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梁山泊陥落から3年・・・
皆んな苦労してきたんだなぁと思います。
黒旋風や豹子頭が死んで武松や公孫勝の心にポッカリ穴が空いてますね。
でも皆んな元気で良かった!
期待の新人も沢山いるようで候真の体術は何処まで凄いものになっていくのか楽しみです。
また子午山の王進様も健在で若者達の成長が期待できます。水滸伝の頃から子午山が一番落ち着きますね。
洞宮山と太湖の塞がどう仕上がるかも楽しみです。
最後に、呉用が生きていたのにはビックリ!
皆んなから嫌われすぎて可哀想。
一度、呉用も子午山に行ってみては?
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大水滸伝シリーズ第二章のスタート。
梁山泊陥落から三年。敗北の痛手と虚脱感を抱えながらも再起の準備を進めていく面々。燕青、武松は候真を伴い楊令の行方を追い金国へ。
三年間の辛苦を経てそれぞれ心境の変化が見られ中々すぐに再スタートとはいかない雰囲気。
ギラギラしていた歴戦の強者たちもどこか丸くなった印象。(みんな呉用と馬が合わないのは相変わらずだが)
そんな中でも花飛麟、候真など次世代の若者の成長も見られる。
そして焦らしに焦らしてラストでようやく楊令が登場。
闊達な若者がなぜ苛烈な戦いを続ける「幻王」になったのか。
いつ帰還するのか。梁山泊に何をもたらすのか。
次巻以降も楽しみだ。
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●1回目 2007.9.24
冒頭の3ページのカタルシス!
これこそ続編を読む醍醐味というものだ。
この興奮を超えるような感動を最後に与えてくれるなら、「楊令伝」はまぎれもなく「水滸伝」を上回る傑作になるのだが、はたしてどうなるだろうか。
●2回目 2015.1.24
水滸伝からそのまま引き続き楊令伝。
本当は、梁山泊陥落からこの物語が始まる間の3年間、とまではいわないにしても、数日間は開けた方がよかったかもしれない。
その方が再開の感動があったはず。
だが読み始めてしまったものはしょうがない。
楊令伝全15巻の開幕。
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梁山泊の生き残りたちがどう再帰していくのか、楽しみでぐいぐい読んでいたのだけど、楊令が…。
なんでこんなになってしまったの?
宋江の遺志について、どう思っているの?
疑問がMAXのところで次巻に続く。
少年ジャンプかっ!
初代梁山泊のメンバーに比べて、ジュニア世代がみんな戦闘力高い。
花栄の息子、花飛麟の正確に問題があったけど、王進のところに行ったからにはまあ大丈夫でしょう。
しかし彼も扈三娘が気になるのですか。そうですか。
そして呉用。
相変わらずみんなに嫌われまくっている。
宋江がいたら「お前も損な役回りだな」ってきっとわかってくれると思うのだけど、もはや宋江はいない。
こんなにみんなから浮いた状態で、この先やっていけるのか、呉用。
いざ、次の巻へ!
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水滸伝に引き続き、一気読み。
単なる国をかけた闘争を描くだけでなく、『志』という不確かなものに戸惑いつつも、前進する男たちの生きざまが面白い。壮大なストーリー展開の中で、たくさんの登場人物が出てくるが、それぞれが個性的で魅力的。よくもまー、これだけの人間それぞれにキャラを立たせられな。そして、そんな魅力的で思い入れもあるキャラが、次から次へと惜しげもなく死んでいくのが、なんとも切ない。最後の幕切れは、ウワーーっとなったし、物流による国の支配がどうなるのか気になってしょうがない。次の岳飛伝も読まないことには気が済まない。まんまと北方ワールドにどっぷりはまっちまいました。
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4.1
少し間を空けてきました楊令伝。
水滸伝とはどこかテイストが違うような、どこか暗雲が常に視界に漂っているような感覚。
読み進めながらもずっと心がザワついていて、それはなにか希望と絶望が入り混じったような、どちらとも言い難い感情なのよね。
最後のシーンは1巻の終わりとして相応しすぎるねとりあえず。