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静かに静かに心に染み入るお話です。二つの恋が終わる話です。
苦しかったり、悲しかったり、それでも時はゆっくりと流れていく。
動いていない様でも気づくと変化している。これからもこの四姉妹を見守っていきたいです。
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今回もよかったです。
大人も、子供も、みんなちゃんとしている。
たった一人のヒール?陽子さんみたいに普通の人もいるし、うまくいかないことも結構ある世界ですけれど、みんなちゃんとしているのでいつもはああ、いいもん読ませてもらったなぁと思うのだった。
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さて3巻め。
4話入っているうちの表題作は、父の死を機に、異母姉たちと暮らすことになったすずの、地元サッカーチームでの出来事を中心に描かれる。
悪性腫瘍で右足を切断し、義足でサッカーを続けようとしているチームメイト・裕也のプレーを見て、すずをはじめ、ほとんどのチームメイトは「以前の裕也」を思いだし、(義足であれだけできるのはすごいと思うけど、やっぱりダメだ、以前の裕也のようにはなれないのだ)と暗い顔をする。
その中で、風太だけが、まったく違う目で裕也を見ていた。監督のヤスも気づかなかった、裕也のすごいところに、風太は気づいていた。
「あいつ左足だけ使ってる」
「右足はもう見切って左の精度をあげようとしてる」
「あいつはまだサッカーをあきらめちゃいないんだ」
その出来事を、姉の幸に話しながら、すずは「いくら努力してもどうにもならないことってあるけど だからって別に終わりじゃないんだなって」と語る。
他の話もよかったけど、この話が印象に残った。
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この舞台には、犯罪も暴力も、
超人的な少年も、陰謀も何も登場しない。
普通にいる4人の女性の日常が、
(いや、普通・・・とはちょっと違うか(汗))
淡々と続いていくのだけれど、
なんだか主役達(4姉妹)がとってもカッコいい。
鎌倉という土地も良い。
主人公達の周りの人間関係も、
みんな「気持ちのいいひとたち」で、
読んでいる方も爽快感を覚える。
すずちゃんの可愛いさは、
おばちゃん的にはめっさツボに嵌るし。
そして、こんな姉妹に私もなりたい・・・
というのが究極の感想かも知れない。
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朋章くんが出てこないのが残念で仕方ない・・・
(あの顔が好きっていうか。私、ほんと吉田秋生の書く男の子、好きなんだと思う。。。)
でも、相変わらずほっこり良い作品です。
鎌倉で、四季。今回は夏を中心に。
シーンとして好きなのは、幸が椎名先生に一緒に行けない、と告げる朝の海。
道から海岸に降りる階段の段々のとこでサンドイッチとか食べてて、トンビにとられそうになるって。
まだ大船に住んでいた頃に、(住んでいた家がちょっと暗かったものだから、ほとんど太陽を求めるようにして)週末に稲村ガ崎に通っていたのを思い出した。
*
朝の海の場面がある章題は、『止まった時計』。
お葬式のとき、すずに表情がなくて、それは閉じられたカーテンに病人と向き合っていた時間があって・・・
という話で思い出したのは、ハチクロの(なんだっけ・・・小さい子)のエピソードだったり。
何の脈絡もないけれど。
例えば、プチ引きこもりをやった後とか、
「あの時間はなんだったのだろう?」みたいな感覚に陥ったことって普通にある経験。
暗いくらいトンネルを抜けたような
太陽の下の空気を吸ったような、きちんと流れていく季節の中にかえったような。
そういうのが描きたいのかしら?
わからないけれど。
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海街diary、3冊のなかで一番いいとの評判が高いこの巻、ホント、よかった。中学生でも、年下男子でも、不倫でも、恋がしたくなります。でも恋って切ないというのもひしひし伝わります。
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初期の吉田作品を考えると随分日常世界に落ち着いたなぁと思うがこの作品は好きだ。
3姉妹+異母妹の日常。
ラヴァーズとのキャラ被りがどうにも受け入れがたいというか
イラっとしていたのだが、3巻目にして少し気持ちが落ち着いた。
YASHAにしろこれにしろどうして過去の作品の登場人物を使うのか
正直理解しがたい点は相変わらず。
(個人的には個々の作品として完結するか、あるいは被るにしてもやりようがあるだろう、と思う)
端々に関西弁の緒方くんとか、読むとホントに凹む。
あの世界はあそこで完結してほしかったので。
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過去エピソードの後片付けって感じのがおおいかな。
普通に面白いとは思うけど、ちょっと今までより落ちる。
ネタ切れ?
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ちょっと不思議な関係の4姉妹の家族もの。
穏やかに流れる鎌倉の時間にほっこりするのが結構好き。
登録し忘れていた。不覚。
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鎌倉っていいなあ・・・と思いながら読み進める。
大きな事件はないけれど、ほんの小さな心の中の棘を持て余して傷ついたり、ぶつかったり。
人がいるから人は生きているんだとじんわり噛締める。
湘南特有のゆったりとした空気感が、穏やかな展開を際立たせてるのでしょう。
でこぼこ4人姉妹。
新たな一歩を踏み出した。
次巻が待ち遠しい。
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秋生先生の漫画は繊細でかつ強かな感じ、ピアノ線やテグスみたいな。
実母の男関係に1番嫌悪していた幸姉の恋、
小さい頃から自分や他人を冷静に見続けて来て、
だから自分の恋愛に一番もどかしいのは幸姉なんだろうなと伝わってくる´`
そこに区切を付けて行ける幸姉は大人でかっこいい。
閉された場所にいたすずは、この1年間でゆっくり進み始めて、
恋が始まったり、終ったり、(彼と一緒にいた女の子が妹の可能性もあるけど)
カーテンが好きじゃない、辺りが、何かもう…って感じでした。
ゆっくり、それでも確かに回ってく鎌倉の話。郷愁。
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1巻から衰えずストーリーがより濃くなってる。
でも悲しくなるから悲しい時には選ばない方がいいかな。
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鎌倉にはいい思い出がないけど
それでも鎌倉にいきたいと思うくらい鎌倉を思い出す景色がでてくるマンガ
内容抜きにしてその風景だけでも楽しめます
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待ちに待った最新刊。長女・幸姉の恋愛や仕事の変化など、ノスタルジックな雰囲気にある中で、シビアな展開を見せている。また、すずの同級生達の青春恋話なども収録されており、4巻目が気になって仕方ない。
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巧い。
この物語をつくっていく巧さは、昔からあったのだけれども、「ラヴァーズ・キス」あたりから、どんどんレベルアップしています。
そして、嫌みじゃないんですよねぇ。
恋の終わりと、いくつかの種をまいて…という感じで、続いていきます。
なんか、スローペースな感じが好きです。
日常って、こうやって動いていくんだよな~という感じ。
四姉妹それぞれの恋愛模様であったり、緩やかに変わっていく環境や、人間関係であったり。
そのなかで、正解はわからないけど、手探りで、まじめに進んでいく。それが大事。
そして、この本読むの2回目。あれれ?