【大増量試し読み版】バキ特別編 SAGA［性］ みんなのレビュー

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投稿者：カルバドス　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

格闘技一辺倒の人間は、愛のあるセックスをすることが可能なのだろうか？　主人公・バキの父親は“史上最強の生物”と謳われるほどの格闘家だが、性行為はほとんど本能に近かった。より良い子孫を残すため、というごく当たり前の本能。“愛”はあとから付いてきたように見える。
主人公・バキも思春期を迎え、いよいよヒロインと結ばれることになる。凶悪な犯罪者を相手に、殺すか殺されるかというサバイバルゲームの最中の出来事。性に関する知識は無いに等しく、女性の身体の構造についてもこれまではほとんど興味を示さなかった彼が、果たしてどのような愛情表現をするのか。
ページをめくってみて驚いた。まさかこれほどまでにあからさまな性描写だったとは、と。緊張のとも火照りのともつかない汗にまみれながら激しく絡み合う二人の姿が、紙面いっぱいに描かれているのだ。気を取り直して読み進めると、この描写が妙に合っていることに気が付いた。劇中でバキ自身も思っていることだが、全てが真剣勝負なのだと。なるほど、男と女の愛情表現も真剣勝負。それならば、事細かな描写も納得がいく。
本書はあくまで別巻なので、本編には影響しない。が、殺人ゲームの途中、何故バキが強くなったのか、それについての解説は最小限なので、気になる人は気になるところ。そこで本書の出番。二人の熱い交わりと互いの信頼感を知ることで、納得の答えを得ることができるわけだ。
ただし、注意を一つ。前述したように、性描写がかなり過激。それは、成人指定コミックと同じくらい。周囲から誤解を受けないよう、読む場所には気を付けて欲しい。

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投稿者：鮫島騎手　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ただだし、こんなに良いまんががよめるなんて最高