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2011/6/17 Amazonより届く。
2018/5/11〜5/15
五十嵐さんの青春3部作の掉尾を飾る本作。平凡な主婦がひょんなことからバンドを組んで、人前で演奏する羽目に。日常の人間関係に潜む機微や、1995年という時代背景などうまく盛り込んで、とっても楽しく熱いエンターテインメントに仕上がっている。自分も中学時代、リッチー信者でスモークオンザウォーターを練習したし、まさに初舞台の文化祭ではハイウェイスターをやったんだよなぁ。また、バンドやりたくなってきた。
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40代の家庭の主婦がバンドを組んでライブ演奏するまでを描いた話です。いくつになっても思いを遂げるために奮闘する熱い姿は青春そのものです、失敗したら何度でもやりなおせばいいというメッセージが胸に響きます。読後ちょっと元気がでました。
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読者の年代を選ぶのかもしれませんが、私にはジャストミートでした。私も楽器が弾けませんが、こんな風にバンドがやれたらいいなぁと思いつつ読みふけりました。
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なぜバンドなのか、なぜディープパープルなのかと言う疑問については書き込みが薄かった気がするが、そんなことは枝葉末節。細かいことは気にならないほどテンポがよく、楽しく読める。コンビニバイトがきっかけで、幼なじみに巻き込まれてバンドを始めた主婦が主人公。個性豊かなメンバーが集まって目指すはクリスマスチャリティーコンサート。読んでいると思わずあのリフを口ずさんでしまう。家族の温かさと友情、そして1995年の44歳ならではの比喩に笑い顔でページをめくれる楽しい作品。それにしてもこの作者、女性目線の作品がとても上手。中年女と拗ねている女性心理の描写が見事だった。
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このシリーズは盛り上げかたが上手い!自分の母親と同じ世代だと思うとリアルに感じる
Playing my measure
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「何度だってやり直せばいいんだよ!バーカ!」
そうだそうだ!
もちろん最初からというわけにはいかない。これまでのことをなかったことには出来ない。
でも、今ここからまたやりたいことを始めればいい。そう出来るんだよってこの小説は言ってくれている。
無理だって決めつけて、見るだけだったバンドを始めた主人公達。
練習をしながらパートに通って、家事もやって…って本当に大変だけど、楽しいって気持ちが伝わってきて私も何か始めたくなった。
途中まではまさかこの小説で泣くなんて思わなかった。
でも泣いた。いいなぁ…と、良かったなぁと心から思えた。
とっても素敵なラストだったけど、終わってしまったことが寂しい。
まだこの4人のバンドを見ていたいと本気で思う。
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ビジネス書や自己啓発本をずっと読み続けていたが、長風呂する時には軽い本を読んでみようと思って、駅のキヨスクをぶらついていた時に「スモーク オン ザ ウォーター」の文字に惹かれて買ってしまいました(^_^;)
主人公がアソシエイトしている文章が、テンポ良く読める。
決して感情移入できる様な主人公では無いが、「失敗しても何度でもやり直せば良いんだ」というメッセージは伝わってきた。
この2月から映画化され公開される様だ。キャスティングは…良いのか、あれでw
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「1985年の奇跡」は、世代もドンピシャでテーマも野球だったけれど、こちらは、主人公は一回り以上も上の世代だし、バンドのこともよくわからない。それでも、最後はぐいぐいと引き込まれた。
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小説読みでよかった、と思わせてくれる一冊。4人の中年女性がバンドを始め、ステージに上るまでを描く。ギターに関する描写が甘かったり、本当の意味での悪人が出てこなかったり、基本先の読める展開に多少の不満は残るが、クライマックスでは泣かせてくれる。
最近は新書読みがメインで、なんとなく知識は増えていた気もするのだけれど、ここまでの感動を味あわせてくれるのは、やはり物語だよなあと…映画もぜひ観てみます!
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リカもそうだったけど、この人の小説は響くものがない、軽い、浅い、薄いように思います。小説のストーリー自体はおもしろいのに、なんか残念。
一番盛り上がってるこの場面で、このセリフ!?もっと良いセリフあるでしょ。もうちょっと考えてよ、、、と思ってしまいました。
暇つぶしに軽く読むにはいいと思います。
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面白い。本屋で立ち読みしてて面白くなり買って帰ってそのまま一気読み
テンポが良くていいですね
読み終わったらCD探して聞きました。
smoke on the water, fire in the sky
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読みやすい
最後はすっきり。失敗からどう立ち直るか?が大事っていうのは、40過ぎて言える言葉ですね。きっと。
オバサンオバサン…と自嘲してるのと、世間体気にし過ぎてるのが違和感あるけど、それは世代のせい??
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バンドをやっていたときの気持ちを思い出す。
こういう気持ち、バンド以外だとなかなかないものだと思う。
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青春三部作の3作目です。
私は青春三部作は単純に年代順だと思ってたので、これが2作目だと思って読み始めちゃいました。
そしたら2005年のロケットボーイズの方が2作目なんですね。
まぁどの順番で読んでも全然問題ないんでしょうけど。
内容は面白かったです。
私的には1985年の奇跡よりも好きです。
95年は私はまだ3歳で、その時代のことはほとんど知らないけど、そんなことは関係なしに青春だなぁと思いました。(44歳は青春といっていいのかわからないけど)
でも何かに打ち込んで必死に頑張るのに年は関係ないんじゃないかと思わせてくれる話だと思いました。
恥ずかしながら、ディープ・パープルもスモーク・オン・ザ・ウォーターも知りませんでした。
でも検索して聴いてみたら、よく聴いたことがある曲でした!
この曲スモーク・オン・ザ・ウォーターっていうんですね。
ちょっと気になったのは、五十嵐さんはネガティブ要素をしつこいほどに繰り返しすぎじゃないかということです。
年下の男の子を読んだ時も、1985年の奇跡を読んだ時も同じことを思ったんですが、今作も「オバサンがバンドなんて」という卑屈的なことが繰り返し言われていてそんなに何回も言わなくてもと思ってしまいました(笑)
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この作者の青春3部作(?)の3作目。前2作が結構面白かったので、期待して読んだのですが、正直若干期待はずれでした。
読みやすいのは期待通りでしたが、登場人物にあまり魅力が感じられません。楽器上達の過程や、メンバー間の葛藤ももなんだか通り一遍の描き方で、あまり入り込めないまま読み進みました。
何より、「間違っても、失敗してもやり直せばいい」という主張、テーマがほぼむき出しの形で提示されるので、恥ずかしくなるというか、鼻白んでしまいました