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シリーズ16作品目。
四葉家の後継者を決めるお話。
後継者はずっと前から深雪に決まっており、それは揺るがないものであれど、分家たちの思惑が走る1冊。
そして深雪の婚約も併せて決まった。
兄妹設定から出るための理由が、なかなか強引だけれど、まぁ・・・深雪が結婚をするのであれば、ほかの人などいないし・・・、と納得。
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醜悪。
なぜ深雪が達也のために生み出された、などと書けてしまうのか、その神経がわからない。
ついでに言うと、深雪が自分と同じ両親から生み出された点について達也は確信を抱いているのに、それでも甥と叔母くらい遺伝子に差異がある、というのは理屈としてわからないし、日本ではいとこ婚も認められているがそれでも血は濃い部類で、まして叔母甥程度では心許ない。
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四葉継承編、タイトル通り四葉の後継者が決まる話をしつつ、大きな意味合いでは達也と深雪が生まれてきた背景を語る巻、という感じでした。
達也が超特殊な能力を持ってい生まれてきたのが、実はお母さんの精神構造干渉という特殊能力の影響で、かつ、四葉全体の願いによっていびつに形成されたという種明かし。
これを折り返しに、英語タイトルのまさに「irredular」がつまはじきにされる中どうやって二人で自分たちの落ち着く居場所を勝ち取ってくか、という方向になってくんでしょうね。
それにしても、柴田君、勝家のイメージで作られたキャラなんだろうけれど、残念過ぎる。黒羽兄弟、今後どうなってくかな。
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図書館で。
そうきたか(笑)という巻。
個人的には沖縄編以前はあんな態度だった妹にメロメロになられても「別に妹だし」で終わる気がするけど…まぁそれを言ったらこのシリーズの柱が崩れるか…
個人的にはヒロインが好きになれなかったんですがなんか納得したような。彼にとっての女の子だからそりゃよそ見もしないよねぇ…