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主人公ではないけれど、榎波の存在がとても印象的な作品でした。途中、榎波がもしかしたら人間性を取り戻すのではないか?って思われるような件もあったけど結局・・・。
有隣堂小田急店の覆面文庫として、手に取った一冊でしたが想像を越える面白さで得した気分です。
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ニューヨーク生まれの腕利きヒットマンが、予定がないから地裁をのぞきに行き、見聞きした事件に義憤をかられ殺人を犯す・・・なんかヘンな出だしのストーリーである。他には、その腕利きヒットマンがなぜ、女性をたぶらかしたり、あちこちに姿を現し痕跡を残すのか、まったく解せないキャラであった。主役がこのヘンなヒットマンではなく、元弁護士と元警察官という二人組だとしたら、シリーズ化してTVドラマにしたらそこそこ面白いかもしれない。
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いやあ好きでした、面白かった。中弛みしなかった、長さを感じなかった。藤田宜永氏は恋愛ものも書かれているのでそこら辺が凄く上手いですね...本当に上手くミックスされていて高度な技術だなと...解説を読んで改めて凄さを実感しました。それと、登場人物全員が興味深く良い味出してたなあ。
でもとにかく私は榎波、最高に好きにですね。なんだろうなあ、多分藤田氏の世界観が自分にはツボなんだと。
最初描写が細かくてうお...と思いましたが、それが良いんですね。読んでいると当然ですけど気にならなくなる、でもそれがこれの面白さに繋がっていますねうん。本当に面白かったです。
まあまあなハードボイルドなので、好みは分かれます。
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読み応え抜群!!
元弁護士の藤立、殺し屋の榎波のドラマを観ている様な見後なW主演。
元刑事の干場、元殺し屋の花井が仲間に加わり重い所は重く、軽い所は軽く·····みたいなプロットが素晴らしかった。
藤立の悪度さがカッコイイし、相棒になりたい干場は可愛いし
ドロドロ血生臭いだけではないのが良かった。
ちょっと腕の立つ殺し屋、榎波が呆気無かった気はするものの、歪んだ人間性も物悲しく描かれていて最後は胸が締め付けられました。
続きはないのだな·····と思うと残念で仕方ないです。
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購入済み
2022.03.13.読了
とんでもなくつまらなかった。
直木賞を受賞された頃にに藤田宜永、小池真理子、作品にどハマりしてむさぼり読んだ。
ここのところずっとご無沙汰していたが、藤田氏が逝去されたことを知り、何が新しい作品を読んでみようと思いたち「血の弔旗」を拝読した。
久しぶりの藤田作品、めちゃくちゃ面白かった。
その後、小池真理子の「沈黙のひと」を読み、これまた大当たりで、次に購入したのがこの作品。
んーーーーー。
何が言いたいのか?さっぱりわからないし、ストーリーが雑だし。。。
藤田作品、私史上、最低のレベル。
オススメ出来ない。残念。