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ある雨の日に、女が男のところに転がり込んでくるということだけをみれば、どうなんだろと思ったが、それぞれが、自分の生き方を自問自答しながらも、助けをもらいながら前に進んでいくピュアな小説だなと思いました。
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メディアワークス文庫がやりたかったことが分かる一冊。
とても面白かったです。
基本的には短編ですが、その短編が他の短編に繋がっており、
また伏線も散らばれており、読了感は素晴らしいです。
ただ紗矢が最後に選んだ選択肢が個人的に納得いかない。
そこが面白いところというのは分かっているけど、
やはりもうひとつの選択肢を選んで欲しかったです。
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惚れた。久しぶりにこの本が大好きですと自信を持って言える本に出会えました。物語を読み進めていく上でかき乱されるような気持ちになることもありますが、それもああ、こうくるのか…!と安心感のある展開に行き届いています。この本が伝えたいテーマというものは本当にありふれた言葉かもしれない。ですが読み終えた後、そのたった一文がずっと心の中に残ります。
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面白かったのですが
少し設定とか詰め込み過ぎてるのと名前に現実味がないのとで
少し雰囲気が若過ぎて自分には合っていませんでした
が、面白かったんだよ
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雨の日に舞原零央のもとに転がりこんできた女。全てを失った紗矢。
表紙のワカマツカオリさんの絵がいい!
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何よりワカマツさんの美麗イラストです
このイラストに助けられている感もちょっとありますが。
言ってしまえば「まぁよくある」系
それでもシチュエーション萌えで楽しめました
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都合のよさが気にならない。
登場人物たちの心情がリアルで、揺れて揺れて揺れて。
なんとなく少女漫画のような気もする。
ただし、3章や4章あたりがいるのかどうのか。
他の物語で膨らませることもできたんじゃないか。
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話が入り組んでいて、何度も予想を裏切られました。
嘘に嘘を重ねながらもお互いを想い惹かれている所が切なくて読んでいる方も悩んでしまって、一気に読んでしまいました。
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私はこういう、目立ったでかい山場がなく淡々と進んでく感じのお話は好きだけど、メディアワークス文庫が設立してなかったら電撃では受賞しなかったかもしれませんね。
ラノベの枠にはまらない色んな作品が読めるのは喜ばしいことです。
さて、感想。
何人かの主人公の視点から語られるお話ですが、主軸になる紗矢・零央のストーリーに他のストーリーがあんまり上手くリンクしてねえっつうか、これ独立させすぎじゃないかい?という印象がありまして、全部が綺麗にまとまって終わった感じはしませんでした。
スピンオフ作品が真ん中にぶち込まれてる感…。
いじめのシーンもあそこまで苛烈にする必要はあったのかな~?
あの部分だけ負の印象が強すぎる…。
真夏にロッカーに閉じ込められるアレだけでも十分ひどいのに。
三角関係になった辺りからは「アラアラ、どうなっちゃうの~?」
とか思いつつ、ウキウキ読み進められました。
結末もこうなってほしいな、と思った通りにいったので満足。
朱莉先輩のようなズルイ大人は嫌いじゃないぜ。
文章は簡単で読みやすいです。
ただ、エピソードでなく、説明口調の多いあの文はどうもなあ、新人くさいっていうか、素人くさいというのか…。
登場人物に厚みが出ないよー。
全員、25歳オーバーの大人に思えないよー。高校生か。
名前の読ませ方もアレだし、中坊の書いた小説読まされたようデシタ。
まあ、これに関しては今回のが一作目ということで。
今後に期待ですかね。
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文章の書き方が好きでした。
群像ストーリーなのでひとつひとつの話にほかの話が絡んでくるのですが、そこが上手く伏線になっていてとても面白かったです。読み終わったとき、切ないながらもほっとした気持ちになります。
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雨の中でぶっ倒れているというベタな設定に苦笑い
ラブファンタジーとでもいうのか。
でも、この本から花鳥風月シリーズはじまるんだよね。
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雨の日に読みたい物語です。
切ないけれど、ほっとする。
自分の気持ちを大切にしよう、
相手の気持ちを大切にしよう、
と思わせてくれます。
複雑に絡む物語は次々に新しい事実をぽんぽんと出されて、読んでいてついページをめくりたくなってしまいます。
「夏の一冊教えてください!」-ブクログ談話室 http://booklog.jp/q/156
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当時読んだ感想です。
小さな「嘘」で始まる恋・・・そこに「雨」がきれいにマッチするんですね。
ホント、きれいな話。
ヒロインの子の過去はかなり見ててつらかったけど・・・。
でも嫌いじゃないです。この話。
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登場人物の喋り方がヲタっぽくて違和感を感じたけれど、まぁまぁ面白かったかな。
蛇足だけれど、私の出身校がしれっと出てきた。
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某誌で広告見掛けてからずっと読みたくて、先日、満を持して購入。
期待以上でした。
人間関係が複雑に絡み合っていて、それが徐々に解き明かされて綺麗に収束していく様は圧巻でした。
恋愛小説としては甘さ控え目で胸苦しかったり、もどかしくなるような展開もあるのですが、実に爽やかに纏められていて好感触でした。
他の作品も読んで見たくなりました。
あと個人的に、男の人がおにゃのこの髪を拭いてやるのは反則だよね……。そこで盛大に萌え転がりました……。
イチオシはやっぱり紗矢と朱利。夏音と稜も切なくて良かったんですが、ラストの大人気ない朱利がたまらんかったです。