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雑誌に連載されたものをまとめたもの。1回ごとに読むならいいけど、本になってまとめて読むと、ちょっと話がくどい…疲れた…( ;∀;)
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井沢氏の本は「逆説の日本史」くらいしか読んでいないので読んでいた。
「逆説~」でも書いてあった「言霊」。
言霊思想というようなものは自分の中にもあるなーと思う。
自分を鼓舞するときに使うことが多いけれど、無意識的なものもあるかもしれない。
それがもたらす弊害もあるんだろうとは思った。
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最初は持論の展開だけかと思ったが、読んでいるうちに
PKOの派遣についての事を書いていた。
確かに自衛隊についてはその存在が不明確であり、
軍隊の言い換えだと思う。
もう、いい加減なんとかしないといけない。
時代も変わったし。
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著者は『逆説の日本史』シリーズでおなじみの井沢さんで他著書でもよく言及されている日本ならではの言霊思想への問題提起がテーマ。本書は雑誌連載の総集編版。言霊思想とはオカルト的な話ではなく、簡単に言うと日本に昔からある『口にすると現実になる』から『縁起でもないことを口にしてはいけない』とか逆に『口にするだけで具体的に行動しなくても実現できる』といった良くない慣習のことだ。具体的には言霊が信じられた古代の歌集の話から昨今の平和憲法中に言葉の規定がない自衛隊の話まで歴史に基づいた説得力のある主張ばかりで面白い。