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仕事のためならその場しのぎの嘘もいとわない。そんなアラサー文芸編集者が殺人容疑で指名手配!
もう、なんでこんなことになっちゃうの!と眉をしかめながら読んでいく。大馬鹿野郎のエリート官僚のアホさ加減に怒り沸騰させていただけに最後の最後の大逆転は爽快痛快!
いや、面白かった、笑顔で本を閉じられるこの幸せ。
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事件の構造は前半の内に判明してしまい、そこからはやるかやられるかのジェットコースターサスペンス。頁を繰る手が止まらず一気読み。
特に何か超人的な特殊能力がある訳じゃないけど口が立って、でまかせ交えながらもポンポン言いたい事言っちゃう二枚舌主人公水嶋亜希は確かに痛快!読んでスカッとした。こういうヒロイン好き。最後のマンションのシーンは想像しながら読むと笑えますw
しかし表紙が亜希ならそれより褒めそやされる被害者はどんだけ美人なの。てかこれが写真じゃなくてイラストってのがまた凄い…。
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息をするようにいけしゃあしゃあと嘘をつく女がヒロイン。
彼女がイケメンと出会うところから物語が始まる。
ヒロインが、けなげじゃなくてしたたかっていうか小狡い時点でお察しの通り、登場人物のうち、一筋縄で通る人がいない。たいていの人物に悪いところと格好いいところがある。とある事件が起きてドタバタするんだけれども、まったくどこに行くかわからない。どうなるんだこれは。
面白かった。
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【ネタバレ】相変わらずリーダビリティに優れた極上エンタメミステリです。ただ、大団円の結末には若干のできすぎ感もありました。
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文芸編集部員の亜希が出会ったのは、スマートなエリート官僚待田。
二人が出会ったことで、ある事件が大きく動き始めた。
待田がもっと格好良いと思って読み始めましたが、早々に裏切られ、その後の怒涛の展開には、先が気になり、一気に読ませてもらいました。
こんな警察関係者は嫌だな~(笑)
はじめましての作家さん。
らしい作品とのこと。また機会があったら、別の作品も手に取りたいと思います。
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なんと、木内さん!be-bop high school の人だったんだ。
爽快なヒロインが一気に駆け抜ける感じかとっても面白かった!でも、事件に関しては水嶋亜希さん嘘ついてない(笑)
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32歳の亜希は必要とあれば、平気で嘘をつきまくる、やり手の文芸編集者。事故から助けてくれた待田はイケメンのエリート。意気投合し、ついに彼氏が…と思い始めた矢先、次々と浮かび上がる不審な挙動。そして亜希は無実の罪で逮捕された。お互いに騙し騙され、いろんな人間を巻き込みながら、テンポよくストーリーが進行。豪快なキャラでスタートした亜希がラストでは少し尻すぼみだったのが残念ですが、スピード感のある展開で楽しめました。
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どんな犯罪小説も木内一裕が書くと暗いものではなく、こうしたコメディータッチに仕上がってしまう。
内容だけをみると、書き方によればどんよりとした暗い読後感に包まれるだろう本書も、爽やかで強い主人公の亜希のキャラと、ところどころでジャブのように与えてくるギャグが犯罪小説ではなく、ドタバタコメディーを読み終えたような、それでいて充実した読後感をもたらしてくれる。
それだけでなく、文章も上手く、まるで映画のように流れる映像と、ジェットコースターに乗っているかように一気にラストまで連れて行ってくれる筆力はさすが。
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32歳、独身の文芸編集者の亜希は、高級官僚と知り合うが・・・。
本の装丁とは想像つかないような、予想外の展開のミステリー。
面白かったが、全体的にドタバタコメディ調。
「亜希は平然と嘘をつく」という設定で、確かに平然と嘘をつくのだが、このキャラクター、嘘」が物語に活かされてなかった。
別にこのキャラクターでなくても、物語としては成り立つと思う。
(図書館)
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人をハッピーにする嘘と
保身のための嘘。
まっ正直に生きていくなんて無理だから
かわいい嘘を、しれっと口にして
ゆらゆら生きていこうかね。
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2017/03/15
移動中
軽妙なタイトルではあるけど、結構意味深長です。ジェットコースター的演出はいつもの如き好演出。
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表紙に引掛り、題名に片足を取られ、内容に沈没した木内一裕作品。口を開けば嘘が出る、生きるためにまるで息をしてるかように。ヒロインはアラサーの出版社勤務の水嶋亜希、 警察官僚の待田隆介との出会いに大聖堂の鐘は鳴り始める。果たして歓喜の鐘、警告の鐘何れかに?隆介はテロ教唆の罪隠蔽のため亜紀に罪を被せ逮捕を指示、保身権力の下僕と化す。作者の絶妙なタッチが怒涛のストーリの展開にも拘らず読者の心を惹きつける。最後の場面は拍手喝采勧善懲悪の木内版。相手を傷つける嘘、いたわる嘘、自分を守る嘘、TPOには配慮がいる。
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章ごとに視点が変わりスピード感があり、会話も楽しい。クエンティン・タランティーノの映画のようだ。ハードボイルドの作家かと思って敬遠していたけど、おもしろかった。ところどころ吹きだして笑っちゃった。電車の中で。
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相変わらずのスピード感と読みやすさ。
テンポよくあっという間に読み終わる。
キャラがみんな魅力的なのに
あまり深く描かれないのでもったいない気もする。
嘘つきな文芸編集の女性が主人公。
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面白った!一気読み!
テンポが良く、興味をそそる展開で飽きない。
何んとなく笑えるし、でも真面目にストーリーは進んでいく所が絶妙な感じがする。
ラストは思ったとうり。だが読書後の爽快感が良かった!私はオススメします!