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竜崎シリーズ第六弾。今回のテーマは捜査の指揮権でしょうか。細分化された警察組織に一石を投じているようにも見える。
相変わらずの安定感だが、安定しすぎて逆に物足りなくなってきた。これは所轄の署長として円熟してきたが故の落ち着きからかしら。もう少し尖がってピリピリしてた頃の方が緊張感があって好きだったけど。
肝心の事件ですが、今回はストーカー絡みの殺人。事件の全貌が見えない中、あらゆる可能性を考慮して対処にあたるが、その過程で複数のチームが動くこととなり、主導権争いに竜崎は巻き込まれる。原理原則を大切にした、切れ味鋭い諸問題への対応こそこのシリーズの醍醐味。今回もブレない男・竜崎はやってくれます。
竜崎の生き様で作品全体を分厚く肉付けしてあるが、事件そのものは短編向きでショボさは否めない。事件の謎解きがメインではないとは言え、ちょっとは期待している私のような読者には肩透かしが寂しかったりする。でもって上役のキャラがわかりやすいので、終盤の展開は「やっぱりねー」で終わり。
そろそろ異動のタイミングじゃないですかー?
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初読。図書館。竜崎署長のぶれのなさは相変わらず抜群で、安心して読める。またもや新たな信奉者を増やしてるし。野間崎管理官なんか過去の言動がウソのように竜崎信奉者として脇を固めている。家族の関係も円熟してきた感じで微笑ましい。娘のこじれた恋愛をそんな風に解決するなんて、とてつもないお方です。昇進する竜崎を見たいような、まだまだ署長としての活躍を見たいような・・・。心穏やかに次の作品を待てる楽しいシリーズです。
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変わり者の竜崎大森署長が、事件現場へ出向き、警察規律に逆らいながら、事件を解決に導く、隠蔽捜査シリーズの第6弾。
何故か事件解決の重要な活躍をする、戸高刑事とコンビを組む、根岸紅美刑事の今後の活躍が楽しみです。
竜崎署長は、今回も一杯ハンコを押してました。
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自分の責任の範囲、指揮権をわきまえいつも合理的に判断し実行する竜崎署長。小者には腹も立たない。こんな風になれたらどんなにいいか。国民のために全力を尽くし職務を全うするその姿勢が現実にあるならそれほど素晴らしいことはない。
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隠蔽捜査6弾。首を長くして待っている数少ないシリーズ。原則を重んじ貫き通す。道理には地位の上下にかかわらず耳を傾け不合理には気負わず自然体でモノ申す。今回はストーカー事案をはさんで方面本部長と対決する。本人に対決している意識がないのが笑える!シンプルに考え判断し任せるところは任せる。理想的な上司で,こうありたいもんだと自戒。
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シリーズ第6弾。あいかわらずの「鉄板」です。タマもそろってきたことだし、再ドラマ化なんていかがでしょうか?
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大好きな隠蔽捜査シリーズ
本音と合理的な考えで常にぶれない姿勢が格好いい。最後の監察でのやり取りなど思わず入り込んでしまう。
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ストーカー対策チームを大森署内で編成していた矢先、管内でストーカー絡みの殺人事件が発生した。最善の策で事件解決に当たろうとするが…。
竜崎の「合理的」思考で事件はもちろん家庭内の問題もバサっと切り抜けるところが爽快。
竜崎の奥さん、回を重ねるごとに器の大きさが表れてる!
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今回も面白かった。いつも同じパターンといえば、そうなんやけど、原理原則を通す竜崎の姿勢は気持ちが良い。
「小者には腹も立たない」とか言うてみたい。
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警察がストーカー対策に追われるなか、大森署管内で連れ去り事件が起こる。その過程で殺人も起こり、事案は緊急性を増す。そんななか、捜査の主導権を巡り、方面本部長が竜崎を敵視してくる。
徹底した合理主義者の竜崎のぶれなさと、それが貫かれる一種の勧善懲悪めいた筋立てが心地よくて、つい読んでしまう。竜崎はこうあってほしい理想の上司だ。
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久しぶりの「ザ・竜崎」でした。
前作は外伝だったため、物足りなかったのです。
あいかわらず指揮権だの縄張りだのと、権力争いに暇ない警察組織。
そんな中、竜崎は今日もたくさんハンコ押してます。
合理的がモットー、
たてまえと本音、それを上手く(ずるく?)使い分けることなく
原理原則を貫くブレない男・竜崎。
「小物には腹も立たない」痺れます。
でも、そんな竜崎も、冴子サンには敵わないんですよね。ふふっ。
私の場合、困ったことに、この朴念仁さんが好きすぎて、
事件の内容よりも彼の行動にばかり目がいってしまうのです。
少し反省です。
そろそろ大森署から移動になるのでしょうか。
それはそれで、楽しみなような、さみしいような…。
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普通に面白いですね。
いつもどおりの展開に安心して読める作品です。
ミステリは中盤に終わり、それからは官僚という物語のいやらしさをストレートに吹っ飛ばすのは通快でしたね。
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今野敏の警察小説で隠蔽捜査シリーズが一番好きです。ドラマ化された小説は登場人物が俳優の顏がちらついて嫌な事があるけど、このシリーズは逆にいい感じです。
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大森署署長、竜崎伸也シリーズ。
今回は、ストーカー対策がテーマで、ある事件を解決すべく働きますが、事件の果てに特別監査にかけられたりします。
家庭では娘が交際相手との結婚話がこじれ、ストーカー問題になりそうだったり。
相変わらず、安定のおもしろさ。
大森署の面々が次第に竜崎伸也に惹かれていっているのがよくわかる1冊になっていました。
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久しぶりの竜崎署長。まったくぶれません。
でも、そろそろ異動もあるのかなあ?
そう思わせるラストでした。