ちが痛いほどよくわかる。共感できる。私だけじゃないんだ、と安心できる。
ときおり出てくる和菓子の描写はよだれもの、、今回は新米のくだりもなかなかやばかった(笑)
甘酒屋の荷のように、ところどころ歴史的要素も織り込まれているので、そこもまたおつなのです。
あー、和菓子食べたくなってきたなあ。
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蓬莱山など、今まで知らなかったお菓子を調べつつ、その意味なども勿論初めて知り、和菓子の世界の奥深さにクラクラする。
ただ、放射能のことを題材にするのはどうだろうかと感じた。
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働く女子のリアルを感じて共感し、苦しい気持ちにもなったけど、みんなが心配事とか、妬みとか、抱えているものなんだと思って気持ちを楽にしようと思った。相変わらず、和菓子食べたくなるね。金沢に行く時には、五色生菓子も食べてみたい。あとは、しぶーいお茶と上生菓子ね。込められた思いを考えながら食べられるのって幸せだろうな。食べる人のことを思って作ってくれていると思うから。
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和菓子のアン第2弾。確かにこれは青春。やきもち焼きだったりとか、乙女が乙女すぎる。「甘酒屋の荷」の意味にきゃあってなった。アンちゃんも自分のこと大事にしてほしいな。
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坂木司さんの新刊は、『和菓子のアン』の続編である。必ずしも「謎」に重きを置いていない坂木作品の中でも、前作はかなり薄味で、正直さほど印象に残らなかった。
前作は、コンプレックスを抱えた主人公・杏子の成長記という趣きが強かった。どうやら、デパ地下の和菓子店「みつ屋」でのアルバイトは長続きしているようだ。すっかり戦力になった杏子だが、まだまだ椿店長たちスタッフに敵わない面もある。
「空の春告鳥」。どこにでもいる嫌味な客。自分も含め、凡人は嫌味を嫌味と受け取るが、助言と受け取れるのが優秀な人なのか。自分には遠回しすぎてわかりません。「女子の節句」。京都旅行の様子と並行して描かれる。他人の事情に深入りは禁物とはいえ、それでもやっぱり「お客様」なのか。優秀すぎて意図がわかってしまうのも苦しい。
「男子のセック」。新たに出店した人気菓子店。なぜか男性店員に親しくされる杏子と、同僚店員のそっけない態度。そして杏子もまた悩み…で、何だその結末は。最も訴える1編「甘いお荷物」。親子連れ客の母親の、不可解な行動の理由とは。未だに飛び交う、心無い言葉の数々。しかし、頭ごなしに否定しても、解決しない。
最後に「秋の道行き」。謎のお菓子を残して旅に出た、同僚店員。それを解こうとする杏子も素直といえば素直だが…面倒くさい人たちだなまったく。ただし、その観光地にあるその場所は、一見の価値ありだ。外れだった場所にも行ってみたいな。
今回は、杏子が他人の内面に迫るパターンが多い。中には負の感情もあり、自身の内面を見つめるのとは違ったしんどさがあっただろう。しかし、これもまた、働く上での経験なのだ。坂木作品としては、ややビターな味付けと言える。
ちなみに、作中に登場する菓子は、実際に菓子職人によって作られており、写真も公開されている。販売予定はないのだろうか。
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(2016/10/12読了)
「和菓子のアン」の続編なので借りてみたが、読後3年だ経ち、人物を含め設定がなかなか思い出せず、記憶を辿りつつ読み、読後、前作の自分の感想を見て、納得。主人公の杏子は、主人公とは思えないほど普通の子だったんだっけ。
震災後に間も無く書かれたのか、まつわる社会情勢を反映している話もある。杏子の考え方には、賛否が分かれるだろう。
タイトルに「青春」とあり、恋愛模様が描かれてると予想していたけど、かなり控えめなもので、立花さんの行動が杏子への恋心なのか、いまひとつはっきりわからない。これは続編がありそうだな。
(内容)
ある日、アンちゃんの手元に謎めいた和菓子が残された。これは、何を意味するんだろう―美人で頼りがいのある椿店長。「乙女」なイケメン立花さん。元ヤン人妻大学生の桜井さん。そして、食べるの大好きアンちゃん。『みつ屋』のみんなに、また会える。ベストセラー『和菓子のアン』の続編。
(目次)
空の春告鳥
女子の節句
男子のセック
甘いお荷物
秋の道行き
あとがき