電子書籍
怖さは超一級
2016/11/20 23:02
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投稿者:historian - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分も推理ものは良く読んできたが、これほど気味が悪くて現実味があって怖くなる作品は初めてだった。そのくせ次の展開が気になって次から次へとページをめくってしまい、一気に読み終わってしまった。願わくばこの作品の犯人のように奸智に長けた残忍な異常人格の人間が自分の周りにやってこないことを祈る。
紙の本
映画よりずっと面白かったです。
2024/02/19 15:51
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投稿者:kunkun - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画が割と面白くて、小説も読んでみようと思い、読みました。先が読めない展開に引き込まれ、あっという間に読み終えました。映画より小説のほうがずっと面白かったです。
電子書籍
とにかく
2024/02/15 14:26
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投稿者:MR1110 - この投稿者のレビュー一覧を見る
終始不穏な雰囲気で怖いです。途中怖すぎて先に進むのを諦めそうになりつつも怖いもの見たさでなんとか最後まで辿り着きました。
紙の本
引き込まれた
2016/05/24 22:26
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投稿者:シロー - この投稿者のレビュー一覧を見る
展開が全然読めなかった。こういう作品に久しぶりに出会った。よくある推理小説になるのかなと思ったけど。自分の隣人はどんな人か関心をもてるようになった。
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大学で犯罪心理学を教える高倉はある日旧友の刑事、野上から事件の分析の依頼をされる。そしてそれを機に高倉の周りでは不審な事件が続発し……。
この本が賞を受賞したのは2011年らしいです。読んでいてある有名事件を思い出したのですが、その事件の発覚前にこういう本を書けたのはすごいなあ、と思いました。先見の明があったのだと思います。
ただその実際の事件が凄まじすぎて、この作品が霞んでしまったように思います。読むタイミングが悪かった、と言えばそれまでなのですが……。
細かいところの説明の不足や、不要に思える展開があったのもちょっと気になりました。たぶん主人公の大学教授を何とかして事件の中心に置くための設定や展開だったと思うのですが、そのために細かい設定や犯人の行動、主人公の行動に無理や矛盾が生じているように感じてしまいました。
しかし大筋のミステリ的な展開はとても巧かったと思います。サスペンス的な展開も巧みですし、ミスリードも巧く、真相で思っていたものと違う真相が見えてくる作風はどこか道尾秀介さんを彷彿とさせるものがあると思いました。
本のオビに「展開の予測できない実にクリーピーな(気味の悪い)物語」とありました。これは物語の展開だけでなく登場人物たちにも同じことが言えて、犯人の行動はもちろん、意味のある嘘、ない嘘を時につく、登場人物たちの人間性全体を指しているようにも思いました。
第15回日本ミステリー文学大賞新人賞
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隣人の恐怖というのは人間関係の希薄な現代ではとてもリアリティがある。この作品は少し事件を盛り過ぎな感はあったが、それゆえに先の展開が見えずにとても引き込まれた。中盤までがとても良かったが、あっけない終わり方が少し残念。日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。著者の他の作品も読んでみたい。
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もし、隣人が入れ代わってたら?
そして、犯罪の予感がしたら?
不気味な話である
いろいろな方面から問題が出てきてそれが一つにつながったと思ったら、結末はびっくり
でも、まだ終わらなくてラストは
なんだか恐ろしくて悲しい
そしてちょっぴりなんだか優しい
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「クリーピー」=ぞっとさせる・気味の悪い と言う意味だそうです。
確かに中盤までは、本当に気味が悪く、ぞ~っとするようなお話でした。でも中盤以降はトーンダウンしましたので、そこがちょっと残念でした。
隣の家の娘が逃げ込んで来て「あの人お父さんじゃありません。全然知らない人です。」って言ったら怖いですよね・・・隣人がいつの間にか入れ替っていたら??
私「隣人もの」好きなのでかな~りテンション上がりますね~。
8年前に起きた一家失踪事件・その事件を追っていた野上刑事の失踪・向かいの家の火事・奇妙な隣人。
と高倉の周囲で事件が頻発。色々な事件が立て続けに起こり、じわじわと何かが起こっている。
その途中までのじわじわ感は、かなり好みでした!
でもあくまで途中まで^^;
最初の気味悪さはどこへやら、最後はあっけなくて・・・「悪の天才」さんにはもう少し頑張って欲しかったかな。
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まさにタイトル通り『クリーピー』!!サスペンスのなかにホラー要素が加わりゾッとした。
なりすましが成立する現代…。実際にありえる内容なだけに物語に引き込まれました。
映画化したらおもしろそーな一冊。
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タイトルだけ見たら買わなかっただろう本
書店のコーナーの言葉を見て気になり手に取り購入
うちも入れ替わってもわからない家かも
薄気味悪さが残る本
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大学で犯罪心理学を教えている教授が主人公。夫婦二人ぐらしで一戸建てに住んでいる。同級生の刑事から捜査中の事件の相談を受けるが、その刑事が行方不明になり、向かいの家が火災になり、隣の家の少女が逃げてきたり、、次々に周りで事件がおこりはじめる。その真相を追及していく話。すんなり解決しそうに思えたが、なかなか意外をつかれ、一気におもしろく読めた。
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奇妙な隣人モノ。
主人公を軸とした奇妙で恐ろしい出来事が動じ多発的に起こる。
サイコホラーと言おうか、なんと言おうか。読み手の不安を実によく煽る。いやな感じが止まらない。
しかしながら、読み終えると……ひどくほっとするので、不安になっても後ろを振り返らず、最後まで頁をめくって頂きたい所存です。
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気持ち悪い…というかミステリー好きだから冷静には読んでいたが…実際こんなの怖いだろ〜って思い始めたら恐怖❗️
昔より今はこんな西野みたいな変態の殺人鬼がたくさんいるから架空の話な感じもしない…恐ろしや〜〜´д` ;
澪も園子も悪くない…
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サイコサスペンスとしての面白さは備わっていると思います。
純粋に先が気になって読み進められましたしね。
ただ腑に落ちない点もいくつか。
主人公が何かと大事な時に警察を頼らない点なんかは
正直読んでいてやきもきしましたね。
あくまでも『自分なら』と重ね合わせての話ですけど、
学生の大和田なんかはご都合的に殺されてしまったような。
序盤なら犯人を甘く見た結果・・・とも取れますけど
展開として、もう十分善雄の恐ろしさを見知った後の出来事ですから尚更。
他には澪の行動ですね。
マインドコントロールマインドコントロールと言ってますけど、
それで全部語られちゃうと冷めるんですよ、やっぱり。魔法ではないんですから。
心理学を題材にした小説にはそういうのよくありますけどね。
自宅では母親が拷問を受けてるのに、極々普通に学校に通うって、この子の神経の方がよっぽど異端だわ。
聡い子という設定なら尚更、善雄の目が届かない学校近辺でどうにかしようと動くんじゃないですかね。
なんで善雄の死体は腐らなかったの?十年経っても痩せていくだけ?
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犯罪心理学を大学で教えている高倉は、妻とその一戸建てに引っ越したばかりだった。
訳ありげな隣人、学生のストーカー紛いの行動、同級生で警察官の失踪。
周りで次々と起こる奇怪な事件。
それらは大きな恐怖へと発展していく。
2016.4.20