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http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005130.html
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かつてベストセラーになり、今現在も売れ続ける名作。
統計技法のウソ、まやかしを痛烈に指摘する作品。
谷岡先生の本のモデルともいえるような本です。
統計用語や数式は出てこないので、文系の人にもオススメです。
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内容的には、ほとんどいまでは当たり前のことである。「ひとはけの紅白粉で、人が変わったように美しくなるように、統計によって、多くの重要な事実が見違えるようになる」(7頁)。つまり、統計というのはいくらでも操作可能なのですよ、ということだ。ここで「重要な事実」とされるのは、だいたいにおいて科学的仮説である。たとえば受動喫煙の害毒、格差社会の有無、などなど。仮説の蓋然性を示すために統計は、いまでも頻繁に用いられている。数値という、非常に理解しやすいツールであるから。しかし示されるのがあくまで蓋然性=「もっともらしさ」であり、正確な証明ではないことが重要であろう。だからこそ統計者の意図による操作可能性が生まれる。事実の証明ではなく、政治的意図の補強こそが統計の本質である。
ところで、「統計」をスタディ、「重要な事実」を成果物として考えてみると建築の設計プロセスの性格が理解る。「スタディによって、成果物が見違えるようになる」。ははーん。この本質におぼろげながら気づいたのがSANAA、明確に利用してやろうと意図したのが藤村龍至、と言ったら、できすぎか。
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2009/05/16
数字やグラフに騙されちゃいけないわ.
だいぶ警戒心は強くなったつもりでした.
自分はちゃんとしようと思います.
1968年初版のため,新聞の記事が面白かったです.
・データが何回も統計的操作で濾過され,小数点のついた平均値に姿を変える頃には,
その結果はもとのデータとは似ても似つかないような確信の香気を身につけ始めたのである.
・層化ランダムサンプル.ただし,母集団の割合が正しいという保障はない.
・平均賃金の正体
・アメリカ合衆国の農家の4分の3以上は電気を利用できます.
・暗影
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大学の一般教養で必読と言われた本。
今更ながら読み返してみると知恵の結晶がきらめている本です。
統計を言葉で説明した際にでてくる相違点や
(≒どこに力点が置かれるかによって数値は主観的になってしまう)
視覚化するために用いるグラフがときに人に大きな間違いを起こさせるものであり、
決して鵜呑みにしてはならないという注意点をわかりやすく教えてくれます。
日本では1968年に訳が出版されていますが、その版数が50以上を超えていることからも分かるように、新書的でありながらすでに古典の仲間入りをしている本です。時間がない方は10章だけを読んでもたぶんためになります。
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データの表現に関して注意しなければならない基本的な事項をまとめたロングセラー。データサイエンス入門者は一番初めに本書に目を通してもらいたい。また一般の人にとっても本書を読んでおけば、新聞などに掲載されるデータを見るときの姿勢がいつもとは違ったものになるだろう。
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一時期はやった、統計のウソ本
これは相当古いです。
アメリカ軍が徴兵に使ったテクニックなんかのくだりが面白かったです。
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当たり前のことしか書いてないです。昔の本だから当然かな?
まぁー見てもいいんじゃない。
ただ気になるのは、通販とかのいかにも怪しげな広告ではここで紹介されているような手法を使ってるだろうけど、その他の広告については、どうなっているのだろうかと気になる。
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10/2/21読了。先輩に借りた。
統計の授業で指定されていた本。参考書扱いという感じ。
レポート直前になって買うのを忘れていたため先輩に借りていた。
でもこれ読んでもなかなか偽の統計って見つからないです…先生。
内容。要は統計にだまされるな、と。
図とかグラフとか視覚的なものは特に。
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[ 内容 ]
だまされないためには、だます方法を知ることだ!
かの有名な英国の政治家ディズレーリは言った――ウソには3種類ある。
ウソ、みえすいたウソ、そして統計だ――と。
確かに私たちが見たり聞いたり読んだりするものに統計が氾濫しているし、「平均」とか「相関関係」とか「トレンド」とか言って数字を見せられ、グラフを示されると、怪しい話も信じたくなる。
しかし、統計数字やグラフは、必ずしも示されている通りのものではない。
目に見える以上の意味がある場合もあるし、見かけより内容がないかもしれないのである。
私たちにとって、統計が読み書きの能力と同じぐらい必要になっている現在、「統計でだまされない」ためには、まず「統計でだます方法」を本書によって知ることが必要なのである!
[ 目次 ]
1 かたよりはサンプルにつき物
2 “平均”でだます法
3 小さい数字はないも同然
4 大山鳴動ネズミ1匹
5 びっくりグラフ
6 絵グラフの効用
7 こじつけた数字
8 因果はめぐる
9 統計操縦法
10 統計のウソを見破る5つのカギ
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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だまされやすい人は読んでおくべき。タイトル通り、数式はなく、非常によみやすい。また古い本だが現在でも十分に通じる内容。
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はじめて読む統計学と言った感じ。
プレゼンの中でどのように統計を使うか、統計に騙されないという
ことを考えさせられた。
ただし、かなり古い本になるので、やや古臭い感じはする。
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一言で言えば、統計を駆使してモノの印象を変え、良いものと認識させる方法を書いた本だ。
とはいっても、悪い人たちに使わせるためではなく、一般人が悪い人に騙されないようにするための本だ。素人にもわかりやすく、数式をまったく使わず書かれている。
出版が1968年と使われている例は古いが、やっていることは最近どこか(CM、広告、近所の母親、etc..)で見たことのある。まだまだ現役で使えるということに驚く。
視点を変えて数学の本としてみると、「統計とはどういうものか、どのような注意点があるか」についての本になる。いわば、「統計学者入門」だ。統計の数学的手法についてはまったく学べないが、統計を扱う者としての心構えを学ぶことができる。
1968年に出版され、今なお重版されている良著なので、一般の人にも読んでもらえたらと思う。
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統計学・統計を使った印象操作についての古典的入門書。メディアリテラシー系の本のはしりともいえる。
昔の本なので確かに古典ではあるのだが、軽妙な文章で誰にでも読める。古臭さは若干あっても、無駄な重さは一切ない。
高卒以上の人は本書を必読しなさい、と法律で定めてほしい位の名著。日本にはこういう知識の無い人が多すぎる(会社に入ってますます痛感した)。
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基本的な統計の考え方といったことを簡単に説明しているのかと思ったのだが、ちょっと予想と違った。予想とは違ったけれど、それはそれとしてなかなか楽しく読めた。
どちらかといえば「ウソをつく法」じゃなくて「ウソをつかれない法」という感じだろうか。統計の数字みせられて鵜呑みにするなよ、裏がないのかってところを考えろよ、こんなふうにして都合のいい数字がつくられるんだぞ、と。
数字ってのにはなにかこう厳密さ正確さがあるように思えてしまって、数字があるだけで信じてしまいそうになる。数字で本質が見えなくなることはよくありそう。実際に統計の数字をつくるつかうよりも、そうした数字を見せられることのほうがはるかに多いのに、それを読み取る方法、能力って意外と身につけられていないのかもしれない。読み取る能力さえあればだまされずにすんだ人も多いだろう。
そういう意味では、エンジンの構造は知らなくても自動車の運転方法は知っておいた方がいいように、統計学の知識がなくても統計数字と正しくつきあう統計リテラシーは必須の能力だと思う。