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今出ているシリーズの中で一番古い話らしい。
カニバリズムがテーマで、ちょうど「青空文庫」でジョナサン・スウィフトの『穏健な提案 アイルランドの貧家の子女たち〜(タイトル長いので略)』を読んだばかりでとてもタイムリーでした。
まあ、どちらにしても食事時はあんまり読まない方がいいかもしれないですが。(2002.6.4)
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孤島で起きる連続殺人ものですが、なんというか推理小説というより、ホラーに近いような…。コワイわけじゃないけど、ちとグロい感じのお話です。これを読むと、とってもカニバリズムについて詳しくなれます。カニバリズムに興味のある方にはオススメ。←興味を持ってる人っていうのもちょっとヤバイかも^^; グロいのが苦手な人は絶対読まないように!!
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殺人ものなんでサスペンスなんだけど、ある意味カニバリズムホラー。でも怖くはないけどな。そうそう、人肉は一番おいしいって良くいうもんね。佐川さんどうなの?やっぱおいしかった??人の味が気になる一冊です。
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【「僕が死んだ時、居合わせた人間達を
僕が生まれたあの島に向かわせてください」そう遺言を残し中学生が自殺した。
孤島を訪れた5人の同級生を襲う殺戮劇。
死体には、全て「逆さV」の記号が残されていた。犯人は、そして生き残れるのは誰?】というあらすじに惹かれ、またその前に読んだ「彼女は存在しない」も悪くなかったので張りきって読み始めたケド・・・。正直読むのがつらかったです。
まず、中学生という設定なのに言葉使いが
普通の大人だって使わないような難しい言葉を使いすぎ!せめて大学生くらいなら納得できるけど。知識も豊富すぎるし、そういう中学生がいないとは言わないけど、リアリティが薄く感じました。性格も全員いきすぎてるしキャラの設定がありえなさすぎ。
こういうのが好きな人はいいかもしれないけど
私的にはダメでした(-_-;)残念!!
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「僕が死んだ時、居合わせた人間達を僕が生まれたあの島に向かわせてください」そう遺言を残し中学生が自殺した。孤島を訪れた5人の同級生を襲う殺戮劇。死体には、全て「逆さV」の記号が残されていた。犯人は、そして生き残れるのは誰? 最終ページまで気を抜くことを許さぬ、狂気の連続と逆転する真相!
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安藤シリーズの第5弾。自殺した織田直樹の遺言で角島を訪れた同級生5人。安藤裕子。石井。坂本幸恵。坂本真由美。そして、本作の主人公である小林英輝。そして、そこでは謎の見立てによる連続殺人が起き・・・。
本作ではこれまでと違い、シリーズの主役である安藤直樹は登場しないがその代わりに1作目から重要な存在だった安藤裕子の中学生時代の秘密が明らかになる。設定は一見、ガチガチの孤島ものの本格ミステリだがそこは浦賀小説。推理小説的要素を超越した結末が待っている。特にラストに至るまでのあるシーンはあまりに凄まじく筆舌に尽くしがたい。浦賀小説の一つの極北がここには確かにある。
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カニバリズム指南書。
カニバリズムはホラーテイストな味付の方が好みです。
これはトンデモ理論すぎて消化不良。
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やはり苦手なメフィスト系(笑)。
しかも今作の表立ったテーマは流石にハードすぎる。
たまたまコレを読む前に読んでたのが古処誠二の「ルール」
なんですが似たようなテーマながらもまったくベクトルの
違うもので、こちらの方が嫌悪感を露にせざるを得ない。
ミステリーとしても個人的には誰が殺人犯でその動機や
方法など割と興味もなく、この話しがどう終わってくれるのか
だけが気になってしまって...。
やはりこの手の作品と個人的嗜好が合わないので
今後は慎重に手をだそうね、オレ。
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評価がこのように2つにしているわけは
決して読めない作品ではなく、
あまりにも万人受けしないし、
おまけにうっかり読んでしまうとタブー項目である
「カニバリズム」が存分に出てくる文章に
ノックアウトされる可能性があるから。
世紀末小説にふさわしいでしょう。
なぜならば何でもありですから。
バトルロワイヤルどころじゃあありません。
本当にグロにもほどがあるので
読む際には気をつけてくださいね。
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個人的に、小説は媒体が文字だけだから割と記憶としては残りにくいんだけど、この本はちがった。
時が経っても、血や嘔吐や海辺での出来事などの情景が鮮やかに思い出された。
あまりにも鮮明すぎて、この記憶を漫画だと勘違いしたくらい。
名作っていうのは、たとえ内容がどうであれ、記憶に残るものだ。
私の脳に、間違いなくこの小説は下品に傷をつけている。
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シリーズもの。
ミステリ色は他作品より強いものの、内容が内容なので人にお薦めはできないかも。カニバリズムです。
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「分かっているでしょう?暴力のない所に、本当の言論なんて存在しないことを。テロルが頻繁に発生する国には本当の言論と文学というものがあるのよ。作家は命を懸けて小説を書いているんだから。言論の自由という言葉は、そういう国でこそ初めて光り輝くのよ。でもこの国はそうじゃない。自由で、平和で、弛緩して、言論の自由と無責任を取り違えて、言いたいことは言うけどそれには責任持ちませんという態度を貫いている。本来、言論は暴力であり凶器であるということを皆忘れてしまっている。そんな国では本当の言論も、成熟した文化も成立しない。何の危機感も、緊張感もないもの。」5作目も面白かった。ミステリというかバトロワだったけど。
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「みんな死んだら海に還るんだな」
「遅かれ早かれ火葬にするんだろう。火で燃やして、煙になって、空に上って雲になって、最後には雨になって海に還ってくる。」
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安藤直樹シリーズ5冊目。
シリーズ番外編の印象。
とにかくカニバリズム。
村木先生のカニバリズム論は読み流し。
「子どもは、親の食べ物じゃないよッ」
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シリーズ5作目。
やられました。ノックアウト、完敗です。
作者の頭の中は一体どうなっているの。
喰われました。