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面白かった。ストレスが悪ではないというのは言葉ではわかってたけど、色々なケースが記されていて参考になった。ひとつは、登山家が強いストレスを受けても「なんでこんな目に」とは思わないでしょう、と言う話。個人的にすごく腹に落ちた。
理解が浅いかもだけど、要はなんでストレス感じてるか意識しろってことなのよね。そうして、それが自分の価値観や目標のためなら成長につながると。そう思えたら心身に良い影響が出ると。でもそのためには自分が何の道を進んでるのかわかってないといけないわけで、そこはなかなか鍛錬が必要なところなのです。
あとは逆境に意味を見い出し、逆境から成長するということ。苦しみや痛みはみんなも自分と同じだということ、回復のストーリーを書いてみること…すっごく深くて、中二病の私には難しいぜ。でもすごく為になりました。
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師匠から教えてもらった『思いやり絆反応』『職務の再定義』などの用語が出てくる。
確実に良書なのはわかった。しかし、普通に読むと眠くなるのでオーディオブックを利用したほうが良い。
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自分の価値観を言語化し、価値観を思いださせるアイテムを持つ。
歳を取ることにポジティブな印象を持っていた被験者群は、心臓病のリスクが80%低かった。平均寿命も7.6年長かった。(イエール大学)
●退屈な死亡リスクを高める
「非常に退屈」だと答えた中高年の男性たちは、その後20年間に心臓発作で死亡するリスクが、2倍以上高くなることがわかりました。それとは対照的に、目的意識を持って生活している人たちは、長生きすることが多くの調査で明らかになっています。
●他者をいたわると「恐怖」が弱まり「希望」が強まる(UCLA)
●「自分のための目標」を追求すると孤独感が強まる(ミシガン大学)
●他人の幸せを大きく見える
失敗や挫折は心理学で「コモン・ヒューマニティー」と呼ばれます。「人間ならば誰でも経験するもの」と言う意味です。
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この著者の本は、やる気を出したいときに読むと勇気づけられますね。本の内容は、一言で言ってしまえば自己啓発本なのですが、科学的な根拠を踏まえて説明してくれるので納得しやすい。ちょっと、この著者が作為的に選んだ実験結果なんじゃないかと思うくらい、結果が偏っているのが気になりますが…。
しかし、この手の本にありがちな、押しつけがましい書き方ではなく、心からこれを読んだ人が幸せになることを願っている文章が好印象です。
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図書館貸出にて読了。
生きていくうえで発生する経済的なこと、家庭的なこと、人間関係のことなど様々な要因から発生するストレス。そのストレスを心理学、神経科学、医学などの知見を踏まえた科学的根拠から、心身に意外な効用があることを発見できる内容となっている。
多くの事例を追いながら、自分自身の経験を思い出しながら、確かにあの時の辛い出来事や逆境の時には成長の糧になった覚えがあったので、客観的に考えても、ストレスにはそういった成長させる効果があるのだろう。ただ、そういった考え方までにたどり着いたこそであり、ストレスに対応できる考え方をどう自分に取り入れるかが、重要だと思えた。
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一読していて悪いことはない。そこはかとなく思っていることではあっても科学的裏付けがある程度ある話とそうでないのとでは現代人に響く度合いが違うと思う。マインドセット、心構えとか気の持ちようみたいなものだと思うけどどういう言葉を使おうが考え方ひとつで少なくとも不必要なダメージは受けずに済むしそのエネルギーで状況を好転させることもできなくはないと思う。
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ストレスは避けるものではなく受け入れるもの。自分の人生からストレスを感じた日を取り去ったら、きっとその人生はつまらないものとなってしまう。ストレスが多い人生とはつまり、意義ある人生だと言うこと。
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マイナスこそ、プラスへの最大のモチベーション。ストレスも考え方次第で、エネルギーへ変換できる。面白い。
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ストレスに対する考え方が変わりました。思い込みでしかなく、ストレスは味方にすることができ、向き合って人とつながって、逆境こそ強くする源ということが、豊富な事例、実験結果とともに説得的に分かりました。
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だいたい76ページ
1 ストレスを感じたら、それを認識する。身体の反応の変化を感じ取る。
2 ストレスを感じるからには、自分が何かに立ち向かい目標にしているものがあることを思い出す。その目標の大切さを再確認する。
3 動機などの身体の反応は、自分が目標に向かってエネルギーを使っていることなのだと捉える。ストレスを管理することにエネルギーを費やさない。
この3ステップ。
そして、辛いストレスは誰かと繋がることで良い変化をもたらす。
一度マインドチェンジが起きると、その訓練を受けたことが記憶に残らなくても、ストレスが苦にならなくなりより良い成績が出せるようになる、その変化が無意識のうちに長年続くらしい。その調査結果を興味深いと感じました。
ストレスが身体に悪い、というのは確かに思い込みの面もあった。自分の体を見つめ、自分の目標を持って、それを誰かと分かち合って、そうすると力が発揮できるのかも。
題名を読んだ限りでは言葉で騙されるのかなって思ってしまったけど、意外に納得できることもあり。
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ストレスが自分を支配しそうになった時は,順調に苦労を重ねている,とポジティブに捉えよう。自分が目の前のことと対峙している証拠なんだ,と。
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ストレスは体に悪い、というが、必ずしもそうではないことの科学的な研究や実験の結果を示しながら、ストレスの扱い方を示した本。
同じようなストレスを受けても、それで調子やパフォーマンスが下がる人もいれば、逆にあがる人もいる。その違いの一つは、ストレスの捉え方にある。
そのストレスは自分で対処出来るか、自分にとって前向きなストレスについての考え方(マインドセット)
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一番必要なことは、好奇心であり、自分の考えに対してのフレキシブルさである。
そのためにも忍耐力という名の力を培う練習をすれば、自然とストレスが来た時の恐怖や不安をそのまますっと受け入れることができる。また、ストレスが来た時にエキサイトメントになる思考力が構築できる。ナーバスになるのはみんな一緒。それでOKであって、自分の心臓がストレスに耐えうるために準備しているためと考えること。
もし、間違えたり失敗したとしても、これで終わりじゃない、まだまだチャンスはあるし、自分のための失敗と考えるようにすること。
もし、誰かか助けが必要な時、声をかけ一歩踏み出してみよう。誰かを助けることで、自分の存在感を見いだせ満足し、自分の生き方を構築し、何よりストレス軽減になる。そして、自分のほかにも苦しんでいる人がいることが分かり、孤独感を味わわずにすむ。自分の中のストレスを周りに聞いてもらい助けを求めるのは、一番効果のあるやり方かもしれない。
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ストレスは必ずしも悪い影響だけを及ぼすものではなく、ストレスへの向き合い方を変えれば、プラスの力に変えることができるということを多くの実験の結果やストーリィで丁寧に解説した本。優しい文章で読みやすい。ストレスは悪いものという先入観、固定概念を払拭するのがハードルを上げてしまって、本書の内容が入ってこなくなる人が多そう。
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ストレスに対する認識が大幅に変わる本。ストレスはいいものでもあると思える本。ストレスが自身の成長につながり成果を大きく出せるようになる、そういう効能もあるとこの本は語る。
もっともストレスが多すぎると、やはりきついことに変わりはないので、その辺のバランスは重要かと思った。