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先日の越川さんの講演に感化されて購入。働き方改革を目指すべきでないのは同意。目的と手段を履き違えない事が重要だと再認識。
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17.04.09読了。沢渡あまねさんの本と同タイミングで読んだ本。働く場所時間を開放して誰でもどこでも働けるような仕組みはその通り。目標設定のハードルの高さと個人のパフォーマンスの高さがやっぱり特筆されるべきところなのでは、と思う。フツーの会社でやるためには、どこまで取り入れる?取り入れられそう?みたいな考え方は必要そう。後この人、イケ感すごい、無理な人は無理そう。
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働き方をなんとかしたくて購入
以下印象に残ったこと
・「内円」と「外円」
コントロールできない領域(外部環境、社会の仕組み=外円)が小さくても、自分でコントロールできること(仕事の仕方=内円)を広げる意識を常に持つことが大事。
・日本マイクロソフトの働き方
こてこての日本企業で働いたことのない自分にとっては驚くような仕事の仕方が当たり前に行われていることを知った。
・自分の成長を自分で評価
第三者からの評価は必ずしも正しくない。内円の中に常に評価軸を持つこと。
自分らしく働けないことを会社のせいにしてたけど、自分の中での目標、評価軸を持って、成果を上げることを考えて仕事をしようと思った。(残業時間少なくて上司に悪い印象与えるかなとかくだらないことは考えないことにして、本当に大事なところに時間をかける自分になる)
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この手の本にありがちな、会社の制度がこうあるべきだという話だけでなく、社員も自分を高めるべく努力を続けていく必要がある、という当たり前ながら厳しい意見。独自の雇用制度がある日本で、会社側も社員自身も大きく変わっていかなければならない。欧米では目標設定→達成や、それによって下位5%に入らないように努力することなど、皆がうまくできているのだろうか。日本よりも組織に所属するのが流動的で(辞めさせられることもあり得る)、それによって逆に自分の能力が発揮できる会社にうまくマッチしているのだろうか。失業率が日本よりずっと高いのだったか。そのあたりのことはよく分からないので知りたいところ。昭和時代って言葉は、この本で初めて目にしたかもだけど、平成の次の時代になったらもっと目にする機会が増えるのではないかと思う。労働基準監督署に勤務表を提出するのだということを知ったが、勤務表を管理していない会社は、本当の勤務時間を申告できていないのではないかと思った次第。
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言葉は「働き方改革」でも「ワークスタイル変革」でも何でもいいが、要するに皆んなが腹落ちする目的の明示が重要だ。「アチーブモア」ではピンと来ない。働き方の質の向上が目的になるべきだろう。
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会社の先輩に勧められて読んだが、趣旨を理解していなかったのか期待とはだいぶ異なる内容だった。著者の仕事の仕方と、Microsoftの宣伝がほとんど。2018年の本なのでリモートワークの話も今読むと今更感がある。それだけコロナで一気に進んだということかな。
本当の「働き方改革」とは、様々なハンディキャップを問わず、それぞれが持てる能力を最大限発揮できる環境を企業が用意し、その中で一人ひとりがより成果を挙げるという点は肝に銘じたい。
自分でコントロールできる領域を広げ、コントロールできない領域を埋めていく考え方も、仕事に向かう姿勢として参考になった。