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偏見にとらわれまくっている地方、関西。それを地元民の視点から正しい解釈をしていくというもの、あるいは関西のここがいい♪という売り込み本なのかもしれない…。関西人のなにからナニまでいろいろと説明している。ほへぇ、と言ってしまうこと請け合い(謎)
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「関西」というキーワードで物を書くのはこれで最後にする!という宣言とともに始まる本.関西人の知られざる「本音」を少しでも理解したいと思っている関東人(僕もその一人)におすすめかも.
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関西・・・その独特な文化と一言では言い表せないだろう複雑な文化背景を持った人々と地域。その排他性を突き破りたいような憧れと、一生判らなくてよかったという安堵が複雑に私の中で絡まっている。この感覚、どこかで・・・そう、関西に対する気持ちはアメリカに対する気持ちとかなりオーバーラップしている。
(2004.10.30)
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ワタシ的にはらもさんの著書はハズレがない。
東北人のワタシにとって関西人は外国人(笑)。
その生態をオモシロオカシク綴った本書は、暇なときに読み返したい数ある本のうちの一冊。
でも読む場所は便所(笑)。
~2009年12月~
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奇妙でエタイノシレナイ(と思われている)「カンサイ」を中島らも独特の面白視点で鋭く分析・紹介するエッセイ。その風変わりな(?)文化は、読む者の「カンサイ」理解をより深めてくれます。(笑)
学生時代に関西出身の後輩(あれっ!会社の後輩から進呈されたのだったかな?どちらかの人、忘れてゴメンナサイ。笑)からとってもオモロイから是非!と薦められて読んだのですが、田舎者の自分には実はいまひとつ・・・。笑うとか、どうこう言う前に、ほぉ~と思うことしきりの話ばかりでした。(笑)
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エッセイというか・・・「VOW」みたいな本です(^_^;)
こんなコト言うと失礼にあたるかも知れませんが・・・気軽に読み流せる一冊です。
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2012年2月18日読了。関西出身(大阪ではなく兵庫だが)の才人中島らもによる、関西人から見た関西の実態・馬鹿馬鹿しさを論じるエッセイ集。関東のマスコミで流されるカンサイ人像は「ヤクザ、アキンド、ヨシモト」という三つの人種しかいない、はその通り・・・「そんなわけない」のだが、ひたすら「おもろいカンサイ」という先入観(あるいは需要?)にそって奇怪な情報を流そうとするマスコミと、またカンサイ人自身の関東への変な僻み・ねじれた自意識から自らを「どやっ、おもろいやろ!?」とアピールしがちなものなのだろうか。生粋の「大阪商人」はおっとりしたぼんぼん気質で、「がめつい」のは近江商人の流儀、というのは知らなかったが、確かに。がめつさと、アホで抜けていてお人よしな要素が混在しているのがカンサイの魅力なわけだが。
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1994年7月第1刷。「カンサイ」にまつわる、中島らものエッセイ。「ナゾのババア喫茶」、続く「古怪」。解説はチチ松村さん。
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中島らもが大阪と関西人について書きに書いた一冊。
中島らもは「ザ・関西人」が嫌い。ただ、その理由には頷ける点が多い。
「亜細亜コーヒー」の「ネーポン」の話、俺の少年時代に色濃い影を残す。
中島らもを読みまくって、書かれてる話がだいぶ被ってきた。
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最初に読んだらもの本!図書館で見つけて15年以上ぶりに再読。
私の思ってるらもよりもずっとクリアでスマートでクレバーで驚いた。
年取るほどにテキトーでわがままで空想的に進化していったんだな、と実に感慨深かった。
泣いちゃそう。
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浪速がよく分かる一冊です。「アイデアはそれ自体では決して金を産まない。営業力と広告力と持続力の三本足で支えてやらなければ立っていかない。そして何より大事なのは、そのアイデアが利便を産む、すなわち”人の助け”になる、ということだろう。」(P74)は参考になります。最終話の「十年目の約束」は、小学校の先生と生徒達の約束を描いたもので、胸が熱くなる内容です。
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ヒマ潰しには最適だけれど、絶対に車中では読めないムズカシイ本。ヨソモンとして関西に暮らす人間としては、もう、徹頭徹尾「あるある、これ!」で笑いまくってしまうから。
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古い図書室で、おもしろそうな本だなと思って、借りてきました。今は珍しい読書カードが巻末に挿されてあったので「どんな人が読んだのかな?」と思って抜き取って見てみると、若いころのワタシでした。1994年1刷の文庫です。少なくとも読書カードが利用されていた間はこの本を読んだのはワタシだけでした。ほんの好みはそうそう変わらないもののようです。
中島らもさん、阿刀田さん、星さん。みんな大好きな作家です。らもさんは、ずいぶん前に亡くなってしまいましたが、ぜひもっと読みたい作家さんでした。
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なんやしらん
気持が「むーーっ」としてしまう時に
中島らもさんの本に
つい手が出ることがある
よくありますが
どこからでも読み始めてください
の代表の一冊が
私にとっては中島らもさんです
家のどこかしこに
読みかけの「一冊」を置く
という癖があるのですが
それらのうちの一冊が
中島らもさんである確率は
かなり高いものがあります
この一冊には
「ザッツ・オバカンサイ」という
写真のページがあります
ほんとうに
どうでもいい被写体たちなのですが
その どうでもよさ
に 癒されます