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隠蔽捜査

著者 今野敏

竜崎伸也、四十六歳、東大卒。警察庁長官官房総務課長。連続殺人事件のマスコミ対策に追われる竜崎は、衝撃の真相に気づいた。そんな折、竜崎は息子の犯罪行為を知る――。保身に走る上層部、上からの命令に苦慮する現場指揮官、混乱する捜査本部。孤立無援の男は、組織の威信を守ることができるのか? 吉川英治文学新人賞受賞の新・警察小説。

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税込 1,925 17pt

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みんなのレビュー105件

みんなの評価4.2

評価内訳

隠蔽捜査

2008/03/09 22:00

ありえない総務課長の行動だが、つい引き込まれるストーリー展開

10人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この物語はテレビドラマ化されている。あいにく私は見損なったが、テレビ化されるだけのことはあるストーリーであると思う。
 冒頭から描かれている主人公、竜崎伸也はあまりにも正直な性格なのか、皆から変人扱いされる。正義を主張し過ぎるように見えるのである。おそらく、この感覚は時代とともに変化していくものであろう。逆に言えば、現代はあまりにも不正直で、偽りに満ちた世の中であるといえよう。昔はここまで歪んではいなかったはずである。ごまかしや隠蔽、偽装だらけで始末に終えない。
 竜崎は、警察庁長官官房総務課長である。これは誰でもが就けるポストではない。官房の総務、人事、会計の三課長はまさに警察エリートコースの入口である。これを歴任した者の将来はある程度保証されているといってもよい。
 総務課長の重要な仕事にマスコミ対策がある。組織下に広報室を擁するのもそのためである。同期生に警視庁刑事部長がいる。この2人の関係を軸に、ストーリーは展開する。
 たしかにマスコミ対策は広報室に属し、広報室は総務課に属する。しかし、総務課の仕事はこれだけではないはずだ。その割には主人公は広報やマスコミ対策に力を入れ過ぎている。実際はこんなこともないし、現場に出かけるということもないであろう。だいぶ誇張があるようだ。案外、刑事ドラマに影響されているのかも知れない。
 あまりこれをやると、信憑性が失われてしまう。しかし、小説である。真の姿に近付けようとすると、逆に面白みが半減するのだろう。実際にはなくとも、あるように描くのも小説家の腕であろう。
 同期生同士の交流、家庭の問題、揉み消し、ある事件を通して、本書は警察キャリアの実相を表現しているといってもよい。その実態があまり世間に出てこないキャリアの考え方、行動が描かれているのだが、その真偽のほどは分からない。しかし、小説としては結末も放り出さずにしっかりとまとめられている。それがあまりにも都合のよい結末であってもである。

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果断

2010/03/14 21:33

竜崎署長のしきたりを破る面白さ

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 今野敏の新シリーズである「隠蔽捜査」の第2弾である。『果断』というタイトルであるが、副題に「隠蔽捜査2」とある。前回、家族絡みの事件で、警察庁長官官房総務課長から、警視庁の大森警察署長に配置換えになった主人公竜崎。配置換えというよりは明らかに大左遷である。通常、このような異動はない。

ここまでは前回の『隠蔽捜査』での進行であった。警察署長は副署長、警務課長、刑事課長、警備課長などに囲まれて仕事をする。別のテレビドラマで、船越英一郎の演ずる副署長は承認の印鑑押しに多忙だが、本編では竜崎署長が印鑑押しに忙しい。

 強盗事件が発生し、緊急配備を行ったが犯人に逃走された。打つべき手を打ったのだが、ミスがあり功を奏さなかった。こういうことが起こると、所轄署は責任を取らされると戦々戦々恐々となる。しかし、竜崎は緊急配備をしても必ず上手くいくとは限らないと割り切る。

 こういう場面での竜崎は毅然としている。最初こそ署員は驚いているばかりであったが、次第に署長に一目置くようになる。副署長との関係も面白い。通常は実務の執行者は副署長であるらしいが、竜崎は自分で執行してしまう。

竜崎の友人で警視庁刑事部長の伊丹というキャリア警察官僚がいる。この伊丹との会話で、保身に走る伊丹の姿が浮き彫りになる。そうであっても、竜崎は伊丹を頼りにしている。一方で、各警察署を監督する方面本部の管理官は悪役として描かれている。管理官は警察署を監督する役割を担っているので、所轄署がへまをすれば当然指導に当たる必要が出てくる。

 この悪役管理官は署長を何とも思っていないようだ。しかし、階級を考えれば、自分よりはるかに上位にいる警察署長である。もう少し敬意を払って然るべきである。管理官に対する竜崎の態度には読者は溜飲を下げることになるだろ。このように通常は考えられないシーンがよく出てくるが、テレビの警察モノ同様、これをあまり繰り返すとリアリティを失い結果となる。

 しかし、本編での竜崎はキャリアの署長、しかも見習いではない署長である。こういう実例はほとんどないであろう。それだけに小説の材料としては、面白い設定である。今後も署長・竜崎の活躍を期待したいし、本編もそれに応える充実したエンターテイメントになっている。

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棲月

2019/06/01 17:38

竜崎の新天地

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

今野敏の看板小説である『隠蔽捜査』ももう7巻目を迎えた。このシリーズに登場するキャラクターもほぼ固定してきたので、安心して読むことができる。7巻目となればやや方向を探ることも必要であろう。

 さて、主人公の竜崎が不祥事で左遷され、警視庁大森署長に転じてからもうだいぶ時間がたつような気がする。竜崎は自分の信念を周囲、とくに上層部に遠慮せずに直言する点で、周囲を驚かす。また、左遷人事での大森警察署長なので、階級と役職のねじれが生じている。署長はその上位の方面本部長の指揮を受けなければならないが、階級は竜崎が上だったりする。

 これまでは方面本部の野間崎管理官との対立がよくあったが、この管理官は竜崎に心服するようになったが、本部長が異動になり、新たな本部長は指揮をしたがるが、竜崎はそんなことはお構いない。竜崎は本書でも方面本部長をほとんど意識していない。

 本書のテーマはサイバーセキュリティであるが、大森署の生安にいる専門家をうまく使って事件の収集に当たっており、読者としては胸のすく思いである。そして、盟友の刑事部長である伊丹もいる。伊丹、竜崎はコミュニケーションに難がありそうに思えるが、実際は相互によく理解しあっており、率先垂範で部下を指揮し、うまく育てている様子が伺える。

 ここまでくると、つまり7巻目に入ると、『隠蔽捜査』シリーズの真髄は、事件の内容や推理などの事件への対応よりは、半ば固定化した各キャラクターとのやりとりが主となってきた。たしかに、警察小説なので、事件への対応が副で、周囲の人たちとの関係を描くことが主となることに問題はありそうだが、副となってもけっして粗雑に扱われているわけではない。

 一般読者には分からない種々雑多な事件について、警察が取り扱う事件の傾向などは最新のものが反映されているように思える。これによって読者は警察がかなり身近なものに感じられるのではないだろうか。

 上記に述べたシリーズの方向性だが、今野は大森警察署長はこれで終了させ、竜崎には新たなポストに用意し、署長とは別のキャリアを積ませ、その様子を描いていくことにしたようである。また、次巻が楽しみである。

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