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投稿者:猫山 - この投稿者のレビュー一覧を見る
仕事の参考に購入しました。フィンテックがどういうものか全くわからない状態で読み始めましたが、効用や全体像といったことについては理解できたと思います。
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フィンテックは恐るべき可能性を秘めている。その進化のスピードは秒レベルかもしれない。
いま、我々が一所懸命取り組んでいるさまざまな業務がコンピュータで処理されるようになるだろう。
かつて、コンピュータ、パソコンの登場で多くの職業が失われたように。
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先日利用者数が500万人を突破した自動家計簿、資産管理アプリ、マネーフォーワード。そのアプリを開発した株式会社マネーフォーワードの社長(辻庸介)による著書。内容はこれから近い未来に金融業に変革をもたらすfintechについて、近年トレンドになっている理由から、fintech企業の新たな金融サービス、fintechがもたらす未来を紹介した入門書。
近年トレンドになっている理由
①技術開発コストの低下
〜技術開発コストを押し下げた理由〜
a.オープンソースソフトウェアの進化
b.クラウド化
c.API化
②サービスを普及させるコストの低下
→iTunesやgoogle playによる無料公開
③ユーザーのサービスに対する期待の高まり
→金融サービスを選択する基準(便利さ、中立性、情報の透明性)がwantからmustへ
新たなサービス
・個人資産管理、業務支援、資産運用、融資、クラウドファンディング、決算、保険、不動産、ブロックチェーン、セキュリティ
例えば、マネーフォーワードでは2580以上の金融機関に対応していて、利用している金融機関の口座番号とパスワードを登録すると自動で家計簿・資産一覧を作成してくれる
fintechの今後
・多くの金融機関がfintech企業とパートナーシップを組んだり、差別化をはかる新たなサービスの提供、企業の買収などが活発に行われ、金融機関の破壊、分解による再構築、再編成が進むとされている。
感想
・ユーザーに受け入れられているfintech企業は共通して、圧倒的な使いやすさを追求していて、それはつまりユーザー第一であり、専門性が高いベンダーが開発したということが重要視されない時代になっていくんだと感じた
・ユーザーの目が肥えていく中で、ユーザーのニーズを瞬時に汲み取るスピード感は承認プロセスを必要とする大手には手を出しにくい領域であり、まだまだ未開拓な分野が以外と多いということが発見だった
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マネーフォワードのお二方によるFinTechの入門本。
入門とうたってるだけあってとても平易に書かれていたのではないかと思う。
米国の事例だけでなく、日本の事例も多く載っていたために
よりFinTechが身近に感じられるようになった。
個人的にはもうちょっと技術的(IT面でも金融面でも)なほうが読み応えがあって良かったかなあと。。。
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テクノロジーの進化を妨げたり、無視したり、邪魔したりしたいものはそうするがいい。ただ、テクノロジーはそんなあなたを避けて進化し、あなたは時代に取り残され、忘れ去られるだけだから。
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fintechの入門書としてとても良書。
フィンテックって言葉はよく目にするけど何?自分に関係あるの?って人にはおすすめ。
fintechって言葉自体は流行りのワードに過ぎないかもしれないけど、要は金融サービスにITが本格的に入り始めて色々なことがすごく便利になるよって話。
ネット証券、ネット銀行といった一昔前から既に始まってるサービスから、今広がっているサービス、フィンテックの未来像までをわかりやすく整理していて読みやすい。
著者の会社の出してるマネーフォワードや似たような家計簿アプリは使ったことがある人も多いかもしれないが、銀行のデータ等と連携させるととんでもなく便利。さらにクラウド会計とか、本当に革命的に効率化が進んで税理士さんや経理の単純業務はこれからますます仕事が減ると思う。まさにイノベーション。
フィンテックはすでに直接肌で便利さを感じるレベルにあって、その進化スピードもすごいものがある。非常に面白い領域だと思った。
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今話題のフィンテックとは何なのかを具体的なサービスを紹介しながら説明してあってわかりやすかった。
今後は銀行もAPIの提供で様々なサービスと連携していく未来になるんだろう。そう遠くない未来に。
でもマイナンバーぐらいで大騒ぎする日本人に金融情報のクラウド化やキャッシュレス化は欧米みたいに普及するのか、少し心配になった。また、世界から取り残されなければいいけど。
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FinTechとは金融とテクノロジーの融合。
開発コストが下がった3つの理由
オープンソース・ソフトウェアの進化によりプログラムが簡易になった。
インフラのクラウド化。
API化の浸透によりデータ連携が簡単になった。
スマートフォンの普及が背景にある。
・個人資産管理(PFM)
資産をスマホで一元管理
・クラウド会計サービス
(スマホ決済サービスと連携)
・資産運用
ロボアドバイザーによる運用指南
・融資・ソーシャルレンディング
FinTechを利用した融資判断
借り手と貸し手をつなぐシステム
・クラウドファンディング
融資型、投資型、寄付型(ネット上で募る)
・決済
スマホ決済によるキャッシュレス化
・保険
ネット保険、DNAや健康習慣による新たな保険
走行距離やドライバーの腕により決まる保険
・不動産
Airbnb、オンライン上で売り手と買い手をつなぐ
スマホを使った鍵や防犯カメラ
・ブロックチェーン、仮想通貨
分散型台帳システム
・セキュリティー
生体認証
FInTechについておおまかな内容がわかる良書
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話題のフィンテックに関する入門書。カテゴリーわけがきちんとされていて理解しやすい。入門書としては最適。
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fintechって何だろうということで、現在利用されているフィンテックサービスの紹介、今後どうなることが予定されているかの概観。とっかかりとしては良いと思う。
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私もサービスを利用させて頂いているMoney Forwardの辻さんがまとめられたFintechの最近の動向についてまとめられた書籍です。タイトル通り,Fintechについての導入書という位置付けで,現在の動きとその概略を把握するためにはいい位置づけの本かと思って読んでいました。この世界はこれからしばらくは大きな動向があるかなと思います。その動きを把握するためにも,まずはこの本に記載されているような内容はきっちりと押さえておかないといけないなと思います。
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FinTech入門 2016/4/14
著:辻 庸介、 瀧 俊雄
辻 庸介氏は、マネーフォワード代表取締役社長。ソニー㈱、マネックス証券(株)を経て、2012年㈱マネーフォワードを設立。
瀧 俊雄氏は㈱マネーフォワード取締役。野村證券㈱入社。スタンフォード大学MBA終了。その後㈱マネーフォワードに参加、Fintech研究所長を務める。
FinTechとは、金融(Finance)とテクノロジー(Technology)を組み合わせた造語で、金融と技術の融合のことを言う。金融とテクノロジーの融合が進むことで、金融業界の構造変化を引き起こしながら、新たな金融サービスが次々に生まれ、ユーザーはこれまでにないメリットを享受できるようになる。
激動の時代の中、金融サービスも大きく変革するタイミングが、今まさにやってこようとしている。テクノロジーによって、世の中の役に立つあたららしい金融サービスを創ることができるにちがいない。この時代の胎動こそが「FinTech」なのである。
本書の構成は以下の3章から成っている。
①FinTechがやってきた
②FinTechで変わる新たな金融サービス
③FinTechがもたらす未来
最近巷を騒がしているFinTech
わかったようでわからないような言葉。
そもそもFinTech自体が成長し変化し続けているから捉えることが出来ていないだけである。そしてその変化のスピードはめざましいものがある。
よくわからないから触れない。
先行者利益を得るためだけではなく、FinTechや金融に携わるものであれば基礎は抑えておく必要はある。
遠い将来ではなくすぐそこにあたらしいビジネスモデルの展開がはじまろうとしている。
柔軟にそして大胆に受け入れるためにも知っておいて損はない概念。
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FinTechで変わる金融サービス
・個人資産管理(PFM)
・企業会計、経営、業務支援
・資産運用
・融資、ソーシャルレンディング
・クラウドファンディング
・決済
・保険
・不動産
・ブロックチェーン、分散型台帳、仮想通貨
・セキュリティ
FinTechがもたらす未来
・ブロックチェーンの浸透
→金融取引の低コスト化?
→メンテナンスコストが下がる
・人工知能がもたらすインパクト
→新しい金融サービスの誕生
・クラウド上のデータが意思決定を主導する時代
→ビッグデータ
→トランザクションコストが下がる
・API提供とその先の未来
→オープンで便利な金融サービス
・金融機関とユーザの関わり方の変化
→金融機関はサービス業としてユーザ満足度を上げる必要が出てくる
・個人情報と社会の向き合い方の変化
→クレジットスコアの重要性
→ユーザの意識改革
◇メモ
新しいビジネスのチャンスがたくさんある
新しい金融サービスがたくさん誕生して便利な世の中になる
お金は手段=ツールだった
・劇的にマッチングコストが減ったらしい
今後お金に変わる新しいツールが生まれるかもしれない
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20161217 最近、よく聞く言葉だったのでどんなものか確認するために読んでみた。便利な世の中になるのかも知れないがイメージが追いつかない。財布はしばらく使いそうだ。
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ブロックチェーンとかフィンテックとか、よく聞くけど、いまいちよく分かっていなかったので、読んでみた。なるほど、金融業界はこんなにことになっていたのか。金融関連のテクノロジーって資産家向けのものというイメージだったけど、これからは一般の人向けのサービスが最新テクノロジーの本流になってくるのかも。
確かにフィンテックでいろいろと便利にはなるのだろうし、実際に利用する機会も増えるのだろうけど、その一方で、本当に信用して大丈夫か?という不安もあり。どんなに便利なツールも悪意をもった人にとっては金儲けのネタ。高度化したツール自体が情報の格差や非対称性を拡大させる傾向があるので、自衛のためにも世の中の動向や最低限の知識は持っておきたいと思う。