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ミステリーを探していて、ダ・ヴィンチのBOOK OF THE YEAR 2019の号で誰かが太田愛さんを薦めていて、シリーズ物の始まりの本書を手に取った。
展開も結構あり、伏線もあり、ここから下巻でどう収束させるかと期待が持てる流れで上巻は終えた。
ここまでの感想は上からだが、悪くない。
冗長的な点があり、筋を急ぎ結構読み飛ばした。
真実味を増すために積み重ねるのは致し方ないと思うが、
わたしには説明過多に感じる箇所が多かった。
それだけ先が気になる展開だったとも言える。
なんだかんだ、これから下巻を読み、
シリーズを全部読むことになるんだろうなと思わせる上巻だった。
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面白い!
修司と鑓水、相馬との出会い。
メルトフェイス症候群、あまりにも辛い症状なのでフィクションでよかったなと。
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2020/1/28読了。
初めて読む作家さん。
評判通り、目に浮かぶような描写とテンポの良い段取りで、読みやすい。
ただ登場人物たちの過去をそれぞれ掘り下げていくくだりがかなり長めで、もう少し簡潔でも良いのでは?と感じたのは否めない。
事件の背景をはっきりと浮き立たせるため、また下巻へうまく繋げていくためには必要なのかもしれないが。
下巻に期待。
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白昼の駅前広場で通り魔事件にあった主人公。怪我を負うものの助かったが、搬送先の病院で見知らぬ男から「あと10日生き延びろ」と言われる。
その直後、暗殺者に狙われていることが分かり再び襲われる。
なぜ自分が狙われるのかという謎にどんどん近づいていく面白さと、暗殺者に狙われているというスリルでとても面白かった。
登場人物も多いけれど、それぞれに人生があって、お金のため、家族のため、背景がしっかり分かるのが良かった。
一気読みです。
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理由もわからず命を狙われる青年。同じ場所で襲われた他の4人との接点もなく、無差別殺人かと思いきや、何かしらの目的があって狙われている模様。
全く共通点も交流もない5人が、何故狙われた(修司に至っては、現在進行形で狙われ続けている)のか。
一方でメルトフェイス症候群関連の話。とある食品の問題隠蔽に関わった人たちと被害者たちの話も並行して進んでいくわけですが、これらの人や問題が修司たちとどのように絡んでくるのか。
そうした謎の真相にじわじわと近づいていく流れに、強く引き込まれました。面白すぎて下巻への期待値が爆上がりしすぎ、拍子抜けな真相や結末だったら……と、逆に不安になってしまうほど。分厚くて文字も小さい本ですが、速攻で一気読みでした。
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「幻夏」の評判が良く読もうと思ったらシリーズ物であると知り、シリーズの最初の物語である本書を購入した。
上下巻で長編であるが、一気に読まされた。
流石、あの相棒の脚本家の作品だけのことはあると思った。設定が細かく登場人物について丹念に描かれているが、その為話しが長く評価は分かれるようだ。
正直に言うとお腹がいっぱいである。最後は若干冗長のように感じた。
著者のデビュー作であることを考慮したが評価は少し低くなった。
しかし、「幻夏」「天上の葦」とシリーズを読むことになると思う。
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衝撃的な書き出し、スロモーションで次々と起こる惨劇が思い浮かぶ。理由が分からなかった白昼の事件が、徐々に繋がりを見せるある企業の問題。幾つもの何故が一つずつ解かれていきながら下巻へ
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2020.07.読了
先に天上の葦をよんでしまったのは間違い。
やはり犯罪から入らなければ!
犯罪の結末がビシッと決まらなかったことで次の話につながるということもあるが、
私の性格上勧善懲悪の結末はやはりスッキリするものであるので、それが原因の☆4つ
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内容(「BOOK」データベースより)
白昼の駅前広場で4人が刺殺される通り魔事件が発生。犯人は逮捕されたが、ただひとり助かった青年・修司は搬送先の病院で奇妙な男から「逃げろ。あと10日生き延びれば助かる」と警告される。その直後、謎の暗殺者に襲撃される修司。なぜ自分は10日以内に殺されなければならないのか。はみだし刑事・相馬によって命を救われた修司は、相馬の友人で博覧強記の男・鑓水と3人で、暗殺者に追われながら事件の真相を追う。
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幻夏を購入した後、こちらを知り上下巻を購入。
幻夏を読む前で良かった。
初作家さんでしたが、白昼の無差別殺人に始まりどんどん引き込まれていった。
下巻が楽しみだ。
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上巻下巻ともに読了。
こんなに上下巻を短時間で読んだのは初めてな気がする。なかなか厚さもあるけど、その厚さが、あとこれだけ読めるという楽しみに変わることはそうそうない。
やはり、好みである太田愛ワールド。
修司が大人びすぎるけど、そこは鑓水と相馬の人間臭さでカバーかな。。
単なるミステリーで終わらないところが著者の良さ。
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最高に面白い。
最初はバラバラのエピソードが徐々につながっていく。
何が起こっているのかわからず、展開が楽しみ。
トリオが魅力的。登場人物が次作にも登場して、そうだったのかと思わされる。
まるで、アクション映画を見ているような、動きのある文面。流石、名脚本家。
マスコミ、大衆の怖さを認識させられる。
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これは面白い!
育児に追われて寝不足なのに、合間を縫って読み始めたらとまらずに余計に寝不足に...
白昼の駅前で5人の男女が通り魔に襲われ、4人が死亡。犯人は違法薬物を服用しており、犯行後に死亡。通り魔による無差別殺人として事件は解決するかと思ったが...
生き残った修司の元に、1人の男が現れ、「あと10日生き残ってくれ」と告げられる。その後も命を狙われる修司と、この事件の捜査をはずされた警察の相馬、その友人の遣水の3人で事件の解決を試みる。
時々時系列が遡るので、書かれてる年月をきちんと確認した上で読み進める必要はある。
とにかく先が気になって仕方ない。
きっとこうなるだろうと予想をしても、更にその上をいく展開に。
下巻も一気読みだろうなー。
この作品が小説デビュー作とかすごすぎる。
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「犯罪者 (上・下)」(太田 愛)を読んだ。
次から次へと我々読者の気を逸らさせない力強い物語展開に脱帽です。
登場人物のキャラ立ちもいいですね。
憑かれたように読み進めざるを得ない力作。
まあ細かい突っ込みどころは置いといて、やはり私はこの作品はお勧めできると思います。
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事件の真相を紐解くキーが徐々にポツポツと提示されて、それらがどこで繋がっているのか推理していくタイプ。 単純な謎解きだけじゃなくて、社会に向けたメッセージが詰まってる。人の人生より大事なものなんてない、と改めて思わされた。 頭が回るほうじゃないので、登場人物も多く割と複雑で状況把握にも多少時間かかったけど、ノンストップで一気読みだった!