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投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
角田光代の軽ーいエッセイである。それぞれのタイトルは、物(物そのものではないのもあるが)とその値段。要するにそれぞれのエッセイは、統一されたテーマのもとに書かれている。空いた時間などに軽く読むのにふさわしい。言わんとしていることは結構深いかもしれないが。
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渋滞中の車内で読了。
お金の使い方はその時の心の状態と繋がっている、や、何にお金を使ったかがその人をつくる、といういけんになるほど!と新鮮な気持ちになる。
お金に対してコンプレックスを持っているだけに、大切に使って行きたいし、慎重に付き合っていきたい。
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私たちは、お金を使うとき、品物といっしょに、何かべつのものも確実に手に入れている。
と帯にありますが、確かに……と思わせられるエッセイ。「ご飯食べましょう」の話(蟹コース)とかおもしろかった。
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ものの値段、お買いものにまつわるエッセイ。
カクタさんのお買いものを、ふむふむなるほどと、
楽しく読ませていただいた。
人によって、ものの価値観というものは、本当に全然違う。
わかってはいても、時々びっくりしたりする。
カクタさんのおっしゃるように、20代30代を過ごすうちに、
徐々に変化しながら、今の価値観に辿りついたんだと思う。
お金でしあわせは計れないけれど、
お金で得るものは、買ったその「もの」だけではないと、
私も思う。
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最後の章が特に好きです。 お金の事が書いてある本だけども、本質はそこじゃない、出会いなんだ、って。 そんな素敵な発見がありました。
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購入場所:TSUTAYA BOOK STORE 東京ミッドタウン店
読書期間:2009年4月22日〜2009年4月23日
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面白くて一気に読んでしまった。
あとがきにあった、お金と心の関係が、ときとして体と心の如く関係しあう、というくだりには特に共感した。
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しあわせに値段なんかつくのかな?
って思ったけど、つくつく!いっぱいつく!
うん、わたしは・・・
リンゴデニッシュパン、138円!
しあわせ、ですよー
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角田さんの、いろいろなものに対する「お値段」とその価値についてのエッセイ。
これにこういう金額がかかった、こういう金額ですんだ、と思うのは人それぞれ。
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読み切れそうな厚さと可愛らしいジャケットにひかれ、さらに目次を見て即買い。
まるでこのエッセイに描かれているカクタさん自身みたいでもありますが。。
人が暮らしていく中で切っても切れないおカネの話を、自身のエピソードとともに面白く切り取って述べられています。
そしてところどころ、私たちはお金を払うことで、実際には何を求め、その結果として何を得ている/得ることができないでいるのだろう?なんて、本質的なコトを考えさせられたり。。。。
「ある、ある!」っていう共感も覚えつつ、あっという間の数時間でした。
ちなみに、この文庫の値段、420円。
ささやかなものなのかもしれませんが、自分にとっては充分に「しあわせのねだん」でありました。
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ほんとは星3.5!!!
エッセイ自体があまり好きではないのだけれど
これはすごくサクサク楽しんで読めた。
この人の文章はやっぱり面白いのかも知れないなー
共感する部分もあるが、え?って部分も多々。
家計簿つけてみようかな?って思った。
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お金について考えさせられる、痛快エッセイ。
意外に太っ腹で、妙なところで繊細な、著者の人柄が温かい。
タイトル通りの幸せの値段について、一光を指してくれる一冊。
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物の価値は自分次第であり、値段の考え方も人それぞれなんだと思えるようになった。
他人と考え方を共有するんじゃなくて、自分は自分なんだって思うようにしようと思う。
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いくつもの短編集が入っていて、その内容はどれも共感しやすいものとなっている。
日常の景色がそのまま映し出されているので、読んでいて面白かった。
角田さんの人柄もわかって楽しかった。
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女性のエッセイは初めて読んだので新鮮だった。
■「コーヒー 2.80NZドル、ヤムヌア(牛肉サラダ)ごはんつき 8NZドル」
非常に共感できた。
「何を見たか、何を見なかったか、というのは、ツアー旅行か個人旅行かという違いではなくて、その場所でお金を使うか否かではないかと私は思うのだ。」
旅行先では、自分でお金を使わないと、記憶が薄くなる。パッケージツアーでは、「お金を使う」という疑似体験。印象が残らない。
ものの価格を理解するためには、「基準価格」を自分の中にうち立てないといけない。
■「記憶 9800円×2」
もうすぐ一人暮らしを始めて、両親とほとんど顔を合わさなくなりそうだ。親孝行しないと。