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初の理系ミステリー
苦手意識の中読みました。
やっぱり難しい部分も多くあったけど
後半に行くにつれて
面白すぎた_( ˙꒳˙ )_
最後も驚かされたし満足( ¯﹀¯ )
またいつか再読、
続編も読みます!
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おもしろいと人づてに聞いたため読んでみました。感想、想像より面白かった!
普段あまりミステリーを読まないのに加えて、ド文系なので、理系×ミステリーの本書が理解できるが不安だったのですが、その心配は杞憂でした。
どんな方が読んでもそれなりに分かりやすい文章。また、あまり難しい理系知識が無くとも理解できるトリック!ページをめくる手が止まりませんでした。
シリーズ化しているようなので他の作品もぜひ読んでみたい!
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数学者×女性助手という設定で、どこか森博嗣さんの「S&Mシリーズ」を彷彿とさせるようなストーリーにワクワクしながら一気読みしました。
特殊な建築物に集められた各界の天才たちが事件に巻き込まれていくのですが、事件が起きてからは続きが気になりすぎてしまい、読む手が止まらなくなりました。
ネタバレを踏まずにコメントするのはなかなか難しいのですが、こういう天才殺人鬼みたいな設定は好みのタイプだったかなと思います。
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綾辻行人を彷彿とさせる舞台設定。
なおかつ、主人公が天才数学者なのだから、否が応にも期待が膨らむ。
十和田と藍子のコンビの掛け合い、眼球堂という変わった建築物に乗り込むあたり、とてもわくわくし、期待させる。
全体的な雰囲気は良いし、眼球堂も大変、魅力的であった。
ただし、建築学をはじめとする記述がちょっと多すぎてるかな?と思った。
ストーリー自体はよかったが、もっと、十和田が謎解きで大活躍する流れを期待してたので、少しがっかりだったかな。
また、トリックも、あまり意外ではなかった。
(盲点はわからなかったが)
藍子が、善知鳥神だろうことは、結構前半でわかっちゃいますね。
とはいえ、この作者の世界観、文体などは好きなので、他の「堂」シリーズを読んでみたいと思う。
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面白かった!さすがの名作。
正直、眼球堂の仕掛けは何個かわかりました。眼球って言うんだから動くだろうな、二重窓で夜間はロックされるなら動くだろうな、は最初から考えてました。でも水を張るとかはわからなかったですね。鏡を使った錯覚かなとかは思いましたが、盲点とは気付かなかった。
あと、絶対に善知鳥神いるな〜!とは思っていたのに平川くんかなぁとかおもっちゃっていた単純脳。でも「荷物を触られるとおもってドキドキした」とかのあたりでこいつは怪しいな、とは思っていたんだよなぁ…、そこの違和感をもっとずっと見ていればよかった!!悔しい。
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タイトル買い。面白かった。
スケールの大きいトリックで、でも納得できる内容。
ただ、実際実行するとなると本当に可能なのかな?
特に水貯めて〜の部分。時間的にも物理的にも体力的にも、これ厳しいのでは?という印象。再読で吟味してみる。
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数学に疎い私でも面白く読めました。定番のクローズドサークルという感じ。こういう謎の建物シリーズは何度読んでもドキドキして楽しいですね。
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クローズドサークルとか館系になるともう綾辻行人しか浮かばない…短絡的…
うーん、トリックは面白いけど、それなら何でもありじゃないかという気持ちにもなるというか。
全然違うのだけど、綾辻の追随?と思ってしまう瞬間も。(それだけ彼が凄いのか…?)
とりあえず数学と構造学は似ているというのはとても納得。詩人になれない人は数学者になれない?のような名言もどこかであったような。
学問はきっとどこかで繋がっているんだよなと深遠なものを見る気持ちになった。高尚。
ただし数学理論みたいな所はかなり流した。
数学苦手なもんで。
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トリックと、最後の二段構えの構造が好みで面白かった!
専門知識による装飾が多くて読んでてちょっと浮いてたな〜っていうのと、
全体的に文面から“ついてこれてる?説明してあげる!”みたいな、全部を説明したがりな印象を受けたので、有難い反面、もう少し読者を信頼しても大丈夫なんじゃないかな〜って思った。
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放浪の数学者十和田只人はルポライター陸奥藍子と共に、天才建築学者驫木が造った奇怪な邸宅“眼球堂”を訪れる。
“眼球”をモデルとした邸宅で次々と起こる不可能犯罪。
集められた各界の天才たちは、目の前の謎にどう対峙していくのか。
メフィスト賞受賞作。→
“眼球堂”が!!この建物がさいっっこーにクール!!
図面があるんだけど、もうそれ見るだけでワクワクする。目ん玉なんだけど!みたいな(笑)
著者も後書きで明言しているんだけど、この建物が作品の1番の魅力だと思う。絶対思いつかないでしょこれ……。
もちろん構成も上手い。デビュー作ならでは
→のてんこ盛り感がすごい。読者を驚かせようとする仕掛けが随所にあって、最後まで読んで読み直すとニヤニヤできる(そうそう!違和感あったんだよーってところが結構ある)
いやぁ。久しぶりに楽しかったなー!
このシリーズ、完結しているみたいなんで、のんびり読んでいこうと思います。
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2013刊行 メフィスト賞を受賞した小説
この眼球堂という建物は
とても面白い建物だと思った
実際建てられていたら凄いと思う
(絶対無理だと思うけれど)
ルパンの「カリオストロの城」みたいな
塔が沈んで街が出てきたりして..
と途中思ったけれど
当たらずも遠からず..だった
あちこちに
読んだことがある様な..流れを感じた
主人公の倫理観や思考等が
自分とかなり違っていたので
最後の方はあまり 没頭..共感..出来なかった
(被害者の南部先生の遺体を重しがわりにしたり..
学問(〜学)に優劣をつけて..勝った..負けた..等)
メフィスト賞はこういう感じの小説が
選ばれる”賞"なんだと理解した
眼球堂は面白そうな建物だけれど
(理系ミステリーとか
クローズドサークルとか
の関係ではなく)
あまり好みではなかった
(主人公等に共感出来たり
凄く魅力を感じたりできれば
少しの違和感や無理な殺害動機やトリックも
あまり気にならないものだけれども..)
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じっくりと自分で謎を解き明かしながら読むのが楽しかった!トリックにびっくり、というよりはそれに至るまでの推論の道筋が面白かったです。そしてキャラが魅力的。
謎を解きたい、と意気込み、建築トリックはほぼ正解だったのですが(円形だったら回転するだろう!とか、眼球ということは水晶体…水!?とか、眼球なら盲点となるところはどこかにあるはず…とか、ただの発想レベルでしたが)、最後数ページのどんでん返しにはまんまと騙されました。悔しい。
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天才建築学者が建てた、巨大で奇怪な建物内で各界の天才達が集うがそこで事件が...という著者デビュー作であり、堂シリーズ記念すべき一作目。
クローズド・サークル、本格ミステリ特有の図面、数学、建築学、物理学の多彩な蘊蓄...といったミステリ好きならワクワク要素のオンパレードで胸が高鳴りますよね、そうですよね!?(同調圧力)
そしてその設定に恥じない大掛かりなトリック!
このシリーズ今後も追っていこう
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とても鮮やかな本格ミステリだった。
大胆なトリック、どんでん返しのラストと解決編は非常に興奮する。
アナグラムは頭にあったので、ちゃんとローマ字を試せば良かったなあ。
叙述トリックには巧妙に騙された。
3日目の第一発見者の下りで違和感は感じていたのだが…。
よくよく読むと上手く作られているのがわかり感動。
途中、小難しい話が多のが取っつきにくくも感じるが、探偵のキャラクターもよく、続編にも期待大。
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『眼球堂の殺人』
周木律(しゅうきりつ)
「館モノ」ってお好きですか?いわゆる「館」や「屋敷」、「城」などの建物を舞台にしたミステリー小説ですね
『眼球堂の殺人』は「館モノ」が好きな方におすすめの作品で、この後発刊されていく周木律先生の堂シリーズの記念すべき第1作目になります。天才数学者・十和田只人(とわだただひと)と、ルポライターの陸奥藍子(むつあいこ)。『探偵役が十和田、語り手&ワトソン役が藍子』
天才建築学者・驫木煬(とどろきよう)から謎の招待状を受け取った十和田は、藍子と共に「眼球堂」に向かいます。そこに集まったのは、世界を代表する物理学者や芸術家、大物政治家などなど各界の天才たちばかり。そんな中、実現不可能な殺人が起きます。招待状によって奇妙な館に集められた天才たち。そして起きる奇怪な殺人事件。外には出られない、電話も通じない、完全なクローズドサークル・・・
ミステリー小説には数多くの建築物が殺人の舞台として登場していますが、この「眼球堂」はその中でもかなり異質、著者の周木律先生は
【だが、ひとつだけ自信を持って言えるのは、この建物はきっと、読者をわくわくさせられるだろうということだ。こんな建物はあり得ない、だが、あり得ない建物で起きるあり得ない事件だからこそ、きっと読み手の心も躍るに違いないということである】と申されております
えっ(え?)「眼球堂」ってどんな建物かですって?それは読んでからのお楽しみ!Who・誰が How・どうやってWhy・なぜ殺したか、のミステリと基本となる謎が全て楽しめるようになっています。特に「眼球堂」という奇怪な建物が舞台だからこそ、「どうやって殺したか」を推理していくの楽しいです
館の「見取り図」はもちろん、殺害現場の状況も「図」が挿入されているので非常にわかりやすいし、。この『眼球堂の殺人』は文庫本にして約570ページほどあり、他の作品と比べるとボリューム多めですがかなり読みやすいと思うので是非お薦めです
もしあなたの元にも謎の館への招待状が届いたらその時は是非御用心下さい・・・・