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ーーー妻ではなく彼の女でいたいーーー
今は亡き荒木陽子さんのエッセイ集。
アラーキーとの結婚式から日々、旅の過程を真っ直ぐな目で描いている。
文章の端々から、愛情深さが見えてきて、夫のことをとてもおもしろがっているのも素敵だなあとおもう、一方で、彼をこんなに深く受け入れる人はきっといないだろうとも。
あらゆる局面で過激な彼の行動をここまで肯定できる女性も珍しい。陽子さんも刺激の人なのだろうと推察する。
披露宴の映像でヌード写真を披露してしまうところとか。
電通勤めから出会い、結婚後すぐに独立してしまい、はじめは生計をたてるのも難しかったろうがこんなに有名になって、母親にこうなると予想していたのか聞かれたときの陽子さんの一言が素晴らしい。
「有名になるかどーかは解らなかったけど、この人と一緒にいれば、私は幸せになる、と思ったわ」
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いちいち官能的だったのと
陽子さんと食事を共にしたくなる
きっとすごく綺麗にどエロく食べるのだろうな〜
いいよなぁそんな女性
芸術家が惚れるわけだよ
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色めかしい愛の記録。亡くなってしまっているようだが、筆者の言葉を借りれば記録として残せたということは愛が続いていたということであり、タイトルの愛情生活はまさに!ということになる。不思議な読了感。