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投稿者:蘭丸 - この投稿者のレビュー一覧を見る
藤重佳久先生の熱心で的確な指導により、初年度からいきなり全国大会に行ってしまう熱い話を読むことができます。
紙の本
長崎ブラバンガールズ
2019/06/22 23:26
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投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
長崎ブラバンガールズの熱血ぶりはいいなと思うのですが、結局は指導者次第なのかなあ? と疑問に思える部分も……
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ブラスバンドの指導者として有名な藤重先生が、福岡の精華女子高校から、長崎の活水高校にやってきて、弱小だっだ活水吹奏楽部をあっという間に全国大会に連れて行った7ヶ月の話を描いたお話。ブラスバンドや音楽に詳しくなくても、先生の熱意や部員たちの苦悩やがんばりがありありと感じられて、コンクールでの演奏はまるでその場にいるような臨場感。思わずyoutubeで「ルイ・ブルジョアの讃歌による変奏曲」を検索してしまうほどでした。
青春って、いいなぁ。
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長崎県の活水中学校・高等学校の吹奏楽部のドキュメンタリー。
長崎県の活水中学校・高等学校の吹奏楽部はごく普通の無名校。ところが、福岡の強豪校、精華女子高等学校を定年退職した藤重佳久先生が活水にやってきた。
その2015年4月から、活水はまさにミラクルを起こす。そしてその年、県大会、九州大会をゴールド金賞で、全日本吹奏楽コンクールへ出場を果たす。なぜ奇跡とも言えるような活躍ができたのか。
藤重先生の指導の肝、また部員たちがどのように努力してきたのかが、書かれています。
部活動はまず人間教育であること、何よりも人柄のよい人間になることが大切だと藤重先生はおっしゃいます。
書かれていることは本当にシンプルなのですが、実践するとなると難しい。
また、活水の生徒さんも、藤重先生のおっしゃることを素直に受け入れ、練習にとり組んできたのだと感じます。だからコンクールで、誰もが素晴らしいと感じる演奏ができたのでしょう。
吹奏楽好きだけでなく、教育に関わる方に是非。