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経営の神様、といわれる稲盛氏、その道具(テクニック)の一つが「コンパ」。
コンパというタイトルと稲盛氏が最初どうしても結びつきませんでしたが、読み進めるうちに納得。組織のまとまりを作り、社員と経営者の距離を縮めるために、コンパが威力を発揮します。
アメリカでどのように事業再生を進めるか、という話で、「まずバーベキューをして従業員と飲むんだよ」というエピソードに接したことがあり、「やることは同じ」と感じたことがあります。
また、日本電産の永森氏が再生に乗り出すと毎週、すき焼きをして酒食をともにしながら話を進める、というのも本で見ました。
胸襟を開き、本音を引き出すためのコンパ、勉強になりました。
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社員と一体感を得る稲森流コンパ術。
アメーバ経営の片輪としての存在。
コンパdwは、テーマを設定して飲みながら社員一人ひとりと語る。
この時、一つのものをつつく意味で鍋にこだわっている。
コンパは、従業員への愛情表現。稲森が言う愛情とは、従業員を家族同様に思う事。
研修後にコンパに突入するケースもあり。
稲森流コンパが目指すもの。
・リーダーの方針を組織に浸透させる。
・深い信頼関係に基づいた深い組織をつくる。
・一人ひとりが生き方、働き方を自問じとうし、人間として成長する。
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2015/5読了。
稲盛さんの本は何冊か読んでますが、これは稲盛塾の塾生による実践事例が中心。
リーダーが自ら同じ目線の高さからコミュニケーションを取り、想いや理念を伝えることや、部下に関心を持ち家族のように将来に責任を持つことの重要性を実感。それらを実現し、醸成する場としてコンパというスタイルが有効なこともよく分かりました。会社経費を使うことの是非はあるが、実践してみたいと思う。
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要領を得ない文章展開。稲盛の名を冠したらokとでもいうのか。飲みニケーションが廃れる中、飲んで語ろうという本のニーズが逆説的にあるのは分かるが、本当に薄っぺらいレベルしか書いてない。楽しみにしていただけにがっかり感ひとしお。何が「究極の飲み会」なんだか。
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日経に出てたので読んでみた。
中小の経営者にはいいんじゃないでしょうか。
女性が多いそれなりの規模の会社にこれやったら
逆効果やろなぁ〜としみじみ。
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稲盛氏は素晴らしい経営者であると思っている。
彼のコンパの話は知っていたが、他社でどのように展開していたかを知る意味では参考にはなる。
しかし、内容が薄い。
こんなものに1600円は払えない。立ち読みで十分。
違う方が違う切り口で稲盛氏のコンパについて書いていただけないだろうか。
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経営にお酒が必要か?
下戸な人たちも必ずいるので、難しいと思っていた。
だから、全員参加させたいと思う飲み会にも敢えて私的な都合を優先させて不参加も認めてきた。
でも、この本を読んでいて考えが変わってきた。
本当にやりたいことを伝えたいのなら、お酒が飲めない人がいたって、コンパを開けばいい。
飲めない人の分まで、飲んでしまえばいい。
胸襟を開ける場で、語り合うことが大事なんだと思う。
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コンパの内容や意義は理解できたし、組織をマネジメントする立場なので、実施することは考えたい。
あとは勇気かな。残念ながら我が社にはあまりない文化なので。
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いいねぇ~チームビルディングのための大真面目な飲み会。
すぐ実践だ!
・事前に話し合うテーマを決めてて、ひたすら飲みながら議論。
(飲みの後に会議室でMTG続きを行うこともあり)
・昼間だと訓話のようになるが、酒が入ると本音が出る。酒が潤滑油になって人間性が出る。
だから昼間に話すのとは納得感が違う。
・遊びでは無い。良い人間関係を築き、どうすれば会社が発展し、皆が幸せになるかを考える場。
会社のベースとなるものという意味では重要性は日常業務以上。
・全員参加が基本。参加したくないという人がいれば開催しない方が良い。
そのためには何のためにコンパをするのかの必要性を説かなくてはならない。
・必ず事前にテーマを設ける。司会進行役も設ける。議事録とる場合もある。テーマが無いとただの飲み会になってしまう。
・座席表と時間割を予め作る
・壮大な夢を語る
・終わる前には一人一人が自分の言葉で総括を話してもらう
・稲盛流コンパが目指すもの
①リーダーの方針を組織に徹底させる
②深い信頼関係に基づいた強い組織を作る
③一人ひとりが生き方、働き方を自問自答し人間として成長する
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正しいことを正しい方法で伝えても浸透しない。方法はインフォーマルでも内容はフォーマルとして機能させるコンパ。組織として仕事をするためには,組織を機能させることが必要であり,いわゆるM機能としてのやり方。
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ただの飲み会ではない「コンパ」を、多くの人が求めているように思います。
しかし、明日から稲盛流(=京セラ流)コンパをやるぞ!…というのは、今の僕の立場では違うように思うのです。
それでは見様見真似にすぎず、僕の場合はまずは相手に感謝すること、心をさらけ出すことから始めなければいけません。
そして仕事に情熱を持つことも。
とはいえ本文中にある、根室花まるの社長さんのように、ひとつになるコンパなら僕でもできそうです。
そもそもコンパの語源は「company(仲間・会社)」だといいますしね。
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ちゃんと経営層や上層部と現場メンバーとの意思疎通を図るためには、手厚いコミュニケーションで繰り返し繰り返しすり合わせをしていくことが重要、という内容。
前提に「上司→部下」や「会社→従業員」という明確な構図をもとに書かれている本ではあるので、自身が身を置く生き馬の目を抜く速度で変化しなくてはならないWebサービス業界の肌感からすると古臭く感じてしまったが、「コミュニケーションの量をしっかりと確保しなければ、組織としてのコンセンサスは図れない」という点は普遍的な真理だと思うし、間違いなく業務効率化の中で陥りやすいパラドックスだとは感じた。
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私が会社に入社したころは、こんな風土がまだ残っていました。滅私奉公とまでは言わないまでも、会社とプライベートが曖昧な時期でした。会社の発展には大変有効ですが、今の時代に馴染まない気がします。個人的には、結構好きですが。
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稲盛流コンパ
従業員とわかり合うために、コンパという飲み会がいかに重要か…
業務時間後に食事をしながらお酒を飲んで胸襟を開いて話をすることの大切さが書かれていました。
言い換えると昭和の猛烈サラリーマン、ブラック企業の内状がよく分かりました。
従業員、組織を思う気持ちと熱意は伝わってきますが、50年前に編み出した独自の飲み会のやり方は今の時代に有効かどうか…
従業員と心を一つにする…人間味あふれる一面を見せ周りにいる人の心を一瞬でつかむ、名経営者の一つの手法を紹介している書籍でした。