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「にぱぱちゃん」は「可能星」という星からやってきた私たちの強い見方です。にぱぱちゃんは私たちに魔法のメッセージを伝えてくれます。
「にっ」と笑って
「ぱっ」とひらめいて
「ぱっ」と動いちゃう
と著者の鈴木安子さんは「はじめに」に書かれています。(p.16)
本書でにぱぱちゃんが案内してくれるのは、ママたちの「困った!」解決大作戦。
「約束したのに、どうしてやらないの?」「うちの子、何をやっても続かなくて」「朝のイライラは超ピーク!」「子どもがくっついて離れない」「どうしてケンカばっかりするの!」「毎日同じことの繰り返しで疲れちゃった」「言ってはいけないひと言を言っちゃった」「周りがうらやましくてしかたない」「自信が持てない」等々子育ての経験のある方なら皆思い出す28のエピソードが紹介されています。
今日まで休暇で2歳の娘を連れて札幌に来ていたストックホルム在住の娘に本書を見せたら、「こんな本がスウェーデン語か英語でほしい!」
にぱぱちゃんのアイデアは、フィンランドの森の中を散策中に生まれた、とキャラクターを発案されたやうちひろみさんはにぱぱ誕生秘話で書かれています。(p.120)
にぱぱちゃんに、「困った!」解決大作戦の日本のノウハウを充填して、北欧に戻ってほしいものです。
ひとつだけ注文があります。北欧では「パパとママの困った!解決大作戦」、にして下さいね。
北欧でも日本でも子育ての問題解決にパパがもっと参加すれば、にぱぱちゃんの解決大作戦ももっともっと楽になる、と確信しています。