雪-SNOW- 硝子の街にて(2) みんなのレビュー
- 著:柏枝真郷, イラストレーション:茶屋町勝呂
- 税込価格:660円(6pt)
- 出版社:講談社
- ブラウザ
- iOS
- Android
- Win
- Mac
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
5 件中 1 件~ 5 件を表示 |
紙の本
雪に幻を見る
2002/06/06 23:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:空屋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
雪が見せた幻があった。心に染みついた影のような幻が。
大雪の日、バイト先である「スカイ・トラベル」社に向う途中に伸行が見つけたのは、真っ赤に染まった男の身体。「ユキオンナ」と呟く男の死から、伸行とシドニーは『センダース』のトップデザイナーの謎に迫っていく。
伸行とシドニーの幼いころの記憶がところどころに現れ、二人にとっての思い出の美しさを意識させられる。彼らには当然でも、思い出を楽しく思えるのは、素敵で特別なことだ。
同著者による他社のシリーズ「DESPERADO」から、ダニエルがゲスト出演していることもファンには必見。
紙の本
才能の残酷さ。
2001/12/02 14:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:亀豆 - この投稿者のレビュー一覧を見る
降りしきる雪の中、アルバイト先である旅行代理店へ向かう途中で、ノブは血まみれで雪に埋もれるように倒れている男を見つける。トップデザイナーだったその男は死亡し、ノブは事件へと巻き込まれていく。そして明らかになっていく、才能の有無の残酷さ、虚栄と欺瞞。
題名にもなっている雪の描写が効果的で、凍てつくような寒さが身近に感じられ、面白い。現在の中に散りばめられている過去のシーンも、微笑ましく、読みやすい。
5 件中 1 件~ 5 件を表示 |