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みんなのレビュー52件

みんなの評価4.7

評価内訳

  • 星 5 (32件)
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  • 星 3 (4件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
52 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

行く末遥かな「結びの章」

2009/02/12 14:04

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:菊理媛 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 大河ドラマが完結した。終わってしまって安堵したような、寂しいような、待ちかねていたファンとしては複雑な心境になる。
 「なるようになったな」という結末だった。御幣があるのを覚悟で言えば、各人が「そうあるであろう」と思われるところに落ち着いた結末だった。
 何事もなかったように・・・と言えば、貶し言葉ととられそうだが、そうではない。物語が始まってからこの結末まで、天地がひっくり返るほどの変化を経て、登場人物の主要メンバーそれぞれが、死んでもおかしくない経緯をくぐりぬけて、あるものは命からがら、あるものは寸でのところで踏みとどまり、あるものは否応もなく大切なものを失いつつも、「あるべき場所」へ至り、過ぎた日々と似たような(しかしながら、確実に変わってしまった)生活に戻り、淡々と日をおくる生活に身をゆだねてゆく。ここに至るまでの支流は数限りなくあると含みを残し、ここからまた、新たな物語が始まりもしそうな奥行きをただよわせて、「守り人シリーズ」は終着点にたどりついた。
 バルサとチャグムとともに旅した物語は、長かったようであり、短かったようでもありつつ、二人とともに、喜びも悲しみも併せ呑み、読者もここで旅を終えることになる。この大河ドラマが、バルサの物語であったのかチャグムの物語であったのかは、読者の目線がどちらとシンクロするかによっても違うだろう。国の存亡と、勢力図を左右する壮大な物語となったチャグムの大河。‘個’に対する愛情と思いやりを糧に、国の存亡を左右する謀略さへ揺るがすバルサの大河。究極は、どちらが主役であってもかまわないと思うのだけれど、物語の終わりが、「誰が誰の元に帰ったか」であるところを見ると、作者の意図ははっきりしているような気もする。
 私は元来、戦争ものは本も映画も好きではないし、戦闘シーンも人殺しを美化しているようで好きではない。しかしながら、チャグムの初陣の場面では、涙が出そうになるほど感動してしまった。外へ出ることさへ穢れとされてきた王家の皇子が、人の命の大切さゆえに、先頭に立って戦乱に飛び込んでゆく様は、深い感動を与えてくれた。
 戦場に借り出されたタンダを心配し、敗戦兵の収容されている場所までたどり着いたバルサが、タンダとの関係を聞かれて答えた「つれあい」という言葉に涙が出た。あぁ、この二人は、本当に「つれあい」と呼ぶのが相応しいなぁと心から思えた。
 できれば、遠い将来でいいから、バルサとチャグムに再会のときがあればいいと思う。「精霊の守り人」の別れでさへ、二度とは会えないと思っていた二人が、不幸を媒体としてではあったが再会を果たせた。不幸は国を揺るがす大事ではあったけれど、二人が会えたことは幸いだったのだと思う。二人が会えたから、不幸の中で幸いが芽吹いた。
 いつかまた、幸いな二人の出会いがあることを期待したい。それが儚い夢だとしても、「絶対に無い」という結末でなかったことを、私は幸せに思ってしまうのだ。

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紙の本

守り人シリーズ、本当に最高!!

2019/02/07 15:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぱぴぷ - この投稿者のレビュー一覧を見る

長くて短い、バルサとチャグムの、そしてサグとナユグの壮大なドラマが一段落してしまった。寂しいけど、とても充実した時間を与えてもらった。

帝のあり方と、帝とチャグムの最後はあれ以外、仕様がないよなと思わされたし、バルサの生きる道も、これ以上ないのでは?と思った。

こんなに素敵な物語をありがとうございました!

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紙の本

没頭できる物語でした。

2016/10/08 20:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る

どの巻も大好きなシリーズです。帝の言葉が不思議と印象に残りました。読み直す機会ができて本当に良かったです。文庫本も嬉しいのですが、このシリーズに関しては挿絵もすごく好きなのでわざわざ?児童書の方を手に取ってしまいます。

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2009/02/24 05:56

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2009/05/14 07:13

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2009/07/19 23:26

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2009/07/26 14:37

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2009/07/29 08:43

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2009/11/22 15:48

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2010/10/30 21:32

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2010/01/19 03:14

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2010/04/22 11:49

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2010/04/30 09:21

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2010/05/19 20:56

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