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日本中を感動の渦に巻き込んだ感動のベストセラー『裸でも生きる』のシリーズ第二弾!
小学校で壮絶なイジメにあい、中学校で非行に走り、強くなりたいと男子だけの柔道部へ入部、そして偏差値40の高校から3ヵ月で慶應大学合格。インターンで訪れた国際機関で国際援助の矛盾を感じ、自ら現場を知って途上国の貧困を救おうと、単身バングラデシュに渡り起業。途上国発ブランド「マザーハウス」を立ち上げる。その軌跡は、多くの学生、若手社会人の心を動かし、「人生を見つめ直した」「夢へ一歩踏み出した」など、多くの声が寄せられた。
続編は日本初の直営店オープン当日からスタートする。順風満帆かと思いきや、たくさんのメディアに注目されて孤独を感じる日々、信じていた現地スタッフの裏切りなど、流した涙は人一倍、しかし決して歩みを止めず、前に進むことをあきらめなかった。
そして、次の挑戦は、美しいエベレストの麓でマオイストのテロに怯え、混迷する経済と戦い、ゴミ漁りをしてでも必死に生きようとする人たちがいる国、ネパールへ旅立つ。そして、地元の資源で世界に通用するブランドを作り上げるまでの、涙と感動のストーリー。
あきらめなければ「不可能は可能になる」ことを教えてくれる、勇気が湧く一冊です。
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1に続き、あっという間に読み終わった。志が高すぎる。その分、求めるハードルも高いがどんどん乗り越えていく過程を知ると、自分ももっと頑張らないとと思わされる。3も刊行予定ということなので、早く読みたい。
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自分が何をしたいのかきまっていなければ、継続はできないんだと思った。強い信念がいるんだろうなと。そんな気持ちを揺さぶってくれる一冊。
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等身大でリアルな葛藤を経た経験がありのままに綴られていて、途上国発のビジネスをすること、続けることの大変さを知るとともに、可能性を感じた。ハシナのピーナッツは、本当に可能性を秘めている。
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2も非常に読み応えがあった。自分の言葉で書かれてあり、現地で苦労されたことがビシビシ伝わる。山崎さんとは仕事以上にいいパートナーになりそうな気がした。ただ2は宗教チックな文章も多くでた。いろんな影響を海外で受けたのだなと思った。マザーハウスは海外勝負だけど、同じ考え方で日本の地方の材料でも勝負できないものかなとも考えた。
2も裏切りが満載で、ネパールひどかった。国がひどい以上に民衆がひどい。なるようになっているのかなと思った。
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「ー」
正直に言えば、すごい。
自分にも同じようにできるだろうか。
彼女はきっと誰でもできると言うだろう。
ネパールの話は知らなかった。
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2016-9-4 読了
我が事のようにハラハラドキドキ。とことん自分と向き合った強さからの自分軸。人が信じられなくなりながら立ち上がる強さ。信頼。
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起業家として共感できるところが多かった。
以下、共感したところを箇条書き的に。
・自分は普通の人なのに、注目を浴びてつらい
・アティフさんが急に辞めた時の苦しさ
・トラブルが続いて社長失格だと言っている時点で、その状況から逃げ出したいと思っている弱さだったということ
・自分のやりたいことを探すには、必死に考える必要があるということ
・今は自分自信のために立ち上がろうという思いではなく、会社を支えてくれる多くの人たちのために頑張ろうという思い。
・人間を信じられなくなるぐらいなら、こんなビジネス辞めた方がいいと思った。
・失ったものはたくさんあったけど、得たものも大きかった。
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1に引き続き苦労話が多く、もがきながら進む山口さんが描かれている。
一方で、日本のスタッフや日本での立ち位置のことが1より多く語られており、多くの人に支えられながら自身の哲学に沿って取り組まれていたんだなーと伝わってきました。
ただ、「裏切り」として語られていることが、本の構成上どうしても筆者目線でしか語ることができないため、結局なぜそんなことになったのか、実際はどうだったのか気になりました。
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モノではなくストーリーを共有する気持ちに共感。
10年以上前の奮戦記、色あせることなく、ベンチャーの気概を持ち続けているブランド。バングラディシュやネパール、裏切られても、逃げられても前に進む。それはやりたいことがあるから。恵まれた環境でなにを悩んでいるんだと。
いい本を読ませてもらいました。ますますマザーハウスのファンになりました。
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山口絵里子という一人の女性の哲学やどんな困難にも屈せず道無き道を歩み続ける姿から、多くの学びと感動を貰った。途上国から世界に通用するブランドを生み出すことで、途上国の人々が持つ可能性を証明するとの理念を掲げマザーハウス株式会社を起業し、バングラデシュに続きネパールでのビジネスにも挑戦する。しかし、現地の取引先からの度重なる裏切り、劣悪な生活環境、反政府組織により暴徒化する国民など、普通ならビジネスを断念すべきような場面でも、その度に自分自身と向き合いながら、日本で共に戦う社員たちに支えられながらも歩み続ける。
どのような分野でも起業家というのは孤独であり、常に困難やリスクと戦い続けなければいけない。そんな起業家としてのマインドや難しさを学ぶことができた。
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海外、特に発展途上国で事業を立ち上げる難しさを、非常にリアルに伝えてくれる。
政情不安や国民の意識の低さなど、金銭だけではない問題も多く
実際に生産を行うまでの経緯だけで、下手な小説よりも非常にドラマティックで緊張感あふれる。
やはり社会起業家として一番大切なことは、続けることや諦めないことであるが、
会社としての信念が一貫していて、それが社内で正しく共有されていることが大切だと思えた。
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本書では、バングラデシュの素材を使って立ち上げたバッグのビジネスを継続する大変さが描かれている。第2の地ネパールでもビジネスを始めている。
【心に残った箇所の引用】
P.58国際機関や政府に現場の声が届かないことが起業するきっかけであった【中略】小さな活動でも現場に行き、現場の声を聞きアクションできたのは社会的存在である企業の果てしない可能性を改めて感じさせてくれた。
P131 今の日本にはないもの願いそれを求めている人が多すぎる。物事をネガティブに考えすぎ巨大な悲愴感を抱いている。大切なのは自分自身の可能性をオープンにしておきチャンスが来たらいつでも出発できる準備をしておくこと。
P132 人生とは使命を探すための長い道のりなのではないか。周囲からの情報や視線を断ち切らないと心の底にある声にも気づかないことが多い。
P132 途上国のために購入するのではなく「かわいいものが欲しい」という人間の満足度を満たす商品を作りながら実は確実に途上国の雇用を増やし社会の利益と繋がっている仕事をすることが重要
P202 マザーハウスというブランドは可哀想だから買ってくださいというマーケティングは一切しない。途上国の素材で生産したものを胸を張って届ける。そのためには、品質でも日本市場で他社と対等に戦わなければならない。
P270 起業して何をしたいかということが決まってない状態では絶対にビジネスは継続できないと思う。
P275 貧しいとばかり思っていたけど実は違う。付加価値のある物作りができる人達が途上国にもいる。途上国でしか手に入らない素材や技術があるんだって。そんな言葉がマザーハウスの製品を知った人達から生まれることを祈っている。
P275 安いものだけを求めてやってくる先進国のバイヤーの中にも付加価値のあるものを求めに途上国にやってくる人達が増えるように。それが継続した先に経済構造の変化が起きる。
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勢いあまって2も読んでしまった。
1と比べて、格段に良い文章になった。
会社の規模も大きくなり、多くの人と触れる中で、ことば選びも学んだんだろうな、と思う。
また、1では「自分が」という発想がほとんどだったが
2では「自分と、一緒に働く仲間たちが(会社が)」という記述が増えた。
あんだけ自分勝手に好き放題やっていた若者が、社会性を身につけてこんなに成長したんだね…と保護者のような視点になって感慨深い。
そんなところ。
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普通におもしろい。最高のドキュメンタリー。やや泣きすぎな気もするが、泣かないとやってられないくらいのエピソードだらけ。これだけのドラマを20代で経験していて、彼女はこの先どうなっていくのだろうか。