投稿元:
レビューを見る
人の人生を変えてしまうほどの人間て、どんな奴だ?
自分が諦めた夢を象徴した靴を、夢が破れた者同士が交換した事が
螺子となり、数年越しに物語は動き始める。
出てくる主要人物達が温かく、恋しくて、胸が痛くなる。
特に「ところがね…ある日突然 ニコニコしながら帰ってきたの。」
のシーンに目頭が熱くなる。
誰もの何気ない一言に、誰かを、そして取り巻く世界をも、
変えてしまう可能性をもっているのだろう。
フラメンコが関わってくるだろう今後にも期待。
投稿元:
レビューを見る
主人公のもどかしい感じが悪くない!
相変わらずきれいな画の線と、魅力的な登場人物。
『マイガール』とはまた異なる、佐原ミズの物語が
始まるんだろうなという予感を、読みながらずっと
感じてた。
やっとスタートラインに立った主人公、鉄宇(きみたか)。
彼がこれから挑戦する”フラメンコ”をどう描いていくのか
早くも楽しみ。
投稿元:
レビューを見る
人の人生を
変えてしまうくらいの
人間て、
どんな奴だろう。
『ほしのこえ』や『マイガール』で知られる
佐原ミズ先生による初の少年誌での連載
あるキッカケで夢を失い、殻に閉じこもる主人公
自分なんて、と決め込んで過ごす毎日のはずだった。
偶然 昔の同級生を発見し、一筋の光が射す
その日から今までとは違う明日が紡がれていく。
いかに自分が守られていて
そんな中で自惚れて過ごしている
自分に気付き嫌になる。
主人公がとった行動とは。。。
相変わらずの美しい絵
それに重なる等身大の青春譚。
漫画力が一層増した気がします
主人公の妹ステキすぎる!
投稿元:
レビューを見る
「人の人生を変えてしまうほどの人間ってどんな奴だ?」
読んだ事のない作者だったけど表紙に惹かれて購入。当たりだった。
面白い。
主人公の妹が良い子すぎる。可愛い。
泣きながら読んだ。
投稿元:
レビューを見る
この人のコミックは繊細な描写がいい。
悩みもがく主人公の気持ちの移り変わりや、取り巻く人たちの温かさが伝わる。
投稿元:
レビューを見る
佐原さんの描く小さな女の子はみんなしっかりしていて、自分ももっとしっかりしなければと暗に励まされる。
人の感情や心が絵や台詞に表れていて読んでいてとても心に響く。
投稿元:
レビューを見る
自分を見つめなおして、地に足付いた自分へと変わっていく。
そんな主人公だと思った。
1巻は導入かな。これからどんなドラマが展開していくのか楽しみ。魅力的なキャラクターたちがいっぱい
絵も作風もすべて大好きなので新しい作品を読めて本当に嬉しい。優しくて率直で温かいときどき残酷な現実。
彼はどう変わっていくのだろう。そして私にどんな影響を与えてくれるのだろう。
投稿元:
レビューを見る
買ってよかった!!
かつて夢を失った少年。
1巻ではこの少年がまた歩みだす為のキッカケを与えるエピソードが3話収録されてるんだけど、どれも読み応えがあった。
特に僕が好きなのは3話の「99点オバケ」
少年の妹との絆の話。
少年の決意を聞いて優しく微笑む少女の姿が印象的で心にグッときました。ここにたどり着くまでに彼女の負った傷が映えてますね。
投稿元:
レビューを見る
主人公は正直「いい奴」ではないんだけど、彼なりに前を向いてみようと努力している様子に心が動かされるし、そうすることで見えてくるまわりの人たちの優しさとか勇気に気付いていく過程がすごくよかった。いつのまにかぴったりになっていた靴のエピソードも素敵だった。
投稿元:
レビューを見る
人の人生を変える人って・・・どんな人だろう?
この帯の言葉に惹かれて購入!
佐原さんの漫画は面白いので、期待しながら読んだ。
涙が出た。
心がほっこりした。
切なかった。
泣けた。
買ってよかった。
友だちに貸したけど、どんな感想が来るのか・・・楽しみだなぁ。
投稿元:
レビューを見る
「ほしのこえ」で佐原ミズさんの名前を知っていて、ジャケ買い。
エヴァのシンジくんを主人公にして、プロットは村上春樹の「1Q84」から天吾と青豆の邂逅を拝借、SFにはせず日常生活を描いた感じ。
アニメの「あの花」を見ていたときの感覚にとても似てるなと感じた。
(とはいっても、これらの作品のパッチワークになっているという意味では決してない。)
続刊が楽しみ。
投稿元:
レビューを見る
なんだかマンガなのにリアル。
自分の体験したことじゃないのに、わかる気がする。感情移入するとは違くて・・・でもやっぱりリアルだなぁって思ったんです。
投稿元:
レビューを見る
佐原先生の新刊なのでと手をとってみたらやっぱりあたりでした。涙腺をじわじわと刺激されますね。そして主人公の妹が精神的に大人でいい子すぎる。
投稿元:
レビューを見る
久々に漫画を読んで感動しました。
人の心情をとてもうまく絵や文で表されていて主人公の気持ちが痛いほど感じられました。
投稿元:
レビューを見る
高校生が自分の立ち位置を探していく話。
秋になるとクリスマスプレゼント用の本を探し始める。
海外に住む高校生男子に日本語の本を贈るのだ。
ピタリの本を探すのは年々難しくなってきた。
「何かを探すときは検索エンジンが便利ですよ」
眉唾物で聴いていた言葉だけれども、この10年で
たいへん身近な感覚になっている。
それでも、パソコンの画面上のやり取りだけでは
たどり着けない場所があるのではないかと怪しんでいる。
一歩外へ歩みだしたとき、見える世界は、以前の自分が
抱いていた意識とは異なったものになるのではないだろうか。
主人公が不器用に確かめにいく場所や動機は、
知人の高校生男子には無関係なものかもしれない。
けれども、検索エンジンと自分探しだけではぶちあたらない世界を
垣間見て楽しんでくれるとよいなと思う。