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さいきんの少女マンガは登場人物の関係性や設定が安易でうすっぺらく、あまり好まないのですがくらもちさんはやっぱりさすが!ですね。
すききらいはざっくりしそうですが。
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「花に染む」を先に読んで、こちらを購入。
当人どうしはまったく面識もない登場人物がたくさん出てきて、でもみんなどこかでつながってるという、ちょっと不思議な広がり方をしていく展開。
「お~」という声を上げながら読む感じ。面白い!
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やっぱり花に染むより駅から5分が好きです。
全部の話がとても良いし、町の人々が様々なところでつながっているのが面白い。
読んだ後、温かい気持ちになります。
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さらりと読める。
けれど造り上げたものは、、これはスゴイ。
『花に染む』も読むと深みが増す
全3巻
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30年以上のくらもちファンですが、コケッコーあたりからの絵が苦手で今やギリギリ。若者の生態なんて相変わらず年齢を感じさせない描き方でさすがと思うしお話も面白いけど、絵を・・・どうにかしてください。
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続刊(?)
あーここでこう繋がってたのかーと思う。
伊坂幸太郎のような手法。
ペン使いが好き。
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群像劇が大好きなんですがこれはすごい…
たくさんの登場人物が出てくる中でいつも1人の少年が際立っている
読み終わってみると、その少年を中心にぐるりと人の円ができていて
世界観が見事に繋がっている
ツボでした
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エピソードは最初のものが秀逸。
くらもち氏の作品は初期の作品の頃から他の作家とはどこか異なる感覚が感じられました。
最初はそれが上手く作品に活かされず、空気がずれている様な印象を覚えていたのですが、次第にずれが物語の雰囲気と重なる様になり、特有の余韻を醸し出す作家になり大好きになりました。
本作品の最初のエピソードでは少女と告白した少年との感覚のズレが、さりげなく散らされたものを拾って行き、ラストでピースが嵌るまでの様子が実に情緒的です。
ただただ唸らされる構成、そしてそれを演出する絵。。
その他のエピソードも悪くはないのですが、エピソード1は飛びぬけてます。
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駅から5分の街の人々の群像劇。
エピソード1の、記憶喪失の単語帳の話がよく出来ていて感動した。ベタかもしれないけど、こういうちゃんとした物語は評価しておかないと。
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多くはない線で簡潔な物語を多彩に表現する
これぞ画芸の極み
作者はこの様式においての完成型で常にあり続けていて恐ろしい
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くらもちふさこの絵は、独特な品があっていい。絵柄は全然違うけれど、荒木飛呂彦のようなオーラを感じる。
各話が独立したオムニバス形式なのだけれど、それぞれの話しで完結していながら、お互いの話しが有機的に結合している。こういう構成は大好きだ。
舞台が学校ではなく、一つの小さな町全体というところが面白い。クラスや部活の中に閉じた世界ではないから、老若男女様々な種類の人が関わり合って、ドラマが生まれていく。この立体的なクロス・オーバーは、昔に見た「ツインピークス」を思い出す。
ある一つの場面に5人の人が居合わせたとすれば、そこには当然、5通りの物語がある。同じ出来事でも、誰の視点から見るかによって、その解釈は大きく変わってくる。そして、同じ人物でも、関わり合う相手との関係によって、その性質は変化する。
この、出会いによって生まれる多様性と偶発性こそが日々の面白さであって、この作品は、その面白さを花染町という小世界の中に凝縮して、見事に表現していると思う。
こういう、一話完結型の作品というのは、巻が進んでも面白さは変わらないか、だんだん衰えていくことが多いのだけれど、この「駅から5分」は、回を重ねるごとに倍々ゲームのようにどんどんと面白さを増していく。巻末についている、人物相関図がどんどん埋まっていくのが楽しい。