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紙の本
ふたつの時間の流れの衝突
2015/08/24 10:12
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
小隊のリーダー・漆原雄一郎に藤間大和の秘密を知らされた東雲静馬は、彼が魔術師の世界に関わり続けるリスクを知り、彼をこの世界に引き込んだ者の責任として、彼を普通の世界に戻すための憎まれ役を演じようとする。
しかし、突然、敵対してきた静馬の言葉に大人しく従う大和ではない。当然、ガチンコバトルになるのだが…。
一方、他国の介入を招く前に今回の騒乱を鎮圧したい護国課だったが、敵の策にはまり戦力は分断され、兵装を潰されて弱体化したところに、敵の主戦力を相手にしなければならない羽目に陥ってしまう。
藤間大和を人間として生かしたかった過去の人々の想いが、藤間ましろの口から大和に知らされる。一方で、戦中から時の王権の力で現代にやって来た漆原雄一郎は、過去の想いをそのまま現代にぶつけようとする。それは、時間という緩衝を許さない、急激な変化を与える行為だ。そしてそれを止めようとするのは、じっくりと時間をかけ成長してきた大和なのだ。
次巻でいよいよ全ての決着がつく。巻末には、短編「黒鉄の鍛冶屋と白の魔女」を収録している。
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