紙の本
ムネキュンでびっくりした(笑
2016/11/30 20:08
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投稿者:ふーあん - この投稿者のレビュー一覧を見る
どす黒いイヤミスを期待していたんだけど(w
まさかの爽やか甘酸っぱい青春ミステリだった。
意外だったけど、なんかよかった
紙の本
少女の成長物語、かな。
2016/08/11 21:06
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
父の死に関して継母に疑惑を感じた少女が証拠を掴もうと奮闘。
秋吉さんだからどんだけ仄暗い話だろう、と意気込んで読んだけど、秋吉作品にしてはほのぼのしてた。
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星3つにしようか悩んだけど、2.5ってところかな。
予想通りの結末、何から何まで。真新しさはゼロ。
いやミスを想像していたのですが爽やかな青春ちょいラブストーリー。YA小説。SF要素も実際はなし。
何もかもがハッピーエンドで、誰も悪い人はいなく、自殺決行から始まった物語なのにとっても後味爽やか。父を殺したと思い込んでいた義理母への疑念、やっとできたと思った仲違いしてしまった親友との仲、そして初めての恋。全てが希望あふれる普通のストーリーでした。ちゃんちゃん。
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秋吉小説だから、きっと黒々とした暗闇に連れて行かれるんだろうな、ヘビーだろうな、と思いきや!!!
いや、びっくりしました。秋吉さん、児童文学に殴り込みか!
先に読んでいた書店員さんたちの「戸惑いのち笑顔」の意味がわかりました。
それはちょっと無理があるでしょう、という設定だけどそこは秋吉さんの筆力で最後まで引っ張りまわされました。
仏滅に対する意識が変わりました。そして風水、ちょっと本、探してこようw
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あっさり読めちゃいました。毒はなかったなあ。風水への関心は高まりました。勉強しようかな。赤、ピンク好きだけど、恋愛パワーは高まってない。どういうこと?
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パティシエの母と有名フードプロデューサーの父、そんな両親をもつ瑠璃は三人で忙しいながらも幸せに暮らしていた。風水や六曜を取り入れた自分たちのレストランをとうとう開業させて幸せいっぱいの矢先、母が逝ってしまった。そしてしばらくして父のパートナーとしてれい子が現れ、やがて再婚する。しかし、それから数年後、父すら死んでしまった。その瞬間を目撃した瑠璃はれい子が父を殺したのではという疑いをもつ。しかし証拠はない。自殺することでれい子に疑いをかけることを決心した瑠璃は自殺の名所といわれる村で自殺を試みたが少年に助けられて失敗に終わる。瑠璃を助けた少年は、なんと同じ場所で自殺した幽霊だった。瑠璃の自殺を思いとどまらせるためにともに証拠を探すことを約束する。瑠璃の自殺予定日は大安の一週間後、そのときまでに証拠は見つかるのだろうか……。
自殺だ保険金殺人だと物騒な割に、風水だの料理だの恋愛だのの割合が高くて深刻さはほとんどない。基本的に真相も結末も予想通りではあるんだけど、軽やかでハッピーなラストはとてもよかった。
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初読みの作家さんだし、タイトルや装丁からも、もっと軽い内容だと思い込んでいたけど、思った以上にいい話だった。幽霊が出てきちゃったり、16歳とは思えないお金の使い方だったり、突っ込みたいところもたくさんあるけど、料理の描写が丁寧だったり、ラストが意外と感動してしまったりして、読むか読まないか悩むぐらいなら、読んでみても損はない1冊。
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継母が父を殺したと女子高生の瑠璃は確信していたが、証拠はなく警察も信じてくれない。
瑠璃は自らの死をもって訴えようとするが・・・。
「自殺予定日」というタイトルとは裏腹に、ちょっとした恋愛模様も絡まって爽やかな青春ミステリー。
面白くはあったが拍子抜けした。
(図書館)
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何も証拠が無い。だから私が死んで、それを訴える。
そのために自殺の名所を訪れた主人公は、「自殺予定日」を設定し、その日まで証拠を集めることにする。
重い始まりからこれは…と思っていましたが、なぜか(苦笑)読後感はいいです。
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風水や六曜、料理など多彩なモチーフが組み込まれており最後まで楽しめましたが、父の死の真相や裕章の秘密は想定の範囲内。最後にもうひと捻りあるかと思いきやそのまま終わってしまい物足りなく感じてしまいました。
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名木田恵子さんの、ふーことユーレイシリーズを思い出してしまった。
さわやかでヤングアダルト小説みたいだった。
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2016/6/18
「義母が父を殺した...?」その罪告発するために自殺を決意した瑠璃の一週間。
大安から始まり仏滅で終わる。
タイトルとは裏腹に爽やかな読後感。たくさん悩むのも若者の特権かな。
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○衝撃のタイトルと真実を知った時の心が温かくなる感じ。
高校生の瑠璃は、佐賀美野村で自殺しようとする。
しかし、そこで裕章と出会い、一週間後の大安の日に自殺をずらして、それまでに真実を追求する。
瑠璃の父は有名なフードデザイナー「ナベサナ」。母と二人三脚でお店を作ってきた。母が亡くなってからはれい子さんが新しいアシスタントとして入ってきた。みんな仲良く目標に向かって進んでいたと思っていた。
しかし、れい子さんと父が結婚することになり、れい子さんが乗っ取ろうとしているのではないかと不信感を抱く。さらに、父が自宅で倒れ死んでしまうが、そのあと精力的に活動しだすれい子さんの姿や、その場においてあった小瓶ことから、れい子さんが殺したのではないか、と感じるようになる。
継母の罪を告発する意味で自殺をしようとしたのであった。
しかし裕章と出会い、その真実を探ろうということである。ちなみに裕章は幽霊だ。宿のおかみさんも見えなかった。
れい子が犯人だという証拠をつかむために、裕章と必死に家の中やパソコンを捜索する。探し当てた先にあったのは、意外な真実だった・・・!
タイトルや装丁から想像する暗いイメージをは裏腹に、いたいけな少女が徐々に自覚しはっきりと想いを募らせていく様が、これほど胸高鳴り、明るい未来を描かせる小説はあまりないだろう。父の思いに、れい子の思いに、そして母の思いに、瑠璃も読者も心温まることだろう。
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継母が敬愛する父親を殺した。そう固く信じる瑠璃はその告発のために自殺を試みるのだが、思わぬ邪魔が入って…
という出だしから始まるミステリは、思春期のつまづきやほろ苦い?恋愛模様もからまった、タイトルほどどぎつくはなく、むしろびっくりするくらいさわやかなラストが待ち受ける、正統派な作りな物語。
ミステリであるからして意外な展開は必須で、作者もそれが一つの売りであるスタンスなのだけれど、今回はそれは多くの人が見当はつくかもしれません…。
ただ、幽霊少年まではそう来るとは思わなかった。それで良いのか。瑠璃がよいからいいか…、いやしかし。とちょっと悩んで?しまいました。
暗黒女子がイヤミスで、放課後~がイヤミスと見せかけてハートウォーム的で、聖母がまたイヤミス風味で、今回はまたハートウォーム。黒白黒白ときたので、次はまたイヤミス風味でしょうか…?
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読み始めてすぐに展開は読めちゃって、実際お話はその通りに進むのですけど、それでもページをめくる手を止まらせないのがこの作者の非凡なところではないかと思います。