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全てのストーリーが4ページで完結。ページを1回めくるだけで読み終えられてしまう。ちょっとした空き時間に読むにはもってこいだ。
長編(ときには短編でも)は、読み始めようとするときに少し躊躇することがある。集中力がそれほどないなぁというときや、本格的に「読書」するには時間が中途半端だなというとき。そんなとき、こういう本は便利。なんといっても4ページで完結するものばかりなのだから。1編を読むのに数分しかかからない。でも、こういうものに限って、あと1編、あと1編と読み進めてしまって、いつの間にか読み終わっているということが多いのが不思議。
60編の中には「これはすごい!」と唸ってしまうくらいオチが見事なもの、「意味わからん!」と首をひねってしまうようなスッキリしないものなど、いろいろ。出来はピンキリという感じか。けれど、4ページだからね。出来が良くなくても「ま、いいか」と許せてしまう。これが何時間、何日もかけて読んだあげくに「意味わからん!」となってしまうと「時間を返せ!」と言いたくなるのだが。ここがまぁ、ショートショートのいいところと言えなくもない。
出来の良し悪しはともかく、4ページで1つのストーリーを完結させてしまうのはすごい。
全てのストーリーがオススメというわけではないけれど、かなりの確率で良いものに当たる。文体も読みやすい。ミステリーというよりも、スリラーと言ったほうが正確じゃないかなという気がする。「謎解き」するには4ページは短い。読み終わったあとに心地よいスリル感が味わえる話が多い。
さて…。ここで特にこの話がオススメ!というものを選ぼうかと思ったけれど、内容をちゃんと覚えているものがないんだよね(苦笑)。読んでいるときには面白かったんだけど、深く印象に残るものはなかったってことかな。
それでも、ちょっとした空き時間を埋める本を探している方にはお薦めする。それなりに読み応えのあるストーリーもあるし。ただ消化不良に陥るストーリーもあるのもご承知のうえで。ぜひどうぞ。
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タイトルの通り、すべて4ページで終わる
ショートストーリー集。
たくさん作品があって楽しめました。
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秀逸なのもいいのもあるんだけどもやもやで終わるのもあるんだな~
2,000字でまとめるのも大変だとは思うけど、読者の想像力に頼りすぎるのもどうかと
続き気になっちゃうしw
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たった4ページの中に伏線が張られていて、それをちゃんと回収してある。それが凄い!!しっかりミステリーになっています。
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4ページで1話。電車通勤には便利。短い1駅の距離でも1話読めてしまい、区切りもいい。ときどき黒い笑いがあるし。
短編苦手だけど、面白かったです。
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【収録作品】最後のメッセージ/ロック・オン/唯一の目撃者/まちぶせ/あなたの笑顔が好き/2009年6月のある日/PK戦/疫病神の帰宅/深夜の客/被害者は意識不明/耳に残るあのメロディ/冷たい水が背筋に/アレアレ/キレイでなくてもいいから/オレンジの種二つ/こんなやつ知らない/見舞い/あぶり出しのDM/ミニモスは見ていた/においます?/清潔で明るい食卓/九杯目には早すぎる/値段は五千万円/ワンランク上のやつ/世界で一つだけの/私のお気に入り/最後の一言/ついてない日/依頼人はうかつにも/車内マナー/誰の痛み/人間じゃない/タイトルの由来/堕ちるのは誰?/ふゆのよばなし/めでたい日/吐く人/体は覚えている/まだらな殺人者/足の悪い入院患者/寝床あるいは落語男/被害者は二人/ペット探偵帰る/赤い○/おにぎり君がいっぱい/覆面の依頼人/追われる前に逃げろ/ちゃんと聞いてる?/弁護側の秘策/マスター ありがとう/孫が大変なんです/自首しないと言ってくれ/合わせる顔がない/命の恩人/忘れるはずがない/インターセプト/フリーキック/言いがかり/向こうで待ってる/懐かしい思い出
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2000字で終わるミステリーが60ほどある。読者の想像力、推理力によって楽しむ類の作品。ブラックな作品多数。ぞっとする話、なるほどと思える話、だまされたと思うような話など。
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すべて4ページで完結する超短編集/まさに短時間の電車移動に最適/個人的に苦手なブラック要素あり/それでいてブラック好きには物足りないかも?/結末が分かりにくい話があるのは自身の理解力の問題か/展開は読めたり読めなかったり/(過去)作品と軽くリンクさせる手法は好み(※リンクではないことが後に判明)/あえてお気に入りを挙げるなら「めでたい日」でしょうか/
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4ページの短い物語がたくさん入ってる。
それぞれが、短いながらも簡潔にまとまっているため、解りにくくは無い。
また、くどい言い回しや説明などが省かれているため、読みやすく、ネタもすぐに理解できた。
ミステリーが好きな人にとっては、物足りない感があるのではないかと思うが、
ちょっとした暇つぶしに読むにはちょうど良い本だったと感じます。
やっぱり、ゾッとするような話が多いですが、、思わずくすっと笑ってしまうような話もあり、結構楽しめます。
ただ、すべての話をいっぺんに読んでしまうのは、
あんまりオススメできないです…
少しずつ、何回かかけて読み進めて行くのが、飽きもこくていいのではないかと。
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一気に読むよりはちょこっとずつ楽しむ方が良さそうです。オチが分かりにくかったり、わかってもすっきりしないものも多いです。
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一駅で読める。これが売りのようですが、一駅もたない・・・(泣)
もう2ページくらいあったら良いのかなあ・・・
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一つ一つがそこまでおもしろいわけではないから、逆にしんどくなるかもね。
たまにおもしろいやつもあるけどね。
トイレに置いとこかな。
うん、そうしよ。
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救いようの無い、とても嫌な読後感溢れる作品が大半。そこが蒼井作品らしさでもあるのですが、個人的には心がほんわりする「PK戦」や「見舞い」、「めでたい日」あたりが良かったです。ただ、ちょっと(かなり?)オチが分かりにくかったり、さっぱり分からなかったりするものもあって残念…。ちょっとした空き時間にも読める手軽さは良いのですが、やっぱり続けて読んでいると飽きて来る…。
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タイトル通り4Pで一話が終わる短編集☆全部で60話。プロットが面白くて短編なのがもったいない感じ(^-^;。暇つぶしにももってこいです。
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帯にあった通り、電車の一区間で一つ読めます。
オチがわかってしまうのもあれば、
ちょっと難解なものまで。
あまりオススメしません。