紙の本
自己啓発書としてかなり野心的、かつ渾身の一冊
2017/03/18 12:59
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:坂の下の落人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「働き方本」としてかなり売れてる本ですが、デビュー作『世界中のエリートの働き方』の決定版・集大成の印象です。著者の豊富な外資系エリート人脈の事例から帰納法的に効率のよい働き方、あるべき姿を提示しています。
巻頭「はじめに」のページボリュームの多さに著者の本作に対する並々ならぬ自負と野心が窺えました。
「コンサルタントファームや外資系の有名企業では…」的なタイトルや本の作り方が多い中、実際に現役で外資金融系で働いている著者ならではの、そういった論に与しない、揶揄しているような独自視点も好感が持てました。
個人的には第3章の「一流の心構え」のところに他にはない、示唆に富んだ新鮮な見識があったと思いました。
実際にいろいろなエリートを見てきた著者の本音や、啓発本にありがちな予定調和に陥っていないところ、丁寧でこだわり抜いた本作りに、この著書の信頼感があると思います。
紙の本
『最強の働き方』
2017/02/20 20:55
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『一流の育て方』のムーギー・キムによる“仕事の流儀”決定版
一流の(=最高水準の)仕事をするためにどうしたらよいか
読後に行動指針が得られる基本的、具体的な厳選77か条
これ一冊でビジネス書何冊分もの価値あり
とにかく読みやすくおもしろい“仕事のIQ”を高める本
紙の本
オススメ
2016/11/28 00:14
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投稿者:ほんらいく - この投稿者のレビュー一覧を見る
友人に勧められ読んでいます。目からウロコ。大変ためになります。
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巷に溢れるキャリア関係の本と比較して真新しいことは書かれていないものの、世界中の友人や偉い人の言葉が散りばめられており、キャリアに関する悩みは世界のどこでも共通していることを再確認できる。
好きなこととできること、社会から要請されることの交わる領域を天職とするべし。
エクストラ・ワンマイルの工夫をすることが、一流と二流を分ける。
この人の下で働けば数年後には市場から引っ張りだこになる、と思われるくらいに、上司は部下の成長を考えるべき。
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ーーーーー↓ペンネーム2014/10/1↓ーーーーー
【概要】
仕事をするうえで必要な心構えや実務の仕方を網羅的に記載されている。
読み進めるほど、レベルが高くなっていく項目分けになっている。
【評価】
8点
【共有したい内容】
・「神は細部に宿る」という言葉をよく聞くが、細部の完璧さを求めるものだけが一流の高見を目指せるのである。
完璧な資料と単純ミス一つの資料の間には、ケアレスミス一つにとどまらない途方もなく大きうな違いが存在するのだ
・メールの返信速度で、仕事能力全体が判断される。
・いい会話の一番大切な基本は、相手に興味を持つことだ。
→まず、もって相手の関心ごとを聞き出し、信頼関係を構築する。相手のニーズを理解しないで進める話は、
もはや完全な独り言で、コミュニケーションでもなんでもない。
・成功している人に、百貫デブはほぼいない。
→体調管理は自制心の象徴である。
→「満足を得るタイミングを遅延させることができるかどうか」は、目先の利益より長期的利益を選べる加藤いう自制心を表す。
・「心のストレス引当金」を積む。
→上司からの支持を受けるときは、「どうせ上司の指示の3割は意味がなく、不愉快で腹立たしいものだ」と最初からあきらめておく。
【読んだ方がいい人】
・一年目の教科書を読み終えた人
・入社2~3年目の人
【悪いところ】
とくになし
【どういう時に役に立つか】
・伸び悩んでるとき
・3か月とか半年に1回読
【自由記述】
日頃の働き方から考え方まで結構網羅的に書かれていて、しかも結構読みやすい。
【合わせて読みたい】
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他の方の書かれている「間違ったことは言っていないし、本質をついているとは思うが、外資銀行とかコンサルとか少し鼻につく感じ」は御意。この文言で終わり。
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冒頭で「この本は素晴らしい!」と言っているが、著者自身が言うほどではないかな、というのが第一感。
ただ、仕事の基本が上手くまとめられていた。
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自分が得意なこと、やりたいこと、はどちらも明確に分かっている。ただそれをどう仕事として成立させていくか、どうやって自分で仕事を創り出していくか、というところがいまだ不明確ではっきりしないのが問題。このままだと、上から降ってくる仕事をただ淡々とこなしているだけのサラリーマン人生になってしまう。仕事を自分でつくり出すことについて真剣に考えなければならない、それこそが今の自分の課題だと強く認識した。
それ以外は一般的なよく聞く話だが、読み物としてとてもおもしろく楽しいひとときだった。
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一流の社会人とはどういう人かということを分かりやすくまとめた本です。
内容は,他の自己啓発本を比較して,突飛なことを記載しているわけではありませんが,それは一流の人というのは,普遍的なことを当たり前にできる人だからこそ一流たりうるからだと,本書を読んで改めて思いました。
これから社会人になる人,この種の本をあまり読んだことのない人にはおすすめです。
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とても読みやすい。タイトルと内容は少々アンマッチであり、どちらかというとベースを引き上げるために読む本。働き方の基盤作りという感じだろうか。
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ブクログで見て気になったので購入。その後、スマートニュースでも話題に上げられていた。
著者が最初に書いてくれたようにだれでもやってみようと思える内容だったが自分でもすでに意識していることも入っていてちょっと嬉しかった。久しぶりに自己啓発の本を読めて良かった。
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とてもシンプルで頭にスッと入ってくる読みやすさがあった。
自分の職場を振り返ると、いろんな階層の人に足りていないものが発見でき、自己分析に留まらない応用ができそうだった。
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仕事のベースになる考え方・行動様式を、自身の経験も交えて解説。仕事で指摘されドキッとしたものもいくつかあった。個人的には、ところどころにあるコラムの方が面白く、ためになった。
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8/28ビジネスランキング5位
外資系投資銀行で働いた著者が
一流の仕事をする方法を77の教訓にまとめたもの。
学歴と仕事の能力は必ずしも関係しないと言う。
7月に発刊行で発行部数10万部。
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すごく読みやすくて、ユーモアたっぷりで面白かった。
ビジネス書を読み漁ってる人が読むと感じると思うけど、内容は定番のことが多い。逆に言えば、最初にこの一冊を抑えれば良いと思う。
コラムがまた読みやすくて、ためになる。
以下、お気に入り部分。
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いつまでも勉強ばかりしていたら、何も行動せずに勉強だけで終わる。
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若いときから失敗し、起き上がる習慣をもつことが非常に重要
※そこそこ勤続年数を重ねた今なら、これの大切さがホントよくわかる。
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自分の仕事を振り返って、自分よりよくできる人がいくらでもいるようであれば、あまりその職に長居してはいけない。
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あとイラストがすごくうまい。内容をうまく抑えてる。