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表紙と人物イメージがだいぶ違った。そこでニアBL要素必要なのかと思うところもあったけれど、読み物として概ね面白い。
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最初から普通ではないと主人公たちの話。実は特別、というパターンが多い中で主人公たちが最初から特別な存在(羨ましがられる特別ではないが)なので、そのあたりのカタルシスはない。
内容はまとまっていてハッピーエンドかつ話の続きも気になる構成で簡潔。書き慣れて、あるいはこなれている文章なのでこのあたりも熱量やカタルシスはない。形振り構わない力強さというのがちょっと欠ける作品。とはいえエンタメとして読むにはかなり楽しめた。少し怖い現代ホラーを読みたいならばおすすめできる。
少し気になったのがブロマンス風というか、少しBLの気配を感じたところ。指を舐めたり、その指を見つめちゃったりするシーンは蛇足感があった。果たして必要だっただろうか。個人的にはご褒美です!ありがとうございます!という気持ちでしたが。
問題解決後も熱い言葉をかけたり、その言葉に込み上げるものがあったりとしていたので発展しない(肉体的には物理的に無理な設定なので)プラトニックラブ系になりそうな気配を感じました。いやホラー文庫なのでそんなはずないのですが。
そもそもがブロマンスを求めての購入ではなかったので、うさみちゃんの顔をしつつ得をしたのかホラー文庫でいいのか読了後は疑問符を浮かべている。
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もう最初の設定からして良かった!好き!
話が進むにつれて、微妙にBLな"かほり"も匂わせてるような気もするけれど、そんなんなくても楽しめると思います!兎にも角にも、輝はアツくていいやつ!そして、多々良は最初諦め切った冷めたやつだったのに、どんどん輝に影響されていくのが微笑ましく可愛いですね!
幽霊もの・陰陽師系が好きな人にはおすすめなんじゃないかな〜。
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車椅子の青年・多々良は、祟り神を封じる「夜見師」。
金髪の家政夫・五明輝は、曽祖父の時代にかけられた呪いのため、20代半ばまでしか生きられないという期限付きの青年だったが、多々良の秘密を知りつつも自ら「夜見師」の世界へ飛び込んでいく。
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読んでいるとなんか続きが気になる。
多々良と輝、2人のやりとりも面白く、主従関係のようだけど実際はお互いを認め合って大切に思ってるような、そんな関係が見ていて気持ちいいのかもしれない。
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#読了 呪いのせいで余命3年あるかないかの主人公という、とにかく行く末が気になる始まりだったけど、この巻で無事呪いがとけて良かった。
祟り神を封じる神社や祟り神を斬る夜見師などの設定は面白いし、人間が祟り神になってしまう過程は悲しい。輝が絆されてしまうのもわかるし、多々良がそれはやめて!って思うのも納得できてしまう。
概ね面白いんだけど、多々良と輝の関係が時々BLっぽいのが少し気になってひっかかってしまう。もう少しマイルドな方が好みだなぁ。
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妖もの、霊が見える人等の設定が私の好きな分野でした。話も読みやすくサクサク進みますが、少し物足りなさも感じながらも続きが気になって一気に読んでしまいました。
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カバーイラストを見た印象通りのキャラクター小説。
そのキャラクターにイマイチ魅力を感じず。
例によってというか案の定のBL匂わせ。
祟り神というからにはどんな壮絶な祟り方をしてるかどうかの描写がほぼないので恐怖無し。
そもそも物語の中で誰もなにも怖がってないしね。
祟り神になる理由なり条件なりがそんなに特別でない。悲劇と言えば悲劇だが。
あぁ、そこがある種の怖さではあるのか?
1話での女性なんかはその後に祟り神になってそうな勢いだったのにそれはなれないのね。
こちらの想像を超えてくれる物語ではありませんでした。
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とても読みやすかったです。ホラー文庫とありますが、ホラーではないかなと。
次の巻も読んでみようと思います。
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なんだか狐につままれたような読後感だった。
結局、屋敷のバイトは何なのか、スッキリしない。続き物のようなので次巻から世界観が広がってくるのかもしれませんが……。サクサク読める文章は上手いと思いました。なのでもっと尺を取って掘り下げた世界にしてほしかったです。