紙の本
たけしファン必読の書!
2013/12/14 10:23
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
私はツービート時代から、たけしさんの大ファンです。特に週に一度のオールナイトニッポンは最高でした。翌日、学校ではその話題で持ちきりだったのを懐かしく思い出します。ギャグはもとより、真面目な話も結構あって、影響を受けたものです。とにかく、いろんな意味で当時のたけしさんにはパワーがありました。
本書は、その頃のたけしさんを彷彿させるような毒舌で、橋下市長から半沢直樹まで旬な話題を斬っていきます。自らが「おわりに」に書いているように、「昔に比べりゃ、抑えている(188ページ)」とは思いますが、どれも全くの正論で、読後は爽快感が残りました。
第1章は政治家、第2章は死生観、第3章は芸人論、第4章は教育、第5章は芸能・スポーツ、第6章はその他について、たけしさんが思うところを好きなだけ語るという構成です。中でも、第2章の東日本大震災直後に考えたこと(36ページ~)や第3章の芸人論は迫力がありました。「技術的にうまいか下手かは人気商売にあまり関係なく、衝撃的で、新鮮で、もう1回見たいと思えるかどうかがポイント(74ページ)」というエンターテインメント論は説得力がありました。
例のごとく口述筆記と思われる文章ですので、読みやすく、私は出張の行き帰りの新幹線の中で読み終わりました。とにかく、たけしさんファンには必読の書です。
電子書籍
同じことをいっても、
2014/05/06 16:05
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:天上大風 - この投稿者のレビュー一覧を見る
同じ事をいっても、許される人と許されない人がいる。人の分をわきまえて、すこし謙虚に、実績がある人だったらほとんど、何いっても許されるのだなあ。
発想の転換にいつも感心させられる。
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印象深かった言葉が、悪口や暴言はバランス感覚で、塀の上のぎりぎりのところを歩くけど、落ちる方向をちゃんと考えておかなければならない、というものです。
言わなきゃいいのに、という不用意な発言が多いのはこういったことができていないからかもしれない。
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殿のヒンシュクには愛がある。殿のヒンシュクには知性がある。殿のヒンシュクには真理がある。殿のヒンシュクにはとてもくだらない。殿のヒンシュクには説得力がある。故に殿のヒンシュクはとてもたのしい。
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タイトルで見ると、ヒンシュクがどういうものか?と思いますが、読んでみると「なるほど」と感じることが多い一冊です。また、お笑い人を自称しているだけあって、結構笑える部分も多いです。最近、笑っていないと思われる方にもお勧めの一冊かと思います。
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言いたい放題。しかし、その通り。高校球児の話やいじめの話は、誰もが思っていることであり、それをはっきり表に出して言えるかどうか。震災のときよく言われていた「絆」については同感、あまりに安っぽかった。大島監督のエピソードは笑える。まあ下ネタの多いこと多いこと・・・
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おちゃらけつつも独自の視点でいろんな物事・社会にきりこんでくるのがいい。
え、それってどうなん?ってのもたくさんありますが、ビートたけしイズムを感じる。
取り上げている内容はアレだけど、この人すごく頭いい。
最後のAVネーミング大賞は一見の価値あり!
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○ビートたけしの著作。
○週刊ポストで連載中のコラムをまとめたもの。
○独自の切り口で、ボケを混ぜながらおもしろおかしく語っている。
○独特の乱暴さと品の無さを感じるが、ついついそれに引き込まれてしまう。
○著者こそが、まさに”ヒンシュク”の達人だ。
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楽しくサクッと読めてしまいました。
ビートたけしさんは流石だなぁ、と思います。
ちょい下ネタが入っているところも憧れですな。
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テレビで話題になった人や出来事を素材にして、芸人論や日本人論を含めながら他の人が言えば顰蹙を買いそうなコメントを絶妙なバランスで発している。他で聞いたことがあるような内容が結構あるけど、全体的には至極全うな意見が多い。
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楽な仕事なんてどこにもない。
常に「オイラはしょせんお笑い芸人なんだ」ってスタンスだからなんとか続けられてるって話でさ。
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ネットでこの本の名前をよく聞くので購入しました。
文体は話し言葉でとても読みやすいです。何も考えなくてもさらっと読めてしまう。下ネタや笑いがところどころに散りばめられていて、それが本書を読みやすくしていますが、逆にそのせいで著者の真面目な意見も笑いながら読み流してしまっているのかもしれません。
知人が心臓マッサージで蘇生して、それを「俺が葬儀委員長で香典集めて飲みに行く予定だったのに」といじるのはギリギリOK。従軍慰安婦は必要だったと言うのはNG。ヒンシュクがヒンシュクで済むギリギリのラインを著者は熟知しています。僕はどこまでなら許されるのかが読めないタイプの人間ですので、著者流のヒンシュクを真似することはできませんが、ただただ上手いなあと驚くばかりです。
著者のヒンシュクのギリギリの見極めは、舞台で観客の空気を読みつつトークを進めてきた経験によって研ぎ澄まされてきたことでしょう。批判、いじり、下ネタなどは一歩間違うと人間関係を壊すもので、上級者でないと使いこなせないワザだと思います。それが使いこなせて、これ以上やるとやばいという線を見極められてこそ言いたい放題の発言が許されるものだと思います。そういう意味で、著者は言いたい放題言えてすごいものだと思います。
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ビートたけしの週刊誌連載を抜粋した一冊。
彼の鋭い舌鋒が今の日本の世相を切っていて面白い。
何よりさらっと読める一冊。
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たけしさんの本を読むのは久々ですけれども…最後のAVのネーミングを決める企画みたいなのには笑いましたね! たけし氏と自分は世代もかなり違っていて、正直テレビで見かけるたけしさんの発言などに笑った覚えというのはあんまし無いんですが…(!)不思議とたけしさんの本はそこそこに読んでいる気がする僕です…。
主にブッ〇オフなどで入手して読んでいましたねぇ…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
近年のニュースをたけしさん独特の視点で切っていく本書は相変わらずこれまでのたけしさんの本を踏襲しているかのように面白い!と思いましたねぇ…あと、やっぱしたけしさんは頭が良いんでしょうなぁ…僕にはとてもできない芸当ですね!
ヽ(・ω・)/ズコー
まあ、そんなわけでたけし氏好きの人等は楽しめるんじゃないかと思いました…さようなら。
ヽ(・ω・)/ズコー
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週刊ポストの連載記事をまとめた一冊。居酒屋で楽しく飲みながら話して盛り上がっているような内容です。自分もそれなりに年を食ったからか、文章で読んでいるとその内容に特に過激さは感じ無いし、顰蹙を買う程のことでもないと思う。ただ、いわゆる「政治的な正しさ」を規準としたら建て前としては言ってはいけないようことも含まれていて、これをテレビとか書籍でギリギリのところで話すテクニックをビートたけしは持っているということでしょうか。