紙の本
微妙な距離感が憎い。
2015/12/20 20:46
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
老舗味噌屋の若旦那升一郎の御贔屓は怪談しか能がない幇間の与三郎。
料亭「幻月楼」には人だけでなく妖も時には現れる。
なかなか升一郎の手に落ちない与三郎。でも憎からず思ってる。
付かず離れずの微妙な距離感覚が憎い。
美しい絵と引き込まれるストーリーで読み応え十分です。
願わくば、続きもうちょっと早くして。
紙の本
幻月楼奇譚(4)
2022/11/29 23:56
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投稿者:ラミー - この投稿者のレビュー一覧を見る
幻月楼奇譚(4)2013年10月発行、2011年~2013年の作品収録。
其の十三、前巻から登場の富永氏、新登場の三代目彫喜久さんのキャラも面白い!それっぽい!
其の十四、泣き女、こわかった。与三郎の機転とプロ根性も感心します。
其の十五、小猿さん登場、梅子さんと桜子さんの描写がそこはかとなく怖くて惹きこまれます。
其の十六、浅野屋の葉子さん、副住職の清順さん登場、もうここでこんな好きなキャラが登場とは。
1~3巻までも面白かったですが、4巻に来て、面白さが増してきました。さすが!
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新刊情報漁っていたら幻月楼の新刊が!
書き下ろしショートストーリーだと!?と興奮しながらポチッたわけですが、ペーパーなのである程度の書店では付きそうな気も(苦笑)。
新刊が出る度に「まだ連載してたんだ!」と驚きますが(笑)、いつまでやってくれるのか、終わるとしてもどう終わるのか気になる所。どう終わるのかが全然わからないのは百鬼夜行抄も同じですが…。
毎度一応一話完結のような4話収録。ジワジワ寸止め感が真実味をおびてきているものの、実際の所は何も進んでいないのは相変わらず。
今回のポイントとしては、新キャラクターの小猿が出てきた事か。霊感アリの見習い幇間なので、今後もちょいちょい絡んでくるかと。あとは太郎に子供が出来た事で、またちょっと鶴来屋の空気も変わる感じ。
今さんの新刊は忘れた頃に出てサプライズな嬉しさはあるのだけど、宇宙の深淵レベルの大きな気持ちでいないと到底待っていられない(失笑)。
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どうも、似たような話が多く感じるが、与三郎が何を考えて、のらりくらりと躱していたのかが判明。
こういう曖昧な関係好き。
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与三が何時になく積極的で、あらま、という気がしなくもない。しかし、いよいよ、というと邪魔が入る。芸者の手管で、読者も引っ張られ続けるわけだ。
別に若旦那と与三の間に何があろうが、なかろうが、十分面白い訳ですが。いくつか読み返しても釈然としないエピソードがあった。理解力ないのかな…。
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20131005
面白かったー
幻想的なのも仲がなかなか進まないのも。笑
余韻がすっきりしない加減が好きな塩梅です。
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つかず離れずで相変わらずのふたりだけど、周囲には時の移り変わりが感じられる。今後ふたりの仲がどうなるのか気になるところ。
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数年ぶりの新刊、 時間をかけてじっくり堪能しました。 読むほどに味が分かってくるというややこしい設定が憎いですが、そこもまた面白い。
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4巻が出てたの気が付いてなかった☆
一歩進んで二歩下がる二人の関係がよし。
がっつりBLじゃないからいいのかな。
いい雰囲気でいつも邪魔が入るじれったさがそそられるというか(…何言ってんだか☆)
”細く長く”続いて欲しいです(笑)