一番わかりやすいと思う
2019/02/03 16:50
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投稿者:Tori - この投稿者のレビュー一覧を見る
線形代数の本は何冊も買ったが、この本が一番わかりやすいと思う。もしこの本で理解できなければ、遠回りでも数学を学びなおしてからもう一度読み直そうと思うほど、これが一番わかりやすい本だろうと感じてる。
大人になって読み返すのにぴったり
2020/05/20 11:46
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投稿者:まさひこり - この投稿者のレビュー一覧を見る
さすがに「ゼロ」からではわからないが、昔むかし大学で習ったことがあれば、思い出して再度理解できる本である。
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・数式は用いつつも基本的に文章で話を進めてくれるため、他の数学参考書にありがちな演習に傾倒してしまうということがなく、また一冊の書物としても十分に楽しめる
・厳密な証明は最低限に抑えているため、極度の煩わしさに悩むことはなく、かつ納得できる範囲まで解説してくれている
・「で結局線形代数って何なの?」という疑問に図形的な側面から教授してくれるため飽きるということがない
・とにかく全編にわたって著者の意気込みが感じられる
固有値の応用など、明らかに理系の知識がないと理解できない部分もごく一部あるが、基本的には文系にすごく優しい本。線形代数の無機質さに脅え、トラウマにもなってしまった人にこそお勧めしたい(僕がそう)。線形代数にとっかかるのにこれ以上の本を僕は寡聞にして知らない。出会えて良かった。
(2006年10月05日)
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大学で線形代数を学習していてよくわからないままで終わって、その復習のためにざっと読めばよくわかるであろう。3章までは詳細に読んだが、詳細な説明をとばしているところがある。ゼロから学ぶ、ということであるが、あくまでも大学の授業と関連させたほうがよい。
小島氏の独習の統計学やベイズ統計学は独習向けであったが、同じ著者でも、このシリーズは、大学の授業で挫折して、やさしい教科書で学び直すためとの位置づけのように思える。
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「行列式はその行列を構成するベクトルの平行4辺形面積(または体積)」
ということを軸にしてクラメールの公式、内積・外積、固有値固有ベクトルまで解説。
間に経済学や物理学などでの理論の応用も説明。
線形代数を幾何学な観点から一貫して説明していたので、読んでいても面白かった。
線形代数で抽象的な部分で理解に苦しんでいる人には目からウロコが落ちると思います。