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生粋の貴族と肉体派の実業家の王道カップル
2021/12/08 00:13
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投稿者:ゆきちん - この投稿者のレビュー一覧を見る
壁の花シリーズ1作目。
肉屋の息子サイモンと没落貴族の娘アナベル。
冬の次に再読率が高いのがこの夏なのは
頭から爪先までどっぷり貴族社会に浸かっているアナベルと
叩き上げで財産を築いたサイモンというロマンスでは王道の
ドラマチックな組み合わせが個人的に大好きだからです。
壁の花シリーズではアメリカの成金の娘である姉妹と
母親は貴族ですが賭博クラブのオーナーを父に持つ娘、
そしてこの話のヒロインのアナベルの恋模様が書かれていますが
4人の中で生粋の貴族の娘はアナベルだけです。
他と比べて結婚相手は何がなんでも貴族!という姿勢なのは
貴族の価値観が染み付いているので仕方ないなと思います。
そんな彼女を理解しながら情熱的に想っているサイモンがいい男です。
サイモンさん、叩き上げで肉体派なのでこの後続く他の壁の花の話の中でも
ちょこちょこ絶倫であることを匂わせています。
アナベルさん大変そうですが幸せになって良かったです。
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ゆったりどっしり
2021/05/25 00:30
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投稿者:シェリー - この投稿者のレビュー一覧を見る
一見イヤな女にも見えるヒロインですが、なぜか憎めず楽しめました。
ヒーローがゆったりどっしりと構えていていたのが良かったです。
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壁の花シリーズ、、ぐいぐい、、と自分も壁の花仲間のあまりの楽しいお喋り&素敵な主人公たちに引き込まれてしまった作品でした。次回も楽しみです!
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「壁の花」シリーズ第1弾。この時代の英国貴族な女性って…怖ぇ;(苦笑) とにかく爵位を持つ男性を夫に…という執念が凄いですが、女性が自由に動ける時代ではないですから仕方のないことなのかもしれません。クレイパスの小説はハッピーエンドの後にひとつ大きな山場を持ってくることが多いようで、今回もアクション映画のような展開にドキドキしましたv
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壁の花シリーズではこの二人の主人公のやり取りが一番ドキドキした。
何度読み返しても、お気に入りのシーンでは
ゾクゾクしてしまう。
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「壁の花」シリーズ第1作。こまかいエピソードの積み重ねでヒーローとヒロインの心が通い合っていく過程がよくわかり、無理なく楽しむことが出来ました。美しいドレスだったり、風景だったり、当時の流行だったりが楽しめる点もとても楽しいです。
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Secret of a Summer Night by Lisa Kleypas:
アナベル・ペイトン
サイモン・ハント
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「壁の花シリーズ」第1弾で、ヒロインは美貌の持ち主だが父が亡くなり貧乏になった貴族の娘、ヒーローは平民出身だが成功した富豪の実業家です。ヒロインは貴族とどうあっても結婚したいと思っているが、持参金がないために社交シーズではいつも壁の花。どうあっても貴族と結婚したいと願っているが、今年が最後のチャンス。同じ「壁の花」の友人達の協力を得て、裕福な貴族の若者に結婚に持ち込もうと画策しています。ヒーローは、ヒロインにずっと以前から思いを寄せているが、貴族の身分を持たないためヒロインの幸せを願っている。でも、今年ヒロインが結婚相手を見つけられなかったら、愛人の申し込みをしようかと思っている。
ヒロインが名家としてのプライドが高すぎる所が×です。どんなに貧乏でも平民とは結婚したくないとは、ちょっと贅沢なんじゃないかしら。生活にも困窮しているのに、家庭教師にもなりたくないし、母が父の友人から体を担保にお金を工面していることを知っていているのに。性描写の表現が生々しくて×ですね。時代設定を歴史ものにしたが、内容が現代ものという印象です。アメリカ人の書く英国歴史もので、シルビア・アンドリューのヒストリカルとは違いますね。他の「壁の花」の友人3人と今回のひーローの友人のウエストクリフ伯爵のお話しも気になるので続きを読みます。
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「壁の花」シリーズ第1弾!
初めて読む作家でしたが、はじめから引き込まれました♪
四人の女性それぞれの個性、続くシリーズの予感もあり、
次の作品も早く読みたい!!
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〈壁の花シリーズ 1〉キレイな壁の花だったヒロインは貧乏貴族令嬢 ヒーローは平民だが莫大な資産を持つ大富豪。このロマンスはヒーローの想いのほうが深そうだったなぁ。最先端の事業に投資をする彼は先見の目がある男性だ。金なし威張りんぼう貴族の男より金持ち平民富豪のほうが好みだ。
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図書館の本
内容(「BOOK」データベースより)
19世紀半ばの英国。アナベルは22歳。貴族の娘とはいえ、家はひどく窮乏していた。社交界にデビューはしていたものの、誰からも求愛されない。アナベルは、上流社会で生きてゆくため、なんとかして貴族の青年と結婚したいと思っていた。愛のない結婚でもかまわない、と。2年後の初夏。アナベルは、社交パーティーの「壁の花」3人と知り合う。3人は、アナベルが「意中の人」と結ばれる手助けをすることに。しかし、そのパーティーには、貴族ではない青年実業家、サイモンも招かれていた。2年前にアナベルの唇を奪ったサイモン。「貴族ではない」という理由で、アナベルが見下していた青年…アナベルの「夫探し作戦」の行方は?「壁の花シリーズ」四部作の第一弾、待望の刊行!夏、秋、冬、春と、ときめく恋がめぐります。
図書館で目に付いた本から借りてきて読んでいるため順番がばらばら。4部作の第1作を最後に読むことになりました。
貴族社会と商人でお金を持っている平民とで上流社会が出来上がるようになっている時代背景をうまく利用して書いていると思いました。
結局女は結婚相手の経済力でしか解決できないこともあるのだなと。
怪我と事故。
これもある意味定番のパターンでした。
蛇にはかまれたくないなぁ。
Secrets of a summer night by Lisa Kleypas
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壁の花シリーズ1作目。個人的には物足りない感じ。
没落貴族の令嬢と平民から実業家になりあがった男の話。
結婚までも大変だし、結婚してからも大変。
二人の身分の違いにヒロインが戸惑うのはわかるんだけど、ちょっと迷いすぎだと思ってしまった。
最後に失いかけて初めて身にしみてわかるんだけども、もっと早く気付こうよと思ってしまいました。
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四部作「壁の花(ウォールフラワーズ)」シリーズ1。一人目はアナベル。ヒーローはサイモン。
面白かった!
壁の花共通の女友達4人で協力し合い互いの未来の夫を探すんだけど、その会話やゲームやまさに女子会のキャピキャピ感が楽しかった。
ヒーロー目線ででも楽しくて。ヒーローが選ばれるのは最初から解っていたけど、夫候補三人の中をヒロインがウロウロするのを少し楽しんでた自分に意外w
ラストのヒロインの告白シーンは最高にキュンキュンした!
次の話が楽しみ!
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壁の花シリーズ1作目。
後の作品を読んでいて、気になるので第一作にさかのぼりました。
19世紀半ばのロンドン。
社交界に出てはいるものの、結婚相手してとしては難があるため、ダンスパーティーでは壁の花になってしまう4人の若い女性。
アナベルは、貴族で美人だけど、家が窮乏している。赤毛のエヴィーは、裕福だが家柄は普通で、極端に内気すぎる。リリアンとデイジーのアメリカ人姉妹は富豪だけどもちろん貴族ではなく、英国上流社会のしきたりも知らない。
4人はふとしたことから仲良くなり、互いの夫探しに協力することになります。
ロマンス物のお約束の展開はもちろんありますが~
4人の個性がかなりはっきりしているのと、19世紀半ばの事情をリアルに取り入れている長めの作品なので、苦味も含めた味わいで、波乱の多い内容になっています。
一番年上で24歳のアナベル・ペイトンが年齢的にも最後のチャンスなので、まずアナベルの結婚を実らせようという話に。
ウェストクリフ伯爵邸での3週間にわたる狩猟パーティーに加わり、独身のケンダル卿に近づいて、シーズンの最後には強引に結婚話まで持っていこうと4人で計画します。
一番美人のアナベルですが、父の死後に家計は窮迫していて、弟を学校に行かせ続けられるかも不安な状況。母は好きでもないある男性から援助を受けているらしいのがアナベルの心を重くしていました。
そんなとき、サイモン・ハントと再会。
肉屋の長男ですが、先見の明があり、今は実業家として一本立ちしています。
2年前にふとした出会いで、アナベルはキスされたことがありました。
サイモンはアナベルがとっくに結婚したと思い込んでいましたが、その後もずっと想っていた様子。
名家の出のアナベルは、貴族と結婚する以外考えられない。
当時の貴族女性としてそれは普通の価値観なのですが、産業革命で工場主などが成功し、新興の富豪が増え始めた変化の時代でもありました。
アメリカ育ちのリリアン達の明るさに触れ、重いスカートを脱いで人目のない野原で走り回ってゲームをしたりと、アナベルの生活も変わってくる。
気位の高かったアナベルが、いつしかサイモンを愛するように‥
結婚のいきさつもややこしいけど、結婚した後にも波乱が‥!
なかなか迫力のある展開です。
結婚しようとあれこれ悩むのはジェイン・オースティンの小説と似ていますが、ジェイン・オースティンだと基本的に狭い世界の、中の上ぐらいの階級の話。
半世紀ほど下った分の時代色が出ていて、「風とともに去りぬ」ほどドラマチックではないけど、オースティンとの中ぐらい?みたいな要素もあり~なかなか面白かったです。
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壁の華1作目。貧乏貴族娘 * 実業家&大富豪
ニッカボッカー”ズ”が笑える。 結婚してハッピーエンド!じゃない展開も素敵。