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途中で事件の大まかな背景がわかってくるものの、まだ下巻が残っているからそう易々と終わらなそうな期待がある。
テレビの脚本家さんだけあって、第一章の導入部から一気に掴んでくるなぁ。何層にも重なった謎が少しずつ解かれていくおもしろさに夢中になって臨場感あふれるスピーディーな展開に怒りが湧いたり悲しんだり緊張したり、感情が目まぐるしく推移して途中で飽きることがなかった。幼児がいる身じゃなければもっと気楽に読めただろう。
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久々に一気読みしてしまう作品。
次々に絡み合う事件を、スピード感を持って繋いでいき、全く飽きさせない。
見事!
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太田さんが書かれたドラマ『相棒』は見ていましたが、小説を読むのは初めてです。流石に人気ドラマの脚本を書かれていただけのことはあって、癖のあるキャラの作り方や、映像が思い浮かぶみたいな場面の描き方が上手いなあ。積み上げられていくエピソードの熱量もこれでもかってくらい凄い。色んな登場人物が繋がって事件の背景も分ってきたのに、更にボリュームたっぷりの下巻に続くなんて、まだ、これ以上の何かがあるんですかね?わくわくしながら下巻に突入します。
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怒涛の展開とは、まさにこの事!二転三転して物語が繋がっていく感じ、大好物でした(*`・ω・´)油断できない!まさに窒息寸前!笑 ちなみに、実写化する場合、修司は必ず二宮和也でお願いします。笑
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文庫版再読。
もうシリーズとして定着してきた感もあるので。初読の時とは違い、主役三人はまあ無事だろうという安心感があるはずなのに(笑)。それでもはらはらどきどきさせられてしまうのには変わりがありません。圧倒的なリーダビリティ。やっぱり凄い。
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強い意志と行動力を持つ少年と、生真面目なはぐれもの刑事と、飄々とした元テレビマン。主人公達の取り合わせだけで既に萌える!どんどん展開していく事件を3人がどう決着させるのか、後半が楽しみっ。真崎さんに生きてて欲しい!
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著者は初読み。
『相棒』などのテレビドラマの脚本家ということだが、その面目躍如ともいえるストーリー展開のエンタメ。
通り魔殺人事件あり、企業の反社会的行為に隠蔽工作あり、幼児を襲う奇病あり、産業廃棄物の不法投棄問題あり、さらに様々な人物が入り乱れ、息を持つかせぬほどの目まぐるしい場面の連続に、たちまち物語の虜になった。
著者にとっては、この作品がデビュー作らしいが、とてもそうとは思えず、やはり脚本家での経験のなせる業か。
通り魔殺人事件の生き残りの少年、警察内で浮いているはぐれ刑事と元テレビマンの友人、この三人が、時には巧妙なブラフ、時にはとぼけたユーモアで、謎を究明すべく事件を追いかける。
目まぐるしい展開に、下巻も楽しみ。
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ドラマ『相棒』ファンならこの著書が気になって仕方ないでしょう。名脚本家=名作家とは限らず、ながく読まず言いましたが、先日やっと読了。三作を一気に読了するほど面白かった。
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これが最初の小説とは思えないが、 よく調べると、テレビの相棒の脚本書いている人であったとは。でも脚本と小説は違うな。しかし、結構重いネタから鑓水、修司、相馬という3人キャラで結構進む。ただまだこの本では助走のようなもの。下巻に行こう!
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1冊この厚さで、しかも上下巻の長丁場。たじろぐも、読み始めたらあれよあれよとスルスルと。修司はこれでまだ18歳くらい?それにしては世慣れた考え方と行動力とにビックリだわ。上巻で事の真相はほぼ掴めるのだけれど、まだあと半分あるということは、ここから先も驚くべき事やどんでん返しとか仕掛けがあるのかな。
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これは、なかなか……
天上の葦を先に読んでいなかったら挫けそうな回りくどさ。
天上の葦を読んでいたから、この一見いらなさそうに見えるシーンもあとあと大事になってくるんだろうなーと思って読む事が出来たけど……
あの三人が出会うきっかけの事件だし……と思って頑張って読んだよ。
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読み終わった、ウソ(;´Д`)
読み進まなかった⤵︎ ⤵︎
画面がコロコロ変わる
急に新しい登場人物が出てきて、後から人物説明が入る
中心となる人物が多い
説明が長々と続く
こ難しい言葉が繰り返し出てくる(ex.胴間声)
…と、自分好みでない書き手さんでした。
半分以上頑張ってみたけど、眠気に勝てず、内容も入ってこず、こりゃダメだと断念。
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背表紙のあらすじを読んで面白そうだったので購入。
謎の展開に「何がどう絡んでこうなってるの!?」とどんどん先が読みたくなります。
修司、相馬、鑓水が主要な3人なんだけど、私はあんまりこの3人には魅力を感じず。
特に修司には、お前殺されそうになったのによくそんな外ウロチョロできるな……と呆れてしまった(笑)
真崎が脇役だと思ってたらどんどん事件に絡んできて驚きました。
ただ、最近「この章ではこの人物が主役(というか語り手)」、みたいな話に慣れてるからか、二三行前までは相馬の心情だったのに今は鑓水の気持ちかい、みたいなのが多くてちょっと読みにくかったです。
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一気に読める。登場人物は多いが巻頭にまとめがついているので問題ない。とにかくリアルにかかれているある病気が、本当は存在しないと知って驚き。修司を池松壮亮とかで実写化してほしい。
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出だしからぐんぐん引き込まれる。天上の葦を超える予感にワクワク。
小さな伏線もあとで必ず効いてくるところはパズルのピースがカチリ、カチリとはまっていくような爽快感。
10日間、無事に逃げられるのか!天上の葦にも修司が出てきたから、無事だとわかっていてもハラハラする。物語の着地点が見えない恐怖と期待感。
これがデビュー作だという太田愛。脚本家というだけあって映像にすれば面白いのはわかっているけど、小説としても十分堪え得る筆力。なんていう作家だ!