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実用的かどうかは少々謎な部分もありますが、なるほどと思う点も多いです。清水義範が好きな人は確実に楽しめると思います。
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面白かった、いつかまた読もう、と思わせる文句なしの星5つ。
接続詞の語彙が乏しいと、文章がチープになる。いきなりガツンと打たれました。
句読点の使い方、しゃべくり文(口語みたいなもんか)などの書き方と、前半はテクニックを説明。
後半は、ビジネス文書や紀行文などの書き方の表技裏技。裏技とあるものの、小生には全部表技に思えた。
著者は、パスティーシュなる他の作家の文体を真似る手法を用いるとのこと。歌や仕草の物まねではなく、文章を真似るのだから、そりゃまた高度な遊び。そんな知的なことをやってみたい。それには、たくさん読書せねば。
もちろん、文章の上手に書くためには、たくさん読書する必要があるんだけどね。
この著を読んで、これから作る文章のレベルが少しでも上がれば、という思いもあるが、こんな楽しい文章を書く著者の他の著書を読んでみたいなぁ、という思いが強かった。
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どうやら以前にも読んだ記憶がある。ヘタしたら、持ってるかもしれないw でも、役に立つし読み物としても面白いと思うの。
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小学生のための作文教室を何度も開いた経験のあるという作家の清水義範氏が、「大人のために」書き下ろした、文章の書き方の本。
この本で著者が一貫して主張するのは、「独りよがりな文章ではなく、他人に伝わる文章を書こう」ということであり、そのための心構えや基本的な技法、自身の文章を書くに当たってのこだわりなどが、ユーモアあふれる楽しい文章で書かれている。
また、ブログに書くようなエッセイ(随筆文)風の文章の書き方ついても触れられているので、多くの人に自分の書いた文章を読んでもらいたいと望む人にも勧められる内容になっている。
特に、文章を書きなれていない人がパソコン(ワープロ)を使用して文章を書くと、必要以上の漢字変換や過剰な漢語表現の使用などが起こるため、不自然で読みにくい文章になってしまうという分析(第一章)は、的確だと思う。
(たとえば、ふみにじるー>蹂躙、すさまじいー>凄まじい、おののくー>戦く、などが例として挙げられている。・・・以前ネット上で「弄る(いじる)」という読み方をするのを初めて見たとき、驚いたことをこの箇所を読んで思い出した。)
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著者は教室の先生として、文章上達の指南をすることに非常に真面目に取り組んでいる。もともと真面目なハカセだから、なおいっそう堅い(笑)や、ユーモアを交えようという意図はわかるんだが、いかんせん古い、ような気がする。著者の子供の作文教室の本はとっても面白く読めたのだが、大人向けとなるとどうしても、上手く書きたいという嫌らしさみたいなのがにじみ出ちゃって、そこを直視しようとすればするほど、すっきり笑えなくなるな。
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何でも感じに変換しない。難しいのはあえてひらがなで書く。
頼み事は最後に自署すると心がこもってよい。
接続詞を意識せよ。しかし、あまりに使いすぎるとうるさい。極力少なくせよ。
文は長いの良くない。しかし、短文だけもダメ。バランス大事。
司馬遼太郎は、
短文 短文 ちょっと長い文
という構成を良く使い、リズムをとった。
長文も3つくらいの短文をつなげるのが限界。
最初に言いたいことを短文で。そのたと長文で補強する。
読点は、あくまで意味をわかりやすくするもの。多すぎるとうるさい。
例えば、
私は、彼が・・・・・・・・。(主語が連なり、しかも長いときにわかりやすくするもの。)
従って
私は、寂しい。
のときには、「、」は不要。
作家の文体を良く読み、まねるのも良い。
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文章を読みやすくするために、文章にリズムをつけること。リズムをつけるとは、句読点の場所を短くつけた後、長めにつけてみるなどして、文章に変化をもたせるということだ。はじめの書き出しは短めの言い切り文にする、次に長めの文で説明する。このような文章はたしかに読みやすい。
なんだかんだいっても、文章は書きなれることが一番の上達方法なのだ。毎日ブログで日記を書くなどするのもよい。問題は継続する方法をみつけること、継続は文章上達に限らず、何をするにも必要不可欠な要素なのだが、身に着けるには確かな覚悟が必要だ。
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将来の教員採用試験に少しでも役立てるかと思い、
また少しでも、文章力をつけようという想いから購入し、読破。
前半は、大変参考になるようなことも書いてあり、面白く読めた。
後半は、随筆や、紀行文の書き方などがあり、そこは自分の目的としてはいらなかったが、全体的に役に立つ本かなと思った。
最近本を読むことにはまっていて、俺も少し成長してきたかな?
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[ 内容 ]
面白いから身につく名講座。
いますぐ使える裏ワザ表ワザ!
著者オリジナル例文満載。
[ 目次 ]
打つか、書くか
とはいうものの接続詞
長短とテンマル
ですますであるのだ
しゃべくり文ですの
伝えたいこと伝わるように
近寄ってはいけない文章
手紙の書き方の裏技表技
実用文の書き方の裏技表技
紀行文の書き方の裏技表技
随筆の書き方の裏技表技
文章上達のあの手この手
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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文章の技法であったり、文章上達のための技術を知りたいといった人には、あまり勧められない。
文章を読むのが好き、文章を書くのが好きといった人が、清水氏独自の観点に接して、自分のものに取り入れてみたい部分を見つけたいといった人にはお勧めです。
ワープロで書く、手で書く時の違いや、メールと古典の共通点など、なるほどといった箇所に強くひかれた。
タイプ別文章の書き方は、今まで自分が書いてきたものと照らし合わせていくといいだろう。
『文章とは自分を他者に伝えるためのもので、うまく伝えたい、できれば相手を同感させたいという目標を内在しているものなのだ。』
清水氏の文章を最初に読んだのは、確か学生時代『国語入試問題必勝法』だったと記憶している。なんて面白い文章なんだと!
久々に読んだこの本も、独自の世界観、それがとても楽しく拝読させていただきました。(文対を変えてみた!)
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普通の人が日常で書く文章のためのノウハウを分かりやすく解説した本。技法を凝らしたり構造を練ったりはしない。伝えたいことを伝え、相手を同感させ、こちらの希望するように動いてもらうにはどのように書けばよいかを説明する。名文を目指すのではなく、読み手のことを考えて丁寧に書くことが大切であるとする。目次 第一講 打つか、書くか 第二講 とはいうものの接続詞 第三講 長短とテンマル 第四講 ですますであるのだ 第五講 しゃべくり文ですの 第六講 伝えたいこと伝わるように 第七講 近寄ってはいけない文章 第八講 手紙の書き方の裏技表技 第九講 実用文の書き方の裏技表技 第十講 紀行文の書き方の裏技表技 第十一講 随筆の書き方の裏技表技 第十二講 文章上達のあの手この手つい勢いで書き流してしまいがちな言葉も、その使い分けによって文脈の違いが生じてしまう。そこを細かく気遣って丁寧に文を組み立てることが重要であると分かる。文章を書くときは、読み手との関係と目的を明確にすることも重要である。これは普段忘れがちなことであり、ともすれば自分の備忘録のような文章になってしまうのであろう。メールは現代の短歌である、という指摘も面白い。
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軽妙な笑いとパロディ・パスティーシュの手法で知られる著者が綴った、文章作成指南本。といっても小説を書くための手法ではなく、手紙や随筆、作文といった文章全般を書く際の手法を指南しているため、創作方面に興味がない人にも問題なく薦められる良書。
「手書き」と「ワード」の使い分けや「文章上達の裏技」といったオーソドックスなものだけでなく、手本にしてはいけない文章まで紹介されていて、その幅広さが他の文章指南本と一線を違えている。
特に「近寄ってはいけない文章」の項は、学者の論文や公用文書、新聞記事によく見られる「訛り」について面白おかしく言及していて、読んだ私もゲラゲラ笑いながらも「なるほど」と感心してしまった。
人に文章を見せるのだが恥をかきたくない、というような人にはオススメだ。
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清水さんの顔写真を初めて国語ガイドで見て、それがかなり印象に残ったみたいで、それ以来まったく関係ない人にまでそのイメージが広がってしまっていたりする。清水明さんとか。それはともかくこの本は、基本を分かり易く、楽しく教えてくれる感じ。なぜか随所に、学者へのメッセージもあり。谷崎潤一郎の文章は、それほど素晴らしいのかな。
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いままでに、文章についての本は何冊か読んできたが、素人むけに文章を書く技術を書いた本はこの本が、最も分かりやすかった。
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接続詞を出来るだけ多くの種類を使ってみる。一つの文は三節まで。文体特にである調にですます調を入れる際のテクニック。変換しすぎの注意。これくらいかな。役に立ちそうなことは。