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投稿者:あさこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
音瀬さんの作品はいくつか読んでいますが、、これもやっぱり音瀬さんの世界ですね。爽やかさが一つもない!!笑、、、そこが面白い。ネチネチしてたりひねくれてたり、暗かったり、、とにかく相変わらず癖のある登場人物です。でもこれはお互いが好き合っているので、まぁスッキリします。
最後のお話…。これはもしや次の話のプロローグ的な?次の話の表紙の子のイメージじゃん。と思いながら読み進めましたが…。え!え?!切ない!切ない!!既に読むの恐いんですけど?音瀬先生…恐るべし…。すっとばして 3冊目に行くか。。しかしきっと2作目を読んでこその最終話なんでしょう…。あー…覚悟して読みますよ。
裸んぼシリーズ1作目
2016/01/28 20:55
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投稿者:tix - この投稿者のレビュー一覧を見る
裸んぼシリーズ三部作のうち一作目。
強姦した相手と恋愛関係になるという
今まで読んだ木原さんの作品の中でも、トンデモ展開が際立ってましたw
主人公は30歳のゲイの外科医。
セフレ関係にある同僚とホテルに行く途中、
気まぐれで、道を歩いていた男を騙してホテルに連れ込み、
二人掛かりで強姦します。
そして、ひょんなことから主人公と男は再会し、
主人公が男に惚れて、二人は恋人になります。
両思いでラブラブに見える二人ですが、主人公の視点でのみ語られるので、
主人公にべた惚れのはずの男が、無断外泊をしたりすると
不安に駆られる主人公と一緒になって、
『これは攻めによる、壮大な復讐なのでは?』
と読者もビクビクしてしまうのは木原作品だから・・・(^_^;)
行きずりの男を強姦するような人でなしで、
社会的地位もあり、見た目も良く、プライドの高い主人公が
これといった取り柄も無い男に、心底惚れてしまい、
自分でもコントロールできない恋心に翻弄される様子には
愛おしみを覚えました。
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シリーズ連作(三部作)新装版の一冊目。
昔の本は入手困難であり復刊希望が多かったということで、わりと初期にでた(と思う)作品で新装版になるにあたり書き下ろし短編がひとつついてます。
本編(エリートのお医者さんと行きずりの男?)、続編、新装版での書き下ろし。
内容のわりに読みやすいです。木原さんの作品の中ではとてもノーマルなBL小説ではないかなと。
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ロクデナシの元攻めの受け(笑)と強姦された男の話。
ここまで救いようがない出会いはBLで初めて
読みました。何しろ最初主人公が相手の男を
二人で強姦してますから…
まったく主人公に共感も感情移入もできないのに、
それでも読んでしまう不思議な現象が
木原マジックでしょうか…??
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あ い し て ま す 。 真顔
嫉妬深いし、素直になれない。それに男なのに・・・どうして俺を
そんな悶々した受けがとても可愛いです
好きがハッキリしていて、一途で
深いってゆうか、甘い話。読み終わると 顔ゆるむw
そこまで明るいお話じゃないけどなぁ、緩みっぱなしです。笑
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●WEED
●FLOWER
●POLLINATION
復刻版です。
ここに、谷脇というどうしようもない男が出てくるんです。
どっか壊れちゃっている男です。
鬼畜で、異常です。
とくに「FLOWER」の谷脇ったら(汗)
でも、切ないです。
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微妙に(?)リバだけど、リバ苦手でもこれなら読めるっていう内容
若宮は悪友の谷脇と一緒に雨の中ふらふら歩いていた岡田を強姦するけど、色々あって若宮は岡田を好きになって、最終的に相思相愛
最初は若宮+谷脇×岡田で、岡田が無理矢理犯されますが、その後は岡田×若宮です
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最初は悲惨すぎてどうしようかと思った。結局ハッピーエンドになったけど読み終わった後にじんわりと寂しい気持ちが湧いてくる。木原さんの本は全てそう。
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裸ん坊3部作の中で、このWEEDが一番好きです。
傍若無人でプライドはエベレスト級。
嫌なことがあればすぐに人に当たり散らし、後輩相手に嫌味をたれる、超我儘男、若宮。
人としてどうかと思うような、兎に角いちいち腹の立つ男なんですが、こいつが何だか憎めない……。
注いでも注いでも満杯にならないコップみたいな若宮相手に、岡田は本当に懸命に愛を注ぎます。
でも、岡田も若宮と一緒で、やっぱり愛に飢えてる感じがたまらなかったです。嫉妬深くて、愛がないと生きていけないタイプなのが身悶えするほど萌える。
2作目を示唆する内容の書き下ろしが、とてつもなく良かったです。
読んでてすぐに松本の事だなと思ったんですが、先を知ってるだけに涙でそうになる……。
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人を尊敬せず、自分の社会的地位に胡坐をかいているような、いわゆる「嫌な奴」である若宮と言う男が、人格をまるごと改めるような話ではなくて、たった一つ、一人の人間に対して「好きだ」と言葉にして言えた、と言う事だけを
書いている物語だとも思った。人に対して「好きである」と言う自覚をすること、それが如何に難しく、滅多にないもので、自分を顧みるきっかけになったりするか、若宮にもそう言う事が幸運にも訪れたと言うお話だと思った。訪れたものに気付かずに済んでしまう事もあるわけだから、若宮も捨てたもんじゃないな、と(笑)
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正直突っ込みどころは満載なんだけど、気分は盛り上がってしまったので☆4つ(笑)
もし、こんな医者が主治医だとちょっと不安だよね。
そして、岡田が若宮に惹かれるのがどうしてもピンとこない。そのへん説得力があればもう少し楽しめるかもなあ。
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木原センセらしいぶっとび設定に( ̄ー ̄)ニヤリとさせられます。
エリート医者がつるんで道で男を拾って犯して3Pって、酷いじゃないですか。偶然居合わせたノンケにそんな大それたことをするなんて、良識あるはずの医者のやることではありません。
その上、若宮は陵辱した岡田と一週間後に避けようもない状況で再会してしまうんです。気まずい。しかも、その岡田は若い学生だと思っていたら違っていたり若宮と以前に出会っていたり、驚愕するような事実がわかってきます。
これはまだまだ序の口。これだけじゃ終わらない思いもよらない展開に、最後までドキドキさせられてしまいました。
プライドが異常に高いツンツンなクールビューティの若宮が、それまでの価値観がすべてひっくり返るような恋に堕ちてしまうんです。
傷つくのが嫌で、マトモな恋をしたことがなかった若宮が、運送屋で働く地味で平凡な男のことをめちゃくちゃ好きになってしまうんです。
自分が傷付けた相手にぴしゃりとやられて自尊心が傷ついたとか、訴えられるのが怖かったとか、保身を考えていたところへ、さらに嫌がらせをされていると誤解をしてしまった若宮。また恥をさらします。
細かいことをすごく気にしていたのに、岡田は案外大ざっぱな体育会系ww
それがよかったのかもしれません。正反対な性格だったから惹かれあったんでしょうね。岡田は、ツンなのに抜けている若宮に淋しさが癒されてしまった?
とにかく、若宮は一人で悩んで、ぐるぐるしちゃいます。生まれて初めての独占欲!Hはやりまくっていたのに恋愛はしたことなかったというのがすごくでていて、胸がきゅーんとなってしまいました。
そんな若宮に、岡田がやさしい!甘えることも忘れないw
一番萌えたのは、愛することで弱くなった若宮ですね。
なにしろ、タチを譲らなかった人生で初めてその立場を明け渡したんですからねwww
愛ですね。リバになる瞬間に萌えまくりました。
犯した相手を本気で好きになっちゃうというところが、なんともブラックです。相手がノンケだってことでちっとも安心できなくて、女と岡田が話をしているだけでも悶々としてしまうなんてところも、生々しかったです。
若宮の恋心は読んでいて切なくて苦しかったけど、総じて甘い仕上がりです。
あくまでも木原センセのレベルで見たら、ですが。
マラソンが岡田のキャラを上手く表現していて、爽やかです。そこでまた悶々と悩んでいる若宮が残念で、またきゅーんとなっちゃいました。
くせ者の谷脇がとても気になります。
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強姦しようぜ!で3P始めた谷脇がキャラ立ち過ぎてて笑うしかなかったです。
受けが攻めに「なんでお前働いてるの?」って言ったときもかなり笑えました。お前もたいがい人間性が欠落してんな!wwと。
従順で絶対の愛を寄せてくれて裏切らない攻めは好きだけど、
受けがヒステリックでドコガイイノー?でもこの作品終始笑えるしギャグ小説だからいいのかー?となんか毛色が違った感じでした。
自分で自分が愛せない受けは、攻めの愛を試し続けるってことで、安定を図ろうとしてるどうしようもなさを、
谷脇とどっこいどっこい若宮もダメな人だって認識して読めればケラケラ笑って読めるかもです?
谷脇が当て馬のくせにラスボスすぎて受けが小物に見えてしまってなんかもう、谷脇に全てもって行かれてしまうくらいインパクト強かったです谷脇。
岡田も好きだけど!