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さすが伊集院さん。
惚れてます。
タンナには出来ないタイプだけど。
震災の時に書いた「被災地から見たこの国」は彼の集大成だ。
憤ることを、かっこ悪い、と見られる今のご時世。
大人がもっと憤っていい時代だと思う。
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歯に衣着せぬ言い方をする伊集院先生だが,その発言には他人に対する思い遣り,愛情に溢れているように感じる。
自分の至らぬ点,反省すべき点を気付かせてくれる良書だと思う。是非とも読んで頂きたい。
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続編と一気に読みました。感想はそちらで。こちらが続編でした(^^;; 3.11周辺の事柄にも多数触れてくださっています。なによりすてきだと思った一文を、「世の中というものは不幸の底にある者と幸福の絶頂にある者が隣り合わせて路上に立つことが日常起こるものだ。だから大人はハシャグナというのだ。」3.11以降、「つくづく」思っていたことでした。この2冊を読んで困ったこと、深酒と夜更かしとタバコを再開したくなったことf^_^;) 前の二つはいまさら?^^;
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後半、震災関連のことについて書かれていたが、読んでいて胸が熱くなった。
私自身、阪神淡路大震災を経験しているので、地震の怖さを体験している。東北ではそれ以上の被害だったので、想像を絶する経験だっただろう。政府やマスコミに対する意見が、実際に被災した人の気持ちを代弁してくれているようでよかった。被災時から克明に記録されていた文を読むと、いかに現場が情報不足になっていたのかわかる。
著者ははっきりと物事を言える、言うべきことは言う、言うべきことではないところは言わない、そういうところがわかっている人だなと感じました。
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勝手気ままに自論を書いているが、共感した。こんな大人に憧れる(^-^)/
亡き妻のコメントには、伊集院氏らしさが十二分に感じた、
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「大人の流儀」が好評だったようで(未読だけど)これはその続編。
今この人の本が売れているらしい。
その理由に関する本人の弁にクスっと笑う。
こんなタイプ(って存じ上げているわけでもないのでただの印象ですが)の人はいまやすごく少数になってきているのではないか。
今や人も規格内に収まることを要求されることが多く、それに苦しむ人も多い中で、この人のエッセイを読んでちょっとすっきりするっていう部分があるんじゃないかな。
みんなが彼のようでも困る(失礼)けれど、彼のような人もいていいんじゃないか。
色々な人がいるのが社会ってものじゃないか、と思う。
それにしても彼の奥様方はやはり相当懐の深い方々であろう、と感じた次第です。
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作家の感性の良さを感じた。
自分とは違う何かの見方を持っている。
3・11の地震で、世界が、資本主義が変わる予感がした、だが、今は、そのような感じがなく以前の延長で時が進む。
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「大人の流儀」ということで、二十歳になった記念に読みました。作者はまだまだ近づけない「大人」だと感じました。各章の題名と抜粋の文が素敵です。また、震災当初の記述は臨場感があり、2011年3月の気持ちを思い出します。
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作者は仙台在住で、昨年の東日本大震災のとき被災した様子の随筆が多い。
いろいろと感じたことはあったが、被災者のメディアに対する思いが「ニュースは、原発報道と菅直人下ろしを繰り返していた。震災を忘れたのか。」の箇所からも伺える。
酒についてのエッセイも前作に引き続き多い。
特に、「人類が地上にあらわれ、社会という、人生という、不条理をともなうものを生きはじめ、酒というものを祖先が発見したのを、私は必然だと考える。」の箇所に納得した。
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【風】【花】【雪】【月】
そして【星】の章からなっているエッセイ。
【星】は震災後の記録。
普段、口にしているアタシの言葉も。
本当は使えないなぁ。
と、感じた。
~「一度、言葉を噛んでから口にするものだ」~
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伊集院静の作品、2つ目です。
最初の作品は「いねむり先生」。
まったく、さっぱりわからなかった。
ギャンブル、という世界に身を置く人によりそうことができないのです。
しかし、本作はおもしろい!
2つ目はなぜか「続」から読みましたが、
特に問題はありません。
ほろりと、にやり、ひやり。
いろいろなエピソードが詰まっていて、
前作ではまったく感じなかった著者の人柄がぐっと身近に感じられました。
そして、あの大震災のときに、自宅の仙台にいた著者は、
「そのとき」を書き残す。
恐怖、怒り、憤り。
今も実際に「被災地」にいる人の声だ。
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内容的には二日酔い主義とダブル部分も多く、相変わらずという印象だが、震災に関する記述は被災者作家として生々しいものがある。
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前作に引き続き、成人の日を前にしたこの時期に急いで読み終えました。反発を感じる部分もときにあるけど、こういうオヤジがいないとなぁと感じる部分も。若輩が「大人」から受ける理不尽は多いけど、そういうところからこそ学ぶべきものが多いのかもしれない。巻末の「星~被災地から見たこの国」は徐々に記憶が薄れゆくけども、日本人皆が風化させてはいけないできごとだと感じさせてくれる。また本シリーズ3冊目を年末に読みたい。
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地震があったあとの本なのね。
私が報道に流されてた時、この人はこんなこと考えてた。私、報道を鵜呑みにしすぎだな。。
グリーン車に女、子どもが乗るな、には賛同できん。
世の中というものは不幸の底にある者と幸福の絶頂にある者が隣り合わせて路上に立つことが日常起こるものだ。
だから大人はハシャグナというのだ。
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大人の男にだけ許される場所と時間というものがある。それを理解しているのと、理解していないのは大きな違いがあるだろう。もっと一人の時間を楽しまなければいけない。世の中には、不条理なことが多いけど、そういう経験をするからこそ、人間は成長できるというもの。そういう人に会えるのは大切だし、自分もそういう人にならないといけない。