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初めてこの本を読んだとき、「センスは知識の蓄積だ」という視点が新鮮でびっくりした。デザインをする人、創作する人は読むべし。
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デザインやそれを用いたブランディングはセンスではなく、たしかな積み上げにより作られる。
・センスとは集積した知識をもとに最適化する能力のことである
・世の中をあっと驚かせてはいけない
・ブランドは細部に宿る
なるほどーの連続でした。個人的には、そういったものを統合して、その企業・人の「らしさ」をどう生かすか という考え方に非常に共感しました。
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一年前ぐらいに読んだんですが、この本読んでよかった!って思えた気がします。相手のことをしっかり理解してブランディングしていくということをいくつかの過去の仕事を例に紹介していってるような感じでした。すごく馴染み深いブランドばかりで興味津々で読み進めた思い出があります。
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ブランドとは、見え方のコントロールである。
僕が1番時間をかけるべきだと思っているのは、アウトプットの完成度を上げるプロセスです。
企画書とは手紙のようなもの。伝えたい相手のことを考えながら書く。
正しいと思うことほど、慎重に伝えなくてはいけない。
企画書にはデータは入れない。知りたいのは、データを集めたその先の提案。
提案と言うよりは対話ですね。
茅の家のプレゼンは見直すべき。
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佐藤オオキさんの本を読んで、「デザイナー」ってかっこいい!面白そう!と思って買った本。
デザイン×コンサルティングってあまりイメージが掴めていなかったけど、具体的な事例がとてもわかりやすくて腹落ちした。
【なるほど!そうだよな!と思ったフレーズ】
多くの人が勝手に遠ざけているセンスというものは決して持って生まれた才能ではない。なんとなくの感覚感性なんかでもない。努力すれば身に付けられるもの。
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前作の流れで読了。
センスについての理解に加えて、ブランディングとは『らしさ』を引き出すこと。
そのらしさを伝えるためには、石を積み上げるようにアウトプット一つ一つを重ねていくこと。
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今でこそ結果的に学んでいた内容だったが、学生時代にこの講義を聞くとどんなことを思っただろうーとふと。
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ブランドとは「らしさ」である。その企業や商品が本来持っている思いや志を含めた特有の魅力。中川政七商店の本(奈良の小さな会社が表参道ヒルズに店を出すまでの道のり。)なども併せて読むと、経営者とクリエイティブディレクターの共犯関係がより立体的に見えてくる。
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内容が分かりやすく、また明快で理解しやすかった。本人のプランディングも上手くしているなぁと感心させられた
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ブランドディングとは何か? が書かれた本。
ブランディングする為には、そのブランドに似合う服(デザインやプロモーション等)を行う事。
そのブランドがどの様に見られているのかを客観的に見て、それに対して統一した世界観を演出する必要性があるとの事を、水野さんが関わった案件から説明された本。
また一人で完結出来る仕事はないので、どの様に相手に伝えるのか?といったポイントについても書かれていました。
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デザインの力を使ってブランドの力を引き出し、売るのではなく売れるように仕向けるのがブランディングデザイン
利益を追求していなかったとしても、自分たちの活動などをきちんと世の中に伝えなくてはならない
売れるを作るための方法
・発明する
・ブームを作る
・ブランドを作る
これまでは上2つだけでも売れた
ブランドとは、そのものがもつ個性や特徴、持ち味を表現しているもの
「ブランドとは"らしさ"である」
ブランドイメージは、小さな石を積み重ねていくようなもの。企業のアウトプットが企業のブランドをつくる。
ブランドを作ろうと思ったら、その企業や商品について「目に見え、耳に聞こえ、身体で感じる、すべてのもののデザインをきちんとする」必要がある
「ブランドとは、見え方のコントロールである」
要するに、世の中から見えるあらゆるものを、その企業にとって理想的な状態になるようコントロールする。それが「ブランドをつくる」ということ
デザインは
・機能デザイン 伝わりやすさ
・装飾デザイン 魅力的に見せる
に分かれる
クリエイティブコンサルタントという仕事の席は空いている
大事なのに社会で習わないもの
・センス
・段取り
「センスとは、集積した知識をもとに最適化する能力である」
つまり、センスは努力で身につけることができる
センスの磨き方
・王道定番を知ること
・流行を見つけること
・共通点を見つけること
コンセプトは、ものをつくるための地図
シンプルな方がいい
説明できないデザインはない
★言葉・ビジョンについても、わかりやすいもの、わかりにくいものの共通点をまとめる
「世の中をあっと驚かせてはいけない」
一瞬売れても継続しない
ブランド力がある企業の共通点とは?
・トップのクリエイティブ感覚が優れていること
・経営者の右脳としてクリエイティブディレクターを招き、経営判断を行なっていること
・経営の直下にクリエイティブ特区があること
ジョン・C・ジェイ氏
存命するナンバーワンクリエイティブディレクターだと思う
企業の目的と大義が大事
企業の活動のすべては、この2つから生まれている。そこを押さえておけばまず方向を間違えることはない。
目的は答えられる人はいても、大義を明確に答えられる人は多くない。ないわけではなく、言葉になっていないということが多い。
らしさは、自分の中にある
色々調べた上で、らしさを探るときは時間を決めてやる。例えば30分で30個。必ず時間と目安を決めてやる。
一番大切なのは、みんなが聞いて分かるものを見つけること。もっといえば、人の意識のわりと浅いところにあって、なんとなくは知ってるけどまたフォーカ���されていないようなもの。
例 日曜日のらしさ
→朝寝坊、月曜の準備、サザエさん、、
深く考え込まずに、とにかくますばたくさん出してみる。時間をかけるべきは、アウトプットの完成度を上げるプロセス。
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SFCでの講義を文章にしたものでとても読みやすい!茅乃舎、中川政七商店、テネリータなど素晴らしいクリエイティブばかりを生み出してきた筆者のデザインの考え方。デザインとは似合う服を提案すること、というのがすごくスッと入ってきた。相手を圧倒するとかではなく、らしさを引き出して丁寧に対話するプレゼンスタイルに共感が持てた。社長室直結でクリエイティブ室があるくらいデザインって重要なんだなぁと。興味深い。
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本書では、著者が手掛けたブランディングの数々の事例が惜しみなく紹介されており、とても興味深かった。
デザインだけの話に終始することなく、「企画書は、読む相手、伝えたい相手のことを思い浮かべながら書く、対話を重視する」といった著者の仕事に向き合う姿勢に共感するところもあり、多くの刺激を受けた。
本書を読んでのアウトプットとして、センスを磨く以下の3つの方法を意識・真似してみようと思う。
①王道、定番を知ること
奇抜なデザインで差別化を図らなくていい。
②流行を見つけること
あくまで受け手側つまり使う人の立場で考える。
③共通点を探ること
蓄えた知識は咀嚼すること。たくさんのものを見て、そこに通底する共通点やルールを見つけ出す。流行っているお店に足を運んで、共通する理由を考えてみる。
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1.ブランドとは見え方のコントロール
2.ブランドとはらしさ
3.機能デザインができてから、装飾を考える
4.センスとは集積した知識を元に最適化する能力のこと
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導入
始まりの導入がモチベーション革命と似ていた
今の時代は飽和状態。
昔のような高度成長期は足りないものがあったけど、今の時代は足りきっている
その中で「売れる」ものをつくるには?という流れ
パンチワード
「ブランドとは見え方のコントロールである」
ブランドのアウトプット全てにおいて一貫したイメージがあること。「らしさ」のこと
1章:なぜいいものをつくっても売れないのか
→今の時代はモノが飽和していて、明確な課題が見えづらくなっており、消費者にとっては商品が選びづらくなっているから。差別化しようとして、奇をてらった商品も作っても消費者のニーズに沿っておらず売れない
2章:デザインは誰にでも使いこなせる
→今はビジネスとデザインの間に溝があって、相互の行き来があまり活発ではない状態(双方に知見のある人材が求められている)
ただ、センス(集積した知識をもとに最適化する能力)は努力次第でいくらでも磨ける
筆者が提唱するセンスの磨き方
①王道、定番を知る
②流行を見つける
③共通点を見つける
3章:ブランディングはここまで変わる
ブランディングは企業の「大義」に沿ったものであり、何らかの目的を達成する必要がある(売上増加など)
4章:売れる魅力の見つけ方
そのブランドの「らしさ」は何か、ブレインストーミングする
「らしさ」を見つけて、それがなぜそうなのか、検証する
企業を擬人化して考える